「客」とよぶべきか。よんでもよいものか。
訪問されても全然うれしくないのですが。
「ねずみ」。
今日、仕事中に、「今さっきランドリールーム(洗濯機やらボイラーやらがある温かいスペース)でねずみを発見!!でも Gus は全く知らん顔してたー!!逃げられたー!!!」と。家にいる相方から、やや興奮気味のメールが届いた。
「げっ。ねずみ?? マウス(=野ねずみ)かラット(=ドブネズミ)、どっち? まさかラットじゃないよね...捕まえてよー!!!」と興奮して電話をした私。「うん、あれはドブネズミじゃぁない。大きさからして絶対に野ねずみだ。ねずみとりを買いに行こう。」と、きっぱりと答える相方。
ふむ。ドブネズミだとしても、野ねずみだとしても、どっちにしても全然嬉しくないけど、ねずみはちいちゃいし、変な病気を持ってるわけでもないし… ふむ。一方、「ドブネズミ」はでかくて怖い。体長は軽く15cm.大きなものはそれ以上になり、しっぽも太くてながい。前歯もでかい
3年ほど前に、ガレージに鳥の餌を放置しておいたせいで(←私)、ガレージやらベースメントのボイラー室やら一帯が「ドブネズミの密集住宅地」になってしまったことがある。… あのときは恐ろしかった。くさかった。ドブネズミは何でもかんでも食いちぎり、食い尽くし、恐ろしいスピードで繁殖し、ウンチをまき散らし…ネズミ捕り用のエサ(毒入り)を食べて死んでしまったものは、恐ろしい異臭を放つ。習得力もよろしいので、ネズミ捕りバサミやエサに仲間を奪われたものたちは、どちらの仕掛けにも寄り付かなくなる。
結局、あのときはウルトラソニックの機械(?ねずみの種類だけが察知する周波を放つ機械)をあちこちに設置し、ドブネズミを家の外に追い出した。これは大成功。それ以来、ねずみフリーの我が家だったのに。
前置きが長くなりましたが。
おそらく、この、相方が目撃した野ねずみ。昨日の雪と急に下がった気温のせいで、家の中に逃げこんできたのでしょう。
家に帰って、すぐさまランドリールームを点検。そして、レタスを育てている温室(お風呂場)をのぞいてみたところ。
いました。お風呂場の外側に貼りつくようにしてねそべっていた。
そして。冷静な私。
つかまえてしまった。☆↓↓↓!!!
我ながら。生きたまま「ねずみ」をこんな風に捕まえてしまったことに感激。で、近くで見ると、ねずみって、ドブネズミとは違って「かわいらしい」… かも。体長、約5cm。しっぽも同じくらいの長さ。
ビーカーに入れた野ねずみを、見て見て〜っ!と、相方に自慢をしたはいいけど。「ね、このねずみ、どうする?」
相方と顔を見合わせて、まさかこの雪の中、こんなに小さなネズミを外に放り出すこともできず。
昔、メダカを買っていた金魚鉢を「仮の宿」にすることにした。あくまで「仮り」です。
このお方(↑)。放りこまれた空間にやや戸惑っている様子。
トイレットペーパーの芯から顔をだす彼(←彼女かも)。
ね?ちょっと、かわいい。かも。でしょ?
金魚鉢はなかなかのグッドアイデアでした♪ しっかり観察できるし。ふふふ。
相方が「お腹すいてるだろうから、何かあげたら?」と言うので、このトイレットペーパーの芯のそばに、パンの切れ端とバナナを置いてみたら、ぺろりと食べてしまった… ねずみってさ、一日にどれくらいの食料を消費するんだろう。水とかって飲むのかな。飲むんだろうけど、どうやって水をあげればいいんだろ。
水のことはまた明日考えよう。
お兄さん、暖かくなるまで。名前はつけない。という契約ですよ。
飯付き布団付きのお宿に居すわることになった「野ねずみどん」でした。