Goodies#139: 崩れ去るというプロセス【夢】

「ばく」は悪夢を食べてくれるという。

獏

これは靴屋で靴を選んでいる「マレーバク」だけど。昔描いた「絵」の一部デス。

怖い夢を見たときは、その話を誰かにすれば、二度と同じ夢を見ることはないんだって友達が言っていた。

ので、吐き出そ。

9日間休暇をもらって、仕事に戻る前夜(昨夜)、案の定 Anxiety Dream にうなされた。ほら、海外旅行なんかをする前に、ちょっとナーバスになって、パスポートを家に置き忘れて空港でパニックになる、という夢。見たりするでしょう? それと同じ。朝はきちんと起きれるだろうか、メールはどれくらい溜まっているのだろうか、とか。心配から悪夢をみます。昨夜の夢も怖かったなー。

私の怖い夢のテーマは、「The End of the World」。この世の終わり、的なものが多い。感情的に肉体的に破壊されて、Humanity が終わりを告げる。というような。←こういうアイデアが、どこからわき上がってくるのかは知りません。

*

昨日の夢では、私は大勢の人ごみの中でまみれていた。野外コンサートが開かれる様な、だだっぴろくて薄暗い原っぱに、老若男女、黒人白人黄人、が叫んだり、走り回ったり、おろおろと泣き崩れていたりしていた。

何が起こっていたかを簡単にいうと、全てのひとたちが「崩れ去る」プロセスを経験していた訳です。野菜のはし切れなどが、コンポストの中で堆肥になるように。そうだ「decompost」。

私は、結構、冷静にみんなを眺めていた。悲しいけれど、みんなが一緒に堆肥になるのは、地球の立場でみてみれば、それほど悪くはないことだと。

プロセスというのが、徐々に、からだの「外側の要素(?)」:髪の毛とかまつ毛とか爪とかが、まず抜け落ちる。ぽろぽろと。不思議なもんでね、「毛」が全部ぬけてしまうと、男も女も似た様な感じだった。みんな、てるてるぼうずのようでした。ふと見ると、目の前で、大好きな友達のアリちゃんがかなりヒステリックになって泣いていた。まつ毛が全部抜けてしまったって。「大丈夫。私のまつ毛も抜けてきたよ。ほら、ね?」と、慰めてみたけど効果なし。

外側の要素が、落ちてしまうと、次は、内蔵が徐々にひとつずつしぼんでいく。このプロセスを終えると、まるで空気の抜けたビーチボールの様になる。

さすがに、これは、恐ろしかった。痛いとかではなく、「徐々に崩れていく」という事実が恐ろしかった。

*

ガバっと目覚めて心拍数が上がっているのに気づく。

怖いでしょ?
ハロウィンの余興ということで...

こうしてここで「話した」ので、今夜は大丈夫でしょう。

読んで下さって、どうもありがとう。サンキューサンキュー♡