鳥のさえずりとキノアの人気の裏側で

春先には鳥達が巣作りをして雛を育て一生懸命唄を歌う。この辺りでは、ロビン(コマツグミ)やハクトウワシが早朝に賑やかに歌い出す。その他小さなBushtitsもチチチチチチー。ひばりや雀やフィンチもチュンチュン、ピーヒョロロローと歌う。7月にもなると朝の鳥のさえずりが落ちついて、耳にする歌声には、「パートナーを探さなきゃいけない」っていう切羽詰まった感がなく、「娯楽で歌ってますよ~」って感じがする(私の勝手な解釈)。最近は庭の水やりをしていると、ハチドリがチチチっと遊びに来る。

鳥のさえずりを聞くと、な~んか楽しい気分になる。脳の奥でスイッチがオンになって、春先の朝の空気や新緑の眩しさが蘇ってくるんじゃないかな、って思う。でね、鳥のさえずり好きさんにおすすめのサイトを見つけたよ♪

birdsong1Birdsong.fm

ページを開くと「春の鳥のさえずり」が聞こえる。スマホ用のアプリ(無料)やダウンロード出来るMP3っていうオプションもあり。

birdsong2

早速 iPhoneに入れて、ついでにRain Forest の鳥のさえずり(99セント)も買っちゃった。

birdsong3

iPhoneでピーチクバーチクさせながらポケットに入れたりしたら、ポッケに小鳥だよ!と、嬉しくなって相方に見せてみたところ、「えぇ〜、何それ。そんなのなくたって、窓開けりゃぁピーチク聞こえるやん。」という答え… ったく、つれないねー、面白くないねー。ちなみに、このアプリを流しながら、もうひとつのヨガアプリをオンにすると、鳥のさえずりを聞きながらヨガができるよーん♪

さて。昨日、久しぶりにキノアを食べた。「Moosewood Restaurant New Classics」にのっている「Curried Quinoa」っていうレシピをトライ。レシピはこの人が紹介してた→☆英語

P1180098

まともな写真を撮ってなかったんだけど、これ、とっても美味しかったよ!シンプルなのにスパイスが効いていて、庭のえんどう豆の甘さも引き立った。ピラフみたいなので、ここに冷凍エビなんかを入れたら美味しいかも〜。

キノアというと、近年ではスーパーフードと呼ばれて健康食品のリストの上位にあがるよね。マグネシウムやカルシウムを始めとするミネラルやビタミンを含み、必須アミノ酸の全てを取り入れることのできる唯一の植物性食材なんだって。こうしてキノアの効果が注目を浴びて、欧米やアジアのヘルシー志向のヤッピーたちの食卓に並ぶようになったわけだけど。輝かしいスーパーフードキノアの人気の裏側には、これまで何千年にわたって土地の主食としてキノアを食べてきた人たちが、価格の高騰でキノアを食べることが出来なくなってしまっている、っていう事実がある。

そういう話を読んで知っている相方は、「できれば食べたくないな。僕達には他にも食べるものがあるんだし。」と言っていた。「これはおいしいね〜」と言ってたべてはいたけれど、どこかひっかかるんだろうね。私もこの話を読んでから、キノアを見るたびに少し立ち止まってしまうのです。

paprica Instagram ☆↓↓ 良かったら見て見てね〜♪

instag

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ


今日もご訪問どうもありがとう。
←ぽちっと One Click嬉しいな♪

Goodies#148: 片目の小鳥と鳥の歌

昨日の夕方のことでした。

私がサラダを作っていると、リビングにいた相方が突然、Oh Shit! と叫んでとびはねた。

「なんなんだー」と駆け寄ってみると、たった今ガラス窓に鳥がぶつかった。と、あわてて庭に出て行った。

しばらくして、私も外にでていくと、相方がローズブッシュに隠れたフェンスの上に、小鳥をそっとおいていた。

「中に入れてやったら?箱、持ってこようか?」と聞くと、首を振って、ここに置いておいてあげようと言う。

片目の小鳥

すでに片目がつぶれていた。もう片方の目だけに頼って飛んでいたときに、見えなかったガラス窓に直撃したのだろう。かわいそうに。

フェンスの上で、自分でしっかりと立ってはいたけれど、小さな胸がぱくぱくと強い鼓動を打っていた。

家の中に入れてあげたいという思いと、自分で飛び立てるとしたら、そのときに飛び立ちたいだろうという思いがあり、結局、このフェンスの上でそっとしておいてあげることにした。

今朝、まだ外が暗い中、懐中電灯で照らして探して見たけれど、小鳥の姿はなかった。

ちゃんと飛び立てたのだろうか。フェンスの向こう側に落ちてしまったのだろうか。夜中に野良猫におそわれたりしなかただろうか。やっぱり、一晩、家にいれてあげた方がよかっただろうか。

...と、今日一日気になりました。

そして、この歌を思い出した。映画「Across the Universe」の中で、Evan Rachel Woodが歌っていた「Blackbird

オリジナルはビートルズのポールマッカートニーの作品です。歌詞の内容のとりかたは、鳥を女性に例えて解釈したり、黒人解放を唄っていると解釈したりと、いくつかあるようです。

私は、片目がつぶれもう片方を窓にぶつけた、この小鳥が、夜のうちにまた飛び立てていることを願いながら、思い出した歌でした。

参考までに。
うたの歌詞

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise
Blackbird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
You were only waiting for this moment to be free.

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise
You were only waiting for this moment to arise
You were only waiting for this moment to arise