レンジで温めるビーン・バッグ / マジックバッグ 作ってみた

冬休み中、少しだけ「チクチク作業」をした♪

結構長い間、作ってみたいなぁって思っていたもの。レンジで温めるカイロ! ビーンバッグワーマー(Bean Bag Warmer)とか電子レンジパッド(Microwave Heating Pad)っていうのかな。日本でもよく似たもので「ゆたぽん」っていうのがあるみたい。

私が以前買ったのは、こちらの薬局などで「Magic Bag」っていうブランド・商品名のもの。「カナダで一番あなたを快適にしてくれる友達」、というような売り文句付きで紹介されている。相方の関節痛と私の生理痛にと思って。$25くらいしたと思う。

で、買ってみて気づいた:「コレ、袋に豆が詰まってるだけやんかっ!」

確かに、レンジに数分入れるだけでホカホカになり、しばらく心地よく温かい。じんわりと柔らかいぬくもりがある。レンジに入れる時間で温かさを調節できる。熱いお湯を入れる湯たんぽや(こちらでは)ホットウォーターボトル(水枕です)に比べると、ずっと安全で短時間で温められる。

この買ったビーンバッグをしばらく使っていて思った。もうちょっとユーザーフレンドリーな形にできないのか?って。寒い朝やジメジメした日には関節が特に痛む相方も、このビーンバッグを温めて手の甲にのせたりしていた。折りたたんで片手を挟んだり。でも、少し手を動かすとビーンバッグがずり落ちる。このビーンバッグが「袋状」になっていたら、すっぽりと手を中に入れられるのにな〜って。

でね♪ 作ることにしたっ! もう着なくなったフリースと、古いフラネルのシーツを使って。

袋状のものをふたつ。外側はミシンでしっかりと縫った。豆を入れる穴と豆を入れた二つの袋をくっつけるのは手縫いでチクチク。

レンジで温めるビーンバッグの中身は、お豆でもいいしお米や麦、さくらんぼの種などでもいいらしい。随分前に知り合いにもらったもち米がたくさんあり、古すぎて食べるのには抵抗があるんだけど、お米だから捨てられなくてとっておいたものがあったのです。それを詰め込んだよー☆ 片面に300gほどいれた。

できたーーっ!!

中のお米が一箇所に偏らないように、刺し子のように並縫いで二本線を入れた。

↑↑ この中に手を差し込む。うふふ。

電子レンジで2分半〜3分温める。

あったか〜〜い♡ 

私は関節炎はないけれど、冬場は特に手足・足先が氷の様に冷たくなることがある。一度冷たくなるとなかなか温まらなくて、寝る前に足だけお湯に浸したりすることもある。

むふふ。。。♡

足も突っ込んじゃえ〜!

ビーンバッグは一度温めるとしばらく温かいのだけど、こうして手や足を「間」に挟むと(上からバッグをのせるよりも)温かさをずっと長く感じる(持続する)ような気がする。

これは私のアイデアをとりあえず形にしてみた「プロトタイプ」。次に作るときは、もう少し豆(米)を減らしてもいいかな。それ以外は、この形で満足です♪ 相方も手先が冷たくなったり、関節が痛むときに使ってくれているので嬉しい。末端冷え性の人にオススメしたいビーンバッグですっ!わははっ。

*おまけの「ビーン・ベアー」

くまさんの友達。

休み中にまたクマさんを作った。一つはお友達にもらってもらえた(一方的に送ってしまったのですが)〜。 ↑↑の左側のオレンジの方です。お友達はこの子に「セドリック」という名前をつけてくれたそうデス☆ かわいらしい名前をつけてくれて嬉しい。

記念撮影。うっふん。

このセドリックと同じ布で鼻と目の色を変えてもう一つ作ったヨ。また誰かにもらってもらえるかなー。ビーン・ベアーも中身はお豆なので、レンジに入れると… ぬくぬくクマさんになるよ〜!

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ミシン掛けとビーン・ベアー

12月に職場の各部署(?)で、「私たちこんなことしているんですよ〜」って展示やゲームなどをして紹介するイベントがある。そのゲーム用アイテムを手作りするお手伝いで。。。ミシン掛けを引き受けた。

年に数回、使うか使わないか…というミシン。引っ張り出して。

えーっと。。。ボビンに糸巻くのってどーやるんだったっけ。。。(汗)

お裁縫苦手なのでミシンなんていらない、ってずっと思っていた。家に、相方のふる〜〜いSINGERのミシンがあったのだけど、本当に古くて下糸がすぐにゴウゴウとジャングルのようにからまり、イライラするだけのマシーンだった。ちょっとした裾直しなど簡単な修繕をするのにミシンがあるとやっぱり便利です。で、2年程前に買ってもらった♪ これ(↑↑)はJANOMEミシン。そう!ジャノメミシンっ!

でも、こっちの人たちは「ジェノーム」と呼ぶ(笑)。中にはジェイノーミって発音するひともいる。

私に与えられたタスクは「魚の形の淵を縫う」こと。えへへ。それくらいならできますっ!とかってでた。

久しぶりにカタカタカタカタとミシンをかけて、ちょっと楽しかった♪ もっと縫うものないのー?と、「直線だけなら縫いますよ」の勢いで縫えるものを探してしまった。あはは。

で、端切れの袋の中に、ずーっとずーーーーーっと前に「ビーン・ベア」の型紙にそって切った布が、切りっぱなしになっていたのを見つけた〜♪

魚を縫うよりも時間がかかってしまったけど。

できたよ☆

中にはレンティルを詰めました。

頭の形が… おかしい。一時期、このビーンベアーにはまっていて、手縫いでチクチクやっていたころがある。20年ほど前のことだけど。昔のことを思い出してちょっと懐かしくなった。

このゆる〜くだらしない感じが好きで。 これね、お豆を中に入れるので、救急のときに食べものがなくなったら破って食べれるのですヨ。

今日もお天気が悪かったので、お裁縫日和、だったかな。

良い1週間を!

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ダーニングでくつ下のお直しやってみた〜

暮しの手帖の84号で紹介されていた「ダーニング(darning)」。試してみたよー。くつ下やセーターの虫食いやほころび、シャツやジーンズに空いた穴の修繕する方法♪ 洗濯をしてきれいになった穴あきソックスを用意して、ダーニングに挑戦の日曜の午後。

お気に入りのセーターに空いた小さな穴なら、以前にも無理やり縫い付けて修繕したことはあるけれど、くつ下のかかとやつま先に穴が空いたら、大抵は「ゴミ箱行き」だった。でも冬の毛糸の靴下の中には、日本で買って気に入っているものもあり、一つ穴が空いたからといってポイしてしまうのがもったいなくて。こちらでも毛糸の靴下は売っているけれど、本当に気にいって暖かいものって、一足$20〜$25もする!たかーい!

でね、昨日、ダウンタウンに行ったついでに毛糸や刺繍糸のお店に立ち寄った♪ 最初に行ったお店の女の子が、「ダウンタウンにある小さなお店(Button & Needlework)に行った方がいいよ♪ あそこだったら色んな色の毛糸を少しだけ買うことができるから、探しているものが絶対に見つかるはずっ!」って薦めてくれたのです。なんていい子なの〜。で、ボタンの看板のついているこの小さなお店(↓)に行ってきた☆

本当にいろ〜〜〜んな色がいっぱいで、小さく束ねてあったよ〜。どの色にしようかすんごい迷ったっ。お店のおじさんもいい人で、何するの?刺繍かい? って聞くので「ダーニングでくつ下を修理するの〜」っていうと、「そりゃぁいい。くつ下なんて破れたら捨てる人がほとんどだけど、ちょっと修理すればまだまだ楽しめるんだよネ。いい色は見つかったかい?」ってにこにこだった。

お店にはダーニング用の道具「ダーニングエッグ」(キノコの形のダーニングマッシュルームというのもある)が売ってたんだけど、手作りモノで一つ$30もした。ので、これはパス。毛糸と針だけ購入。

私は靴やくつ下の履き方が荒いので、すぐに踵の方から傷んでくる。お気に入りの「Rasox」のくつ下も一シーズンちょっと履いただけで踵が薄くなっちゃって、とうとう穴も空いた。

さてと♪ 材料もそろったところでやってみよう!

「なにやってんの?」のGus

毛糸の匂いが気になるらしく、しばらくじっと私の方を見ていた…

そうそう、ダーニングエッグは高くて買えなかったので、代用に使ったのは「電球」↓↓ くつ下の中にいれてゴムでしばってしまえば十分使える☆

ウールのくつ下ならウールの毛糸がいいみたい。針は20番。とりあえず穴の空いたところをダーニング。

基本的に縦糸をかけて、横糸は縦糸を交互に拾って編んでいく。まず穴から0.5mm ほど離れたところ(穴の右上)に小さく右から左に針を刺して、穴が十分に隠れる範囲の縦糸をひいて(上から下へ)、穴の左下に小さく右から左に針を刺す。これが一本目の縦糸。次は下から上に糸を引き、最初に針を刺したすぐとなりに針を刺す(2本め縦糸)。全部穴がかぶさったら今度は横向きに糸を交互に編んでいく。糸端は10cmほどたらしておいて、最後に裏側に引っ張り出し、玉止めはせずに糸を絡めるようにして終える。そんな感じ。糸と針の作業をするなんてとっても久しぶりで新鮮。少々ガタガタしてもそれも愛嬌で良し。大雑把な性格の私には有難い。

穴は空いていないけれど生地が薄くなっている、というところは、半返し縫いで補強するといいそうですヨ♪

薄くなっている部分が結構あり、くつ下一足を修繕するのにずいぶん時間がかかってしまった。一番面倒だなって思ったのは、糸端を裏側に出して仕上げるという作業。ちくちく縫い進めるところは楽しかったよ♪

じゃん♡

くちょくちょしているけど手作り感があっていいじゃなーい♪ ふふっ。なんだか小さな目玉焼きを踏んづけたような踵になりました。

ちょっと嬉しくなって、隣で本を読んでいた相方に見せたら、「ぼこぼこして気持ち悪くないの? あ、内側は大丈夫か。。。でもさぁ、くつ下くらい、穴が開いたなら新しいの買えば〜?」って。「だって、このくつ下好きなんやもんっ」と言うと、「あ、そう。It’s a good reason.」だってさ。

同じように踵に穴が空いたのがもう一足と、背中に穴の空いたTシャツ一枚あるんだけど、修繕はまた来週かな。単純で目の数を数える必要もないチクチク作業はメディテイティブ。リラックスついでに、久しぶりにヨガをして上半身をぎゅうぎゅうと伸ばした夕方でした。

まだまだ寒いけれど、昼の時間が少しずつ長くなっているのを感じる。嬉しいな。朝と夕方の自転車通勤も、もう少ししたら明るくなるかな〜。元気で楽しい一週間を!

*おまけ:

ダーニングマッシュルームはこんなの→☆

*その後ダーニングでGusのセーターのお直しもやってみたよ☆

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