Goodies#334: 天然酵母でパンケーキとライ麦パン

先週末に初めて「リンゴ酵母の元種を使ったパン」に挑戦したのですが。

この元種くん(←生きているので愛着がわいて「君」付けです)、水と粉を繰り返し足していれば、数週間は使って→足してを繰り返しても良いみたいです。が、別の素材でもトライしてみたいというのもあり。今日で使いきってしまうことにした。前回、日本で買った「自然酵母でパンづくり」の本の通りの分量で生地を練ろうとしたら、固すぎて捏ねれない状態でした。ので、今回は「適当」でいくことにした♪

パンケーキの方は、元種くんと粉を同じ分量(各4分の3カップ弱)混ぜて、ヨーグルトを半カップと卵一個、砂糖大さじ半分、塩少々。で、いつも普通に粉だけでパンケーキを作るときと同じ加減の「どろどろさ」になるまで水を加えた。やっぱり、元種が入っているので、生地に「弾力性」を感じた。

温めたバターで焼きまして。

ほらっ。

酵母パンケーキ

食べた感想:これはこれは。ハードコアなパンケーキとでも呼んでしまいたくなるくらい、もちっとヘビー。風味はやっぱり、ほんの少しリンゴっぽく、少々酸味もあり(好きです)よろしい。

食べながら「こんなにどっしりするものなんだろか」と、疑問を感じたんだけど、相方は「おぉ〜、これは、懐かしの味だ。昔、父ちゃんがつくっていたサワードゥパンケーキもこんなのだったぞ♪」と、えらく喜んでいた。ふーん。あとでネットで酵母パンケーキについて見ていたら、元種を使わずに酵母液と普通の粉を混ぜて一晩おくと、もっとふかふかのパンケーキに仕上がるらしい。そっか、もっと時間を置いてあげればよかったか。今度やってみよ。

で、このパンケーキのあと、まだあと1カップほど残ってしまった元種くん。

ライ麦パン

いつもは全粒粉にフラックスシードや押し麦やキビを混ぜるんだけど、今回は… うしし。ライ麦粉で♪

実は「ライ麦粉」を使うのは初めて!ライ麦パンには独特の風味があり、大好きな「ルービンサンドイッチ(コーンビーフとサワークラウトのサンドイッチ。美味しいぞー)」を作るなら絶対ライ麦パン、ってくらい、特徴があり素材を選ぶ(と私は思う)パンです。でも、ほんとに美味しいライ麦パンを見つけるのはたやすくない。

で。初挑戦にもかかわらず。おもいっきし適当に材料を混ぜてみた。

元種にモラッセス(廃糖蜜)とぬるま湯を混ぜる。ライ麦粉と塩を混ぜる。この二つを混ぜあわせて15分ほど捏ねた。前回の普通のカンパーニュの時とは違って、生地に弾力性がでなかった。まとまることはまとまるんだけど、伸びがよくなかったです。ま、そのまま一次発酵へ。約6時間。

長細い枕の形に整えて、1時間半程おいて、190度で50分。

ライ麦パン

よっこらしょ。

私の作るパンって。出来上がりがいつも「修道院のパン」になるのはどうしてだろう。

見栄えは今後の課題として。味の方は。

ウマイっ☆

コレには自分でもびっくりした。リンゴ酵母からの元種の風味と酸味と、モラッセスの柔らかい甘みと、ライ麦粉の独特の旨みがよろしい♪ トーストしてバターだけで食べて十分美味しかった。

最近、粉もの+バターの摂取量が右上がりです。あ、ちなみに、マスタークレンジングで落ちた2.5kgは、もうとっくに戻ってしまい、こちらも順調に右上がりなもんで困ってます。

恐るべし、マイ酵母ブーム。