ハネムーン in Victoria☆

去年の秋に結婚した妹夫婦にとって、今回のビクトリア滞在は少し遅れてのハネムーンでした♪

多分。「どんなハネムーンだった?」って聞かれたら、「よく食べてよく歩いてよく寝た!」って答えてるんじゃないかな(笑)。うちに滞在すると、とにかく「よく歩かされる」のですよ。

もちろん、私とGusに付合わされて(笑)。

我が家を出発点に、東コース、西コース、マリーナコース、丘の上コース… 中、五日間の滞在中、毎日歩いてた〜(歩かせてた〜)。日本からこちらに来ると時差ボケがひどいことがよくある。ので、「しっかりとお日さまを浴びて、新鮮な空気を吸うのが時差ボケには一番効果があるんよっ!」と、到着した翌日からがんがん歩かせたよー!

でも、不思議と歩けるのです。二人ともそう言っていた。普段、そんなに「歩く」ということをしないのに、ビクトリアだと歩けてしまうのが不思議〜!って。

二人に、「どこか行ってみたいとか、食べてみたいとかないの?」と聞くと、一般にツーリストたちが見て回る観光スポットにはあまり興味がないっていうので。ただ、朝はゆっくりして、私がいつも普通に散歩するところを歩き、家でご飯を食べ、庭でのんびりして… そんな感じだった(笑)

妹はビクトリアには数回来たことがある。前回は、Gusがまだ八ヶ月のパピーだった頃。11年ぶりのGusを見て、「あれ?Gus、太った?」って(汗)。オジサンだからね。

お客さんがうちに来ると、玄関で必ず飛びついてどうしようもなかったGusだけど、今回はGus的にはかなり穏やかなGreetingができましたっ。

もさもさで「ぽてちん(=小太り?)」で耳も遠くなってしまったGusを、「かわいい、かわいい」って言っていっぱいマッサージしてくれた。

よっちゃん、せすじのあたりをわすれずにもみもみしてください。

実家の柴犬ゴン太も16歳で公式に(?)「老犬」。妹も「犬は歳をとるとどんどん可愛くなるねぇ。わたしたちもそんな風に歳をとっていけるといいねぇ」って言っていた。

妹の旦那さんとは、前回の帰国のときに少し話をしただけ。とても気さくでいつもにこにこで、私と同い年なのに少年のようなひとだった。動物や草花が大好きで、驚くほどたくさんの草花の名前を知っていた。庭の隅々までチェックしてくれていたし、鳥の鳴き声に敏感に反応して相方から借りた鳥の本を何度も見ていた。海岸では「小魚がいる!カニがいる!」って嬉しそうに覗き込んでいる彼と、「海藻で足滑るから、もうやめときっ!」とぷんぷんする妹。妹いわく、彼は少々どんくさくて、こういうところですってーんと滑ってiPadを海に落とすタイプ、らしい。でも、本当に嬉しそうに自然と戯れているひとで、そういう一面を見ることができて嬉しかった。ところどころで「寒いオヤジギャグ」をつぶやいて、自分でフォローしている彼を、私と妹は冷たく横目でみていた(笑)。関西ではそれは通用せぇへんで、って。

なにより、こうして一緒に時間を過ごす中で二人が仲良くしているのを見て安心した。

ちょうど父の日をはさんでいたので、こちらの夕食を終えた頃に、実家の両親+真ん中の妹にフェイスタイムをしてみた♪ iPadをぐるぐると回してそれぞれ話しをして、そのあとiPadをもって庭を歩いて見せて。こんな事ができるなんて(しかも無料で!)、こういう面は便利な世の中になったよねー。

本当に、観光客らしいことは何もしなかったような気がするけれど、一日はダウンタウンにお買い物(お土産メイン)にでかけたよ♪ 妹はこちらのヨガウェアのルルレモンのお店にだけは行きたい!って言っていたので、私と妹がショッピング、旦那さんは一人でぶらぶら〜と散策していた。妹二人はホットヨガをするし、母はほぼ毎日ジムでエクササイズをしている。で、トップスとパンツを一緒に選んだ。「お母さんにはコレがいいんとちゃう?」とか言いながら一緒に買物できるのが楽しかった〜。

そうだ☆ カヤックツアーにも行ったんだった! 風がきつい日が多いので、オープンなロケーションよりも、周りを囲まれていて比較的いつも穏やかな「インナーハーバーからのコース」を予約しておいた。平日だったからか、わたしたち3人とガイドさんだけ。カヤック初心者の二人は「ダブルのカヤック」を勧められたけれど、「シングルがいい!」といってチャレンジ。最初はドギマギしていたものの、そのうちに「すぅ〜〜、すぅ〜〜」っと自由に漕いで楽しそうだった。3時間のツアーで心地よく疲れてその夜は爆睡。次回は別のコースか、パドルボードにチャレンジしたい!って言ってた。よっぽど楽しかったみたいです。良かった良かった。

あとは大学も見てみたいというので、最終日に連れて行って職場の人たちにも挨拶したよー。「みんな明るくていい人たちで良い職場だねぇ。それから、この緑!こんなに大きな木々がたくさんあるキャンパス、最高!」と、二人は感心していた。本当にそのとおりです。こうしてたまにお客さんがやってくると、普段当たり前にしていることに改めて気付かされる。ありがたいなぁって。

はるばるここまで遊びに来てもらえて、短かったけれど妹と義弟さんと一緒に楽しい時間を過ごせて嬉しかったー☆ 相方もとてもうれしそうだった。

家族との再会は嬉しい反面、サヨナラが辛い。歳を重ねると余計にそう思う。何なのだろうね、「一緒に過ごす時間の終わりが寂しい」だけじゃなくて、その他の色んな思いがこみ上げてくるんだと思う。

いい思い出ができたかな。いつまでも仲良しで、健やかに。また遊びに来てほしいな。

ハッピー♡ハネムーン!!

「ハネムーン in Victoria☆」への10件のフィードバック

  1. ホント気持ち良さそうな景色と空の色!お天気に恵まれたみたいで良かったネー。うん、別れ際が寂しいって、ワカル。また少し時間が過ぎて日常に戻るまでの間は少し辛いよね。また日本の家族たちと元気に再会できます様に。ワォ、お母様、毎日フィットネスとはスゴイ!

    話は変わるけれど、カナダのテレビ番組「just for laughs」を私たち夫婦は時々楽しんでいるよ。たまたまネットで見つけて、それ以来時々見ているんだけれど、カナダの人たちは優しくて心が広いねー。時々ヒヤヒヤしちゃうけれど、現地での評判はどう?

    元気な1週間を!

    1. Sachieさん、おはよう〜!
      コメントどうもありがとう♪ うん、お天気はずーーっと良くて、妹はもともと晴れ女なんだけど、パワー炸裂!って感じだったよ(笑)。でも、風がきつい日が数日あったよ。
      さよならが辛いよね〜。最近特にそう感じるよ。日本は遠いしねー。
      そうなの、うちの母は毎日色々と行ってるよ!日によっては一日に2回、違う種目に行ったり… すごいよね。私よりも in good shape だよ〜。

      わははっ、知ってる!Just for Laughsは、確かケベックの番組じゃなかったかな。番組としてテレビで見たことはあまりないんだけど、人気のあるのが何かの間に流されていて見るよ♪ 日本で昔あった「ドッキリカメラ(?)」みたいなのだけど、Just for Laughはもっとフレンドリーで笑顔が最高よね〜。 この間参加したワークショップの先生二人は、ドイツのケルンの人だったんだけど、二人とも「ここの人たちはほんっっとうにフレンドリーで優しくてにこにこしてる!ドイツ人も見習わなきゃいけないわっ」って言ってたわ(笑)ドイツなら、頑張った課題を提出したときの先生の反応はさらりと「Good.」だけなのに、ここの人たちってみんな大声で「Excellent! Great Job!」って言って肩を叩いてくれるわ〜って。お国柄なのかなー。
      Sachieさんも、良い一週間をね☆

  2. はじめまして。
    以前より読ませていただいています。
    Q太郎ママさんのブログから来ました。
    Gusくんも可愛いし、毎日のお散歩、
    美味しそうなお料理、大学のお仕事、
    そして、ビクトリアの自然!
    こんなところで子育てできたらいいだろうなぁと
    (子がまだ小さくて海外に行けないので)
    毎回楽しんで読んでおります。

    1. 古都さん、はじめまして!
      コメントありがとうございます☆ こんな他愛のない日記ブログを読んでくださっているなんて、嬉しいです。
      ですよね、小さなお子さんがいるとなかなか動けないですよね。近場で旅をしようと思っても、大仕事ですよね。
      確かに、ここの環境は子育てにはとても良いと思います。 … といっても、私は子供を育てたことはないのですが。。。周りを見ているとそんな感じがします♪
      またのぞいてくださいね☆

  3. そうだよねー、フレンドリーさはドイツ人も見習わないと!例えばお店。何を売っているのにしても、仮にも接客業なんだから、満面の笑顔とは言わないまでも、1センチくらい口角を上げてよーと思う。あまりに不愛想で「何か嫌なことや辛いことでもあった??」って聞きたくなる時あるもん。ま、そんな人でも顔なじみになると違うことが多いんだけれどね。お国柄って、面白いね。

    1. Sachieさん、おはよう!
      うははっ。お店の店員さんもにっこりしてくれないのー? クールなんだねぇ。 そちらのひとが日本のニコニコ接客業を見たら、逆に戸惑っちゃうかもね。「何をそんなに笑ってるんだ」って(笑) そんな風になかなか笑顔が出ないドイツの人たちから、笑顔がこぼれているのをみたら、すっごく嬉しくなってしまいそう。
      お国柄、面白いよねー。

  4. 妹さんたちハネムーンを楽しんでいかれて良かったですね!すごく綺麗な青い空と海と澄んだ空気を満喫して思い出に残るご旅行になったんじゃないかなって思います。papricaさんご夫婦やGusくんと過ごした時間はきっといつまでも心のアルバムに記憶されますね!妹さんご夫妻お二人共いつまでも健やかで末永くお幸せに!

    1. Saoriさん、おはようございます♪
      本当に、お天気も良くて清々しくて(風もキツかったんですけど)、二人ともとってもリフレッシュできたようでした。義弟は、とにかくたくさんの大きな樹々があって鳥の声があふれている環境に感動していたようです。ずーっと外にでてあたりを眺めていましたよ♪ 観光客っぽいことは何もしなかったのですが、我が家での「リトリート・ハネムーン」はそれなりに特別だったように思います。ありがとうございます☆

  5. お式の時の話もとってもよかったよねぇ。
    そうか~ビクトリアがハネムーンだったんだ!
    よっちゃんの旦那さんからすれば、新婚旅行は義理姉夫婦のところへ滞在ってことでしょ。
    それだけでもう彼の人柄が何となく想像つきます。
    ふたりもGusもとってもリラックスしてるのが伝わってくるよ。
    よい思い出になるね。

    1. アキラさん、こんにちわ!
      コメントありがとう~♪ そうそう、あのときの妹夫婦です(笑)
      そうだよね、アキラさんに言われて気づいたよ。彼にとっては見知らぬ人同様の私たちのところで1週間。滞在中も、ほとんど私が一緒に行動してたし。。。それでもとってもリラックスして楽しんでくれていたようだもん、順応性のあるひとだよね!空港でも、ほろりとしてたよ~。心温かいひとなんだわ♪ 良かった~。