珍しく食欲がない土曜日。食欲がないと、作る気もしない。
で、相方が「何でも作ってあげる、って言ったら何がいいの?」って聞いてきた。『うな重』…と、心のなかでは即答。
うーん、えーっと、うーんと… 家にあるもので、相方が作っておいしいもので…
「グリルドチーズサンドイッチがいい」と答えました。
とてもとてもシンプルなサンドイッチだけど、アメリカンなコンフォートフード(おふくろの味っぽい一品)です。ときどき、無性に食べたくなる。
相方曰く。「本物の」グリルドチーズサンドイッチを作るときの基本は:
- チーズはノルウェー産のヤールスバーグ(Jarlsberg)
- パンはサワードーか白いパン
- トマトは横に輪切りにする
なんだそうです。
が、今日は思いつきでグリルドチーズサンドイッチを作ることにしたので、家にあったエクストラオールドチェダー(とてもシャープです)と、私が焼いた修道院のパン(全粒粉)と、庭のトマト(←まだあるよー!)。
個人的には、私はマルチグレインなんかの全粒粉パンの方が味があっていいと思う。相方は白いパンの方が「チーズとトマトの味が引き立つ」って言う。
このサンドイッチを作るときにケチってはいけないのは、バター。まず、大きなフライパンを温めて、タップリとバターを入れてとかす。
その溶けたバターの中に、スライスしたパンを二枚入れ、片面に十分バターをなじませる。フライパンの中でぐるぐると場所を移動させて、バターをしみこませるといいです。片方のパンの上にチーズとトマトを重ねて、塩コショウをふりかける。で、もう片方のスライスをかぶせる。このとき、バターの付いている方を上(外側)にすることー。
私たちはいつも「中火」にかけて、約5分ほど待つ。そうするとチーズがとろーりと溶けてくる。はい、溶けてきたら、フライ返しでくるっとひっくり返して反対側(トマトの側)にもキツネ色の焦げ目をつける。2分ほどかな。
でっきあがり〜☆
見ての通り、非常にシンプルなサンドイッチ。
これがねぇ。めちゃくちゃおいしかった♪ ほんと、たかがサンドイッチだけどね、これはウマイ。外側がぱりりとアツアツで、中のチーズはとろとろでトマトもくちょっと柔らかくなっていて、バターの風味もたっぷり。Simple is the Best。とは、グリルドチーズサンドイッチのことなり。
これに、おいしいスープがあったら最高でした。是非、一度、お試しあれ〜。バターをケチってはいけないよっ!