週末は北風がごうごうと吹きすさび、ずっと家に引っ込んでいた。珍しくお腹の調子がイマイチで食欲がなく、食欲が無いと何を作っていいのかよくわからず。夕食もオムレツとトースト。Gusをお風呂にいれて、犬飯作って、甘酒も作りたいし。。。と色々とTo-Doリストにメモっていたのだけれど、何一つせずに終わってしまった。 せっかくの週末を すっかり無駄に過ごしてしまい、少々すっきりしない月曜日。
今週はずいぶん冷え込むらしい。最高気温が2度3度だから、寒い。でも青空+お日さまは嬉しい!
とくにパッとしたこともないので夢の記録。さらっととばしてくださいね♪
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相方と車でどこかに向かっていた。小さな車で山道をことことと。すると道がどんどんと細くなり、しまいには片方のタイヤが道の脇の溝にガタンと落ちて前にも後ろにも動けなくなった。大きな事故でもないのにそこで意識を失った。
病院の救急ベッドの上で目が覚めた。看護婦さんたちが忙しく行ったり来たりしている。自分の体をざっと調べてみたところ、打ち身も切り傷もない。ただ、ほんの少し、お尻の右側の方がじんじんとした。ベッドから降り、ペラペラのスリッパを履く。相方はどこなのだろう? 少し行った先に小さな診療室があり、相方はそこで手当を受けていた。大丈夫かと聞くと、腕を痛めたらしいけれど大したことはない、君は?と。「私も大丈夫。お尻がちょっと痛いだけ。打ち身かも。」と。その診療室のすぐ脇に応急処置用のカートがあった。消毒液や包帯、ピンセットやテープがきれいに並べてある。その中にケースにいれられた「白いキノコ」が目に入った。キノコをひとつ手に取り、お尻のじんじんするところに当てた。スーパーで売っている普通の白いマッシュルームだ。 気持ち、痛みが和らいだ。
相方を待っていると看護婦さんが通りがかり、「あなた、大丈夫?」と声をかけてくれた。「大丈夫です。お尻が少し痛むけれど、さっきそこのキノコをひとつもらったので。」と言ってキノコを見せてみた。看護婦さんは少し眉をひそめ、「場所が場所だから、一応スペシャリストに診てもらっておいた方がいいわ」と、私の手からキノコをとり、タイヤ付きの担架にうつ伏せになるように言った。
言われるままうつ伏せになると、看護婦さんは担架を押して「ベルトコンベア」にのせた。私の担架はそのまま進んでいき、救急室をでて「荷物受取センター」のようなところを通り抜けた。目の前の扉が自動で開く。トンネルのように暗い。緩やかな昇りになり、ベルトコンベアはそのまま二階へと上がっていった。
また扉が開き、そこで担架は停まった。どこぞの古い屋敷の屋根裏を思わせる薄暗い部屋だ。 うつ伏せになったまま回りを見渡すと、目の前にだらしなく白衣を着た男の人が二人。30代半ばくらいと60代後半か。スペシャリストか。全てが古い造りで、本棚も机も椅子も木製だった。歩くときしむ。壁一面には大きな黒板がある。
スペシャリストの一人(年老いた方)が「で、症状は?」と私に聞いた。「えっと。右側のお尻が少し痛むんですけど。」と答えた。すると、50cmほどの「棒(黒板を指すのに使うようなスティック)」でちょんちょんとお尻の右側を突いて「この辺りかね。」と。「はぁ、まぁ、その辺りです。」と言うと、二人の専門医は顔を見合わせ、軽く頷いた。メガネを掛けた若い方の専門医が、「きっと、アレですね。」と年老いた方に言うのが聞こえた。
『なに?アレって?』と少し不安になる。
「何でしょうか? 何か悪いできものとかですか?」と聞いてみた。体を起こし担架に腰掛けて。
年老いた方が、「いやいや、なんてことはない。おそらくハレナシだよ。」
「ハレナシ? ハレナシ?? 晴れ無し? なんですかそれは。」
若い眼鏡の専門医がチョークを手に取り、黒板にささっと図を描いた。
そして言った。「これがお尻だとするとですね、あなたの場合はこちらの右側のほうがやや大きいのですね。そしてこの部分(ペケをつけて)が患部と思われますね。病気ではなく一種の症状です。コンディションですね。ですからですね、これはハレナシなのですよ。腫れ無し。腫れてる部分とそうでない部分ね。」
年配の方が「はい、もう行ってよーし。」と言って机に戻った。若い方が「はい、お大事にー。」と壁のスイッチを押した。私が担架に乗って入ってきた扉が開く。慌てて担架に寝そべる。そしてそのまままた暗いトンネルをコンベアーにのってゆっくりと降りていった。「私は腫れ無しか。相方はもう大丈夫だろうか」
***
ここ最近ずっと左足の膝から腿がカチコチして痛んでいる。もしや。。。「ハレナシ」か?!
あはは。
楽しい夢ストーリーですね。
ハレナシ 新しい病名ができましたね。(^-^)
今さらなんですが~
papricaさんの夢の登場人物は 皆英語を話しているのでしょうか?
日本のご家族や知り合いの時は 日本語?
nonさん、こんばんわ♪
自分の覚書きに書いている夢の話なのですが、読んでくださってありがとうございます。
「ハレナシ」。「そのまんまやーっ!」とツッコミを入れたくなりますよね(苦笑)
夢の中では誰と話すかで使う言語が違ってます。この夢では相方とは英語でしたが、看護婦さんと専門医(これまた何の専門なんだかよくわかりませんが)は日本人でした。家族とはもちろん日本語ですよ!夢の中でははっきりと言葉にしなくてもセリフになっていることもありますね〜。
腫れ無しの解説の絵で声だして笑ったーー。なるほど、そうきたか。夢だけどけっこう筋が通ってて面白い。腫れ無しだとお大事に、とは言わないのかな? でもお大事にね。
mkさん、こんばんわ!
えへへ。。。こうきましたよ。私も「そうくるか?」って思ったよ。でも、起きてから振り返ってみて、「おっさん、そのまんまやんっ!」ってツッコムべきだったな、と反省。
胸やお尻って、微妙に大きさが違ってたりするし、腕や足の長さも少し違うし。そんなことをふと思ったりしていたのかも。
お気づかいどうもありがとう♪
こんにちは~!夢のお話とても好きなので久々に読めて楽しかったです。
ハレナシなるほどー!何か示唆に富んだ夢でしたね……
それと!キンドルでのご出版おめでとうございます!
すごいーご自分で本を作られるなんてカッコいいです!
これ…英国からでも出来るのかなあ…とりあえず日本のアマゾンで中身半分見せて頂きます♪
Saoriさん、こんばんわ!
こんな夢の話に目を通してくださってありがとうございます〜。示唆に富んでますか?! えへえへ。。。あの専門医二人、すっごい意味深に「アレですね…」なんていうから、なにかと思ったら。。。くだらないですよねー。夢の中ではすっかりのせられてしまっていた感じです。
キンドル本、手続きさえすれば誰にでもできるんですよっ!Saoriさんもどうですか?? また手順のまとめなどを書きますね〜♪
メジャーな国のアマゾンなら、私の名前かタイトルを検索すると出てくるはずです。チラ見で見れるはずなので、良ければのぞいてください!ありがとうございます☆
あいかわらず、面白く、かつ不条理な夢!!笑
ベルトコンベアー式に流れていって、最後の扉が焼却炉の扉ではないかと
DOKIDOKI☆しました。^^;
よかった、ハレナシで。笑
下の絵本もいいね~!
出遅れたし、kindleとかやってないから読めないけど・・・。
いつか見られたらいいな♪
真木さん、こんばんわ!
今日、実はふと、真木さん最近どうされているのかなーって思ってたところでした!FBで真木さんのお料理、最近見ていないなーって。
すんません、いつも変な夢で。
で。真木さんっ。そんなっ、扉の向こうが焼却炉だなんてっ!! そんなオプション、起きている時でも私は想像しませんよっ。怖いっ!
真木さんバージョンでもう一度この夢を見たらどうしようー(汗) まぁ、コンベアでゆっくりとあがっていくときには、多少どきどきはしていました。コンベアで降りていくときは、妙な気持ちでしたよ(苦笑) 起きてから思うと、突っ込みどころ多いんですよね。「じいさん、人の尻を棒でつつくなー」とかね。
絵本ね、やっぱり紙で形にしたかったんだけど、コストがね。ま、今回はキンドルでまとめる方法を学べたのでよしとします。
いつか見てもらえると嬉しいな〜☆
あはは、たしかに夢って突っ込みどころ多いよね!!
後で考えると・・・。そうか、棒で突かれたのか・・・。笑
昔、「夢判断」(診断?)って流行ったでしょう?
80年代だったかなぁ、フロイト系の。
あれってなんでも「性的願望」とか「性的抑圧」に落とし込むので
「?!」でした。
たいていは、寝る前に脳が末端でキャッチした残像の気がします。
(流して聞いていたラジオの会話とか、TVや雑誌の写真など)
最近、仕事が忙しくてFBの方も滞りがちです。が、料理はしてるよ!
簡単料理だけど・・・。
あと、今年の6月はイギリス組と南英に行くので、その宿探しに
奔走中です。^^
papricaさんとも旅行したい!いつか。
真木さん、こんにちわ!
そうそう! フロイトの分析すると全てが「性的」な解釈になってしまうので、夢の話を人にすることにはためらいもあるよー。こっちの人はユングよりもフロイトの夢分析を知っていることが多い(ま、性的、となるとそれだけでキャッチーだもんね)ので、「なんでそうなるの?!」的な分析をされることもしばしば(頼んでなくても分析しちゃうひともいるしー)。個人的にはユングの集合的な潜在意識の解釈の方がしっくりくるんだけど、私の夢は日常目にすることや耳にすることや感じたことをぐちゃっとくっつけてストーリーにしているんだと思いますー。夢は自我の支配を受けないとか、心の均衡を保つ作用があるってどこかで読んだことがあるよ。それが本当だとしたら、夢の中では本当に自由で心の健康に不可欠なものなのかな、ともおもいます。
お仕事、お忙しいんだ。体調崩さないでね。
もうそろそろ旅の計画をされているんだろうな、って思ってたんですよー!楽しみねー♪
はい、いつかいつか、真木さんのお供をさせていただきたいです!色々歴史のお話を聞かせてもらいながら…楽しそう~!