もう1週間以上、朝夕と霧がたちこめているビクトリア。雨がふらず、霧の細かな水滴ででしっとりと潤うせいか、秋の色が鮮やかです。緑色から黄色、オレンジ、茜色と変わっていく木々の様子があまりにもきれいで、そのまんま小瓶に詰めてしまいたいと思う。そんな思いがあるからかな。ここ数日は散歩に行く時には必ずカメラ持参。せっせと秋色を拾い集めています。
今日は「Driveway」に見る秋の色と秋の光を少し♪
いつもの散歩道からちらりと見える大きな家。表通りから一歩入ったところに家がある。オークの木々のトンネルドライブウェイ。夕日を背にシルエットがきれいです。
この家はおそらく1930年代。真っ白で角が緩やかなカーブをなしている。色あせたピンク色の玄関扉が好きです。ドライブウェイにかぶさるように枝を伸ばしてるのは…何の木だろう。
one of my favourite driveway. このトンネルの向こう側に、おとぎの国のような淡い色の家がある。家の中はどんな風なのだろう、向こう側にはどんな庭が広がっているのだろう、と、いつも想像が広がります。
きれいに掃除されているドライブウェイよりも、この時期はかさかさ落ち葉で色づいているのが好きです。でもね、雨が降る前に、みなさんせっせと落ち葉かきをされています。雨にぬれると重たくなるもんね。私も今週末は落ち葉かきだな。
さて☆
初トライの「Buttercup Squash」のスープがなかなか美味しかったので紹介しまーす。
Buttercup Squashというと、日本のかぼちゃに似ている。でも、かぼちゃほど甘くなく二回りくらい小さい。ほくほくしたテクスチャーはかぼちゃっぽい。べちゃっとしていないので、きっとお菓子づくりにもむいているんだろうね(私は作れませんが〜)。このバターカップスクワッシュが家に二つあったので、ネットでレシピを探してみたところ、こんなに美味しそうな「秋の響き」のレシピを発見♪ オリジナルのレシピはここ→☆(マルサ・スチュアートのレシピだってことに今気づいた)。 水12C(3リットル!)分のレシピだったので、私はその3分の1程に調整して作ったよ。下の材料は私が使った分量。
カレー風味のバターカップスクワッシュとリンゴのスープ
材料:
- 玉ねぎ 1個
- セロリ 1本
- にんじん 1本
- ブラウンシュガー 大さじ2
- シナモン 小さじ2
- クローブ(粉) 小さじ1/4
- ナツメグ(粉)小さじ1/4
- カレーパウダー 小さじ半
- カイヤンペッパー 小さじ1/4
- リンゴ 1個半
- ブランデー 大さじ2
- はちみつ 大さじ1.5
バターカップスクワッシュは、半分に切って種を取り、朝の出勤前に180度のオーブンに放りこんでローストしておいた。約45分。ね?かぼちゃっぽいでしょ?
皮を向いてからローストしてもいいんだけど、面倒なので皮ごとロースとして、中を繰り抜いて使う。
厚底鍋にバターをとかし、細かく刻んだ玉ねぎ、セロリ、にんじんを炒める。玉ねぎが半透明になるまで約10分ゆっくりと炒める。その中にブラウンシュガーとスパイスをを加え5分ほど炒める。
皮をむいて芯をとりのぞいたリンゴを乱切りにする。このリンゴとブランデーをお鍋に加える。少し炒めた後、スクワッシュ(オレンジ色の実の部分のみ)と「1リットル」の水を加える(中途半端に残っていたビーフストックがあったので、それも混ぜました)。一度煮立ててアクを取り、その後火を弱めてくつくつと煮込む。約1時間。塩コショウで味を整えましょう。
火から下ろして粗熱がとれたら、ブレンダー(又はフープロ)に入れてピューレ状にする。素材の食感を楽しみたいなら、ピューレ状までしなくてもいいかな。ただ、リンゴがごろごろしているので、私はピューレ状にしましたー。その方が味がきれいに混じるかと思って。お鍋に戻してはちみつを加えてよく混ぜる。
レシピでは、サワークリームとメープルシロップを混ぜたメープルクリームと、ロースとしたかぼちゃの種を添える、とありますが、私は気持ちだけ種をふりかけただけ。これまた中途半端に残っていたベーコンがあったので、BLT (Bacon+Lettuce+Tomato) サンドイッチと一緒に♪
スクワッシュとリンゴの甘みと、スパイスのバランスが絶妙!最後に加えたはちみつもいいっ。秋の雰囲気たっぷりの美味しいスープ☆ 他のスクワッシュ(かぼちゃやバターナッツやエイコーン)でもできるんじゃないかな〜。
すっかり食欲の秋一色の私… しっかり食べて、風邪の季節を元気にのり切らなきゃね。