小旅行:Point no Pointにて。

2泊3日の家族旅行。チューイと一緒の泊りがけの旅は始めて。

さぁ、覚書き!長いです。

窓からの景色

まず結論。

  • 思い切って行って良かった
  • どんなに小さくても新しい経験は心と体の良い刺激になる
  • デジタルデトックスの必要性

私たちが宿泊したのはPoint no Pointという昔からある「リゾートキャビン」。我が家から東にすぅーーっと行って1時間半もかからない。

ビクトリアのダウンタウンからだと1時間強。ただ、最近の交通渋滞はずいぶんひどいので、通勤ラッシュを避けてもGoogle Mapがいう時間よりもかかる。途中、予想外の道路工事による交通規制があり、半時間ほど遅れてついた。ゲートをはいってすぐにあるのがメインの建物。受付窓口の外側に「フック」が並んでいて、チェックインの時間になると鍵と「説明書」がかけられる。帰るときには同じ場所に鍵を引っ掛ける、というわけ。

ほんの1時間半強のドライブでしたが、もうココで私は疲れていた。苦笑。

ブログでも何度も書いたけれど、私は運転が苦手です。好きになりたいけれど、なかなか「楽しい!」って思えない。「運転大好きだわ〜ん♪」と言いながら毎回運転したら好きになるよ、と友だちに言われてやってみたこともあるけれど、効果はなし。今回、始めて運転する道は結構うねうねしているところもあった。地元民はみなさんめっちゃとばすので、何度もあおられた。しかも!到着する半時間ほど前に、突然ピーっと音がなり見たこともないアイコンがダッシュボードで点滅し始め、ドキリ。家に帰って調べると、タイヤプレッシャーが下がっていた警告サインだったという。。。

以前の相方は、私の隣りに座っていると緊張するらしく、運転中に何度も「指摘」をとばしてきた。これがまた、ギリギリのところであーしろこうしろ(右に移れ、ここでマガレ!とか)と言うもんだから、余計に危なくて。彼を乗せて運転するというのも、長いこと私のストレスでもあった。

が。これも歳のせいか、最近はずっと私が運転しているので慣れたのか、今回は穏やかに静かに座ってくれていたので助かった(安全だった。笑)。私にとっても良い練習になり、少し自信もついたかな、と思う。←これも今回得たもののひとつ。笑

一つ前の投稿にも書いたけれど、このキャビンにはWiFiがない。スマホのキャリアーのデータプランも繋がらない。メインロビーのある建物には、昔の(というのか?)Land lineでつながっている電話があり、ローカルコールなら無料で使える。その建物の中だと無料WiFiも使える。滞在中、一度だけロビーのWiFiを使って両親に「無事に着いたから」と連絡した。あと、ネットのないところにいます、というポストをひとつインスタにもあげた。

デジタルデトックスは心地よかった。

写真と動画を撮るのにスマホを使ってしまったけれど、それ以外は何に使うこともなく。すると、流れる時間がとても豊かなものに感じ始めた。なんていうのか、心地よい重みを含みながら流れていく、そんな感じだった。朝イチで散歩に行き、ホットタブに浸かり、コーヒーを入れて本を読む。まだ読んでいなかった原田マハさんの「永遠をさがしに」を一気読み。チェロ奏者や音楽の名前が出てくる度に、スマホに手が伸びてしまった。笑。どんな音楽?どんなアーティスト?と、その場で聞いたり調べてみたくなって。ネットがないので、仕方なくメモをした。

スマホ、いつでもどこでも「この場ではないどこかと繋がれる」機器、がなかった時代はこんなだったなーと、少し思い出した。そして、ネットを手放したところでは、案外色んなものはあの当時と同じように生きているのかなぁって。私たちが見たり感じたりしなくなっただけで。

相方を散歩にも誘ったけれど、やんわりと断られた。まぁ。彼にとってはきついであろう勾配があるトレールだったから、仕方ないか。以前はハイキングも好きだったから、少しでも歩けたらなぁと思っていたんだけど。チューイがいて良かった。チューイと私は一日2回、しっかりぐるぐる歩き、家の周りで見かける草花や木々との違いや海岸線の違いをチェック。

家から90分ほどのところに、こんな風な自然がまだ十分残っているのって恵まれたこと。空気が澄んでいて、強い風が吹いているわけでもないのに、波音が絶えない海岸。水道から流れる水が家よりも冷たく、やや柔らかかった。

相方は普段はほとんど家からでない。家が心地よく、ずーーーっと本を読んでいる。ネットニュースも含めてだけど。それで満たされているらしい。自分で計画して何かをする、ということもなく、予想外の出来事なんてほとんどおきない。ツンとつつかれるような刺激もチャレンジもない。安全地帯で好きな読書をする。頭が鈍っていくのも当然だ。

以前は「残りの人生、そんな風でいいのだろうか」と、私が心配した。本人に聞いたこともある。彼に言わせれば「それがどうした(What’s the problem? I’m happy like this.)」なのだ。私だったら絶対嫌だ。なんだかもったいないしちょっと恥ずかしいじゃないかって。でも、あるときからは「それも彼の人生なのだから、私が線路を敷いて石炭くべて、機関車しゅっぱーつ!なんてことする必要はないんだ」と思った。

初日、キャビンに到着したときには、相方はかなり疲れていた。車に座っていただけだけなのに、いつもの心地よい「巣」を離れ、私の運転に付き合い、ストレスレベルも上がったんだろう。キャビンに入るなり「寒い寒い」と言って持ってきたフリースをはおり、私は小さな暖炉に火をくべてあげた。夕食はレストランに行ったものの、彼は始終ぼーーーーーっとしていて、それはいつも以上の「ぼーーーーー」だった。「おい、大丈夫か?」と少し心配してしまった。でも一晩あけるとすっかり表情が和らぎ、気持ち穏やかに窓からの景色を楽しんでいた。

ホットタブというものを始めて試した♪

すべてのキャビンの海に面したデッキに設置されているんだって。いやね、私、今まで「ホットタブなんて、ケッ」って思ってたのです。温泉、お風呂は大好きなのに、ほらよく、テレビや映画に出てくるのってパーティーシーンとかが多くてちょっと「不健全?」なシールがくっついているような。笑。そんな偏見をもっていた。

のですが。

ホットタブ、大好きになった。笑

気持ちよかったー!

これねー、到着する前にちゃんと適温に設定されてたよ!40度。衛生のためにカルキが少し入っているのがわかった。かなり深くて肩までとっぷりと浸かれる。風はまだひんやりとしている中、適温のお湯に浸かる。波の音や鳥の声が聞こえてくる。色んなものがするするとほどけていった。運転でばきばきになった背中も!(←大げさな。笑)滞在中、6回くらい入った。プライベートで誰も見ないので、すっぽんぽんで入れた。水着着ないでいいのが嬉しい。

相方に、また「No Thank you」と言われるかと思ったら、「僕もはいってみたい」というではないか。2,3段の階段を上がって入らなきゃならないので、足腰弱い彼がひっくり返ったらどうしようーーーと心配だったけど、それは見せず。腰を据えてサポートし、ちゃんと入れました〜。

すっごい喜んでた。肩まで浸かることで、右上半身の慢性の痛みもすぅ〜っと楽になったみたい。本当に気持ちよさそうでした。これだけでも、来た甲斐があったねー。

今回、私が勝手に決めて「行こう!」と連れ出したわけだけれど、私たち二人にとっても、チューイにとっても良い刺激になりました。始めてのことをする、ちょっとした刺激を与える、って心と身体にとってとても健康なことだなぁと実感した。彼が全く同じように感じたかどうかはわからないけれど、「行ってよかった、楽しかった。」と言ってたからヨシ。

部屋の様子や散歩写真、たくさんありすぎたので端折って、、、スライドショーにしてみたよ♪

また、ちょっと頑張って計画して、うちの男衆どもを連れ出そうかな、と思えたことも私のお土産でしたー。

晴れた午後の散歩模様の動画はココです

 

「小旅行:Point no Pointにて。」への6件のフィードバック

  1. さほど遠くない所にこんなリラックスできる場所があるなんて、なんて素敵な。
    家が一番ゆっくりできて良いって思う人も多いし、それも理解はするけれど、いつもと違う場所で、ほんの少しいつもと違った感覚を持って過ごすのは、決して悪いことじゃないって思うのです。出かけてみれば、案外心配事もない。キャビンの景色と自室の景色は違うのに、いつもと同じ家族で過ごしている。これって、最初の一歩さえ踏み出せば、大丈夫なのかなって思います。
    もちろん、小さな一歩であることが重要で、冒険する話じゃないです。
    ホットタブもいいですね。私はお風呂が大嫌い。冬でもシャワーで済ませてしまいます。せっかくの温泉にもあまり浸かりません。のぼせてしまうんです。でも、時々こんなホットタブに浸かりたくなります。パブリックじゃないから、水着を着なくても良いのも良いですね。本当に解放された感じがあります。鳥の声を聞きながら、風を感じながら、ゆっくりと体をほぐす。苦手なお湯が気持ちよく感じる瞬間です。

    1. Tanuさん、コメントありがとうございます♪
      そうなんです。渋滞がなければ1時間ちょっと、それもハイウェイを避けて裏道の海岸沿いを走ってその距離ですから、それほど遠くないですよね? 運転好きのひとだったら、あのグネグネ道が楽しいんだと思います(私はドキドキでしたが)。
      Tanuさんのコメントの:キャビンの景色と自室の景色は違うのに、いつもと同じ家族で過ごしている。 という部分には、私自身がはっとしました。
      相方も、心地よい安全な場所から引き離されて、最初の夜はぼーーーっとして色々と「調整」していたようです。が、翌朝のキャビンからの景色を見て、私が入れたコーヒーを飲み、すごくほっとして安心した表情でした。コレくらいの距離で行ける場所なら、また挑戦してみたいです!

      えー、Tanuさんお風呂が「大」嫌いなのですか??? そんな人もいるのですね〜。笑 
      ホットタブは良かったです。温度調節ができること(そしてそれが保たれること)、深さ、外にあること。きっとTanuさんも好きだと思います!日本の温泉はちょっと「熱いめ」じゃないですか?ホットタブは40度。本当に心地よい温度でしたよ〜♪ 

      1. お風呂嫌い、意外でしょ。もう、子供みたいで、10数えたら出ちゃうタイプです。でも、本当の理由は湯当たりです。それが怖くてゆっくり出来ない。子供の頃からすぐ湯当たりしちゃうんです。だから40度くらいが良いですね。たまには温泉に浸かりますよ。いや、もう過去形かなあ。

        1. 10数えたら出ちゃうって。幼稚園児のようですね。笑
          湯あたりというの、経験したことないのでググってしまいましたよ~。 気持ちよく温泉につかったあとで、湯あたりの症状が出たりしたら残念すぎますね。
          あぁ~、日本の温泉につかりたいです~。

  2. どくとるくま より: 返信

    おおー、よかったねえ!
    ホットタブって、ぬるい露天風呂みたいなもの?温水って痛みにはよく効きますよね。
    そんなに近いのなら、是非リピートして下さい♪
    運転って疲れますよねー。私も仕方がないからしているけれど、嫌いです。地元じゃないぐねぐね道は、積極的に路肩に一時停止して追い越して貰います。

    1. くまさ~ん、ありがとうございますぅ♡
      ヨーロッパではホットタブってあまり使われて(設置されて)いませんか?場所も取るしメンテがめんどくさそうなものなのですが、今回利用してみて「気持ちいい!!」と感動しました~。
      そうですね、ぬるめの露天風呂。温度設定ができるので、もっと熱くもできるのでしょうが、40度っていうのがなんとも心地よかったです!こういうので小さな五右衛門風呂サイズのがあったらいいなーなんて、検索しちゃいましたよ。笑
      えええっっ!くまさん、運転、きらいなの?!?!意外っっ! ハードロックとか聞きながらがんがんとばして運転しているイメージでした!

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