in between storms

昨夜はものすごい風雨で、家の周りの木々が大きな枝を揺さぶり落とした。幸いにも、停電にもならず屋根に穴が空くこともなく、ほっ。朝起きて家の周りを見てみると、結構な大きさの木の枝(直径10〜15cm)があちこちに落ちていたし、ゴミ入れ用のプラスチック容器は倒れ、お隣さんのビニールハウスのビニールが、高い木の枝にだらしなく引っかかっていた。一体、誰があれをとりはずしてくれるんだろなー。

ストームが去り、今朝は少し日が差した♪

ミニシクラメン

この時期、庭で唯一色を見せてくれるミニシクラメン。大好きで、近寄って眺めてしまう。このまま晴れるかな〜と思いきや、天気予報によると昼過ぎからまた強風+雨とのこと。「今のうちに!」と、昨日、相方がジョーダンリバー(←という海岸)でかき集めてきた「海藻」をゴミ袋から出して、芝生に広げてみた。

海藻集め

今年は海藻をパスする予定だったんだけど、相方の友人がトラックで集めに行くというので「それじゃ、私たちも…」と♪ 海藻といっても、色々と種類があるんだね。面白いもので、どこのビーチで集めるかによって、その種類が全く違う。私たちの家の近くの海岸では、葉っぱが広く薄く柔らかい、ワカメのような種類が多い。それに混じって、赤や薄黄緑の海藻も見かける。ところが、ジョーダンリバーに打ち付けられるものは、細長い草の様。テクスチャーもしっかりとしている。

今夜の雨である程度塩分が落ちるといいな。来週末までこうして広げておいて、ざっと水洗いをして庭の花壇の部分にかぶせま〜す。

苔

2月〜3月は苔が潤ってきれい。葉っぱのように平べったいものも、海藻のようにもしゃもしゃしたのも、こんな風(↑)にもこっと膨らんだものも、冬の雨でみずみずしさを増す。

苔

毎年、同じ種類の苔やシダを見かけるのだけれど、毎年、とても新鮮な気持ちになる。

私たちにはとっっても珍しく、今週末は「社交的」。土曜・日曜と続けて夕食に招かれてお出かけです。昨夜はイギリスの典型的(?)家庭料理「ローストビーフとヨークシャープディング」をごちそうになって、幸せだった〜。みんなの注目は、何と言っても「ヨークシャープディング」。オーブンから出てきたばかりのふかふかのプディングに、熱々のグレービーをたっぷりかけたら、んもぅ。。。最高っ!ヨークシャープディングって、基本は「粉、牛乳、卵」。コレを熱い油を少しひいたプディング型に流しいれてぐっとふくらませたパンみたいなの。シンプルなのに、上手く膨らんだおいしいヨークシャープディングを作るのって、とっても難しいらしい(私は試したこと無し。相方は何度か失敗している)。お肉はいらないから、ヨークシャープディングだけ5つ食べたい!って感じだった。

afterrain_walk2

今夜も外はごーごーとうなってます。どうか大枝が落ちてきませんように。。。

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Goodies#121:  苔むす

苔の清々しい緑には、自然にひきつけられる。なんとなくほっとする。

苔むす

万葉集や古今和歌集、日本の国家にも「苔むす」という言葉がでてくる。そんな風に昔から「苔」と特別な関係(?)を築いてきた日本人の「血」には、「苔に対する特別な想い」がインプットされているのだろうか。

...とはいえ、日本庭園を訪れた外国人さんたちだって、苔むした細道やお地蔵様を愛でるんだから、日本人が特別ってわけでもないか。

...と。苔の細道を通り過ぎながら思った。いつも自転車で通る Mystic Vail です。

苔という日本語は、「木毛」又は「小毛」に由来するらしいです。木に生える毛、小さな毛、だもんね。

苔むす

苔にも色んな種類があるでしょうが、この辺りでよく見かける「木の幹の北側に育つ苔」は、毛足(?)が長くふさふさとしている。

転石苔むさず」という諺。英語では「Rolling stone gathers no moss 」。イギリスでは「腰を落ち着けて長く一つのことを続けないと成果は上がらない」の意味に取るのに対し、北米では一般に、「常に変化するものは、古びることがない。」と解釈されるらしい(ウィキより)。苔むすことが「良し」なのか「悪し」なのか。

私は「苔むして良し」→イギリス版の理解をしてました。アメリカでは、どんどんと変化し新しいものを追い求め、苔も生えないくらいつるつるでいることが良し。と理解されているんだぁ。知らなかった。

苔むす

諺の理解の仕方にも、お国柄がでてますか。ね?

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