ふたり

ふたり、の写真を3枚並べるよー♪

手をつないで、柔らかい声で会話を交わすお二人。

のろのろと歩いていたGusと私とすれ違うときに、「Beautiful day, isn’t it?」と奥さまのほうがにっこり笑って言葉をかけてくれた。続いてご主人さまのほうが「Enjoy your walk.」と言ってにっこり。「Thank you. you too.」といって私も笑顔を返した。素敵なご夫婦だな。と、ほっこり。

若いふたり。

しっかりと指をからめて手をつなぎ、さっさっと足早に私とGusの後ろからやってきたかわいらしいふたり。

歩くスピードがわたしたちよりずっと速いので、道の端によって先に行ってもらった。

すれ違い際に、彼女のほうが「Thank you.」って。きれいなひと。声も透き通ってきれいだった。彼はGusににっこり。この道の先にある小さな庭園に入っていった。そっか、庭園でデートなんだな。なんだかとても微笑ましくて、いいなぁ〜と、幸せな気持ちになった。

ふたりって、ひとりより、いいよなぁって。

そして、散歩の後にでかけたローカルマーケットで見かけたこのふたり。

右のね、傘を持っている人はパブリックアーティストの「Kashi Abbas」さん(←あとで調べた〜)

See & Be Seen、っていうパフォーマンス(プロジェクト?かな)をされている。私は体験しなかったけど、「Silent Eye-Contact」というのをしてるんだよー。説明を読んでみると、Kashiさんの前に座り一緒に数分目を閉じるんだって。そして、なにも言葉をかわさずににっこりと見つめ合うんだって。「無言で座り、見つめ、見つめられることで、わたしの心に何かが起こるんです。ひとがひとであることの本当の意味を気づかせてくれるんです。」というようなことがKashiさんのサイトにも書かれていた。それを共有できたらって。

「Connecting」とか「ソーシャルネットワーク」とかいって、わたしたちはスマホばかりを見つめてその中で「つながっている」気になっているけれど、本当にそうなのだろうか、っていう疑問が背景にあるんだろうな。言葉を交わさなくても、まったくの他人であっても、ただ静かに座って目を開けて見つめ合うだけで、自分というもの、目の前にいるこの人、二人で共有しているこの時とこの場所、を「見つめてみる」エクササイズなんだろうな。

Kashiさんのサイトでもインスタでも色んな人の写真が紹介されている。いろんなひとがいて様々な顔があって、いいなぁって思ったよ。

ふたり、でした〜。

「ふたり」への2件のフィードバック

  1. 違うアーティスト(女性)だったけれど美術館でおなじことをしている人のヴィデオを見たことあります。何人かのあと、あれは偶然じゃないのかな、昔の旦那さん?が急に現れて見つめあうと、彼女が思わず涙がこぼして。。。たぶんいろいろな過去があったのかもしれないけれど、もう全て許します、みたいな表情になっていた。
    時には、話さないことのほうがお互い優しくなれるのかもしれないな、とおもう。目の中を見るって、きっとその人の本質に触れることができるんだろうな。

    1. heleboreさーん、こんにちわ!
      お元気ですか?仏語をクラスできちんと勉強されていてえらいなーって思っていました♪
      hereboreさんの見た映像パフォーマンスも興味深いです。
      heleboreさんのおっしゃるとおり。じっとだまって見つめ合うことで伝わってくることありますね。目は口「よりも」ものを言う、かもしれません。
      辛くてたまらないときや悲しみに崩れそうなときに、言葉ではなくて無言でぎゅっとハグしてもらえることで、すぅっとときほぐれていくのと同じですよね、きっと。