あの日から3年。

3年前の今日、日本列島が大揺れし、あの津波が多くの命を飲み込み去っていったあのとき、私は日本上空を飛んでいた。何も知らずに、2週間の滞在中に何をしようかとわくわくしていた。関空に降り立って、久々に耳に入ってくる日本語でのランダムな会話を拾い集めて、何かがおかしいと気づいた。迎えに来た母の笑顔が笑顔になりきっていなかった。あの日から3年がたちました。

Row-Boat太平洋を漂流する瓦礫の様に行き場なく漂う恐怖と悲痛が、いつの日か落ち着ける場所を見つけ陽の温かさを心に感じることができますように。

 

一年経ちました

一年前の丁度今頃は、日本の上空を飛んでいた。

2年半ぶりの帰国を楽しみ、少しそわそわしながら早く到着しないかなと何度も時計を見ていた。

地震と津波が東北の海岸を襲っていたなんて、関西空港に着いた後でさえ信じられなかった。

311

2週間の一時帰国の間、家族や友人がみんな無事で元気でいられることに感謝しました。

愛する人を失った人たちへ、かける言葉にためらいながらも、3月11日、それでも生きていかなければならない東北のひとたちのことを思っています。目を閉じ、いつか悲しみが小さな笑顔になることを祈っています。

311の思う