昨日の「砂漠を往く貨物船」。
相方がコンデジ(かなり安物のCanon)で撮った一枚でした。不思議な雰囲気があり好きです。相方は最近、お昼にGusと散歩に行く時には、ポケットにコンデジを持参。で、写真を数枚撮ってくる。同じような写真ばかりでも、1ヶ月を通して見比べてみると面白い。
船の側面に書かれた「COSCO」の文字(見えるかな)。カナダの貨物船会社の名前みたい。それが「コストコ(CosTco)」と似ているせいで、「大量生産・資本主義」の象徴が砂漠の真ん中に放置されている様にも見えて。モノには溢れているのに、潤いを失ってしまったニンゲンたちを表現しているようにもみえて。
そんな不思議な異様さが気に入りました。
この「砂漠の写真」は相方が簡単に色調とコントラストを調整したもの。
種を明かしますと。
オリジナルはこんな風。
モノトーンの冷たい海景色。
貨物船の向かう先には、雲と、海と、こぼれる光。
相方はこの一枚に「sun & rain」という名前をつけていた。
もちろん、お日様が恋しい今日このごろですが、この色合の風景にすぅっと気持ちが馴染んでしまうのは、ビクトリアに長く住んでいる証拠なのかも。
*ちょっと余談*
図書館に併設のカフェを歩いていて、かわいらしい光景が目に止まった。二人の男の子(学生さん)がトランプをしていたのですが、そのカードの一つ一つに何やらモンスターの様なイラストが描かれていた〜。なにそれ〜っ。ポケモンカードじゃないけど、おそらくその類のゲームのキャラクターカードっぽい。
めっちゃGeeky!(=おたく)君たち、幾つなのっ?
あんまりジロジロ見ると勧誘されそうなので、ちらちらと眺める私。一人の子はカードをめくりながらニンマリ嬉しそうだし~。もう一人の子もニキビいっぱいのほっぺたをひくひくさせて笑ってるし~。
怪しいとも言える二人の男子。こんなオタクなカードゲームを一緒にできる友達がいて、良かったね~。と、微笑ましく思いました。