日本で気づいたことなどなど

写真をまとめるのにしばらくかかりそうなので、昨日のGusとの散歩で撮ったものを数枚。ただ、一時帰国して気づいたこと・目についたことは、忘れないうちに書きだしておこうと思う。midApr1

3年ちょっとぶりの帰国で、その間に大きく変わったことといえば「甥っ子と姪っ子の成長」だけで、あとは以前とほぼ同じなはず。なのに、「おおぉっ!」「ほほぅ。。。」と驚いたり感心したりすることが幾つかあった。細かいことを言い出すときりがないので、大雑把に。

オンリー・ジャパニーズ

母国なのに、空港(今回は羽田で乗り継ぎ)に降り立つとドキドキする。周りが日本人ばかりなことに「おぉぉ〜」とたじろいでしまう。そして、やたら物音が気になってうるさく聞こえる。というのも、注意を払わなくても人の話し声やテレビの音が「100%」理解できてしまうので、「情報」として流れこんでくるから。耳が日本の物音・雑音になれるのにしばらくかかるのです。で、少し慣れてくると、バスや電車で近くに座っている知らない人の会話が、はっきりと聞こえてしまうことが嬉しくて、ダンボになって聞いてしまう。「ふぅん、へぇ〜、なんで?」と、思わず会話に入って行きたくなる。

カスタマーサービス

毎回、帰国のたびに「日本のカスタマーサービスは行き届いているよなぁ」って感心する。こちらで適当・いい加減なサービスに慣れてしまっているので、日本でとても丁寧に対応してもらうと「そんなにしてくれなくてもいいよ」って言ってしまいそうになる。一度、「大変お待たせいたしました。」と言われて、「いえいえ、そんなに待ってないから大丈夫ですよ。」と答えてしまった。それから、お客様に対応するときの「声のトーン」がみんな同じなことにも感心。職柄に関係なく、話し方や声の抑揚が接客においてはみな一様。銀行でもスタバでもエレベーターの中でも、「いらっしゃいませ」は同じトーン。これってみんな訓練されているのかな。すごいなぁ〜、日本人のカスタマーサービス。

驚いたことは、「客側」の態度の大きさ。きっと、大勢の人が「接客側」と「客側」の両方を経験したことがあるであろうに、妙に態度がでかい「客」を何度も見かけた。口も悪い。冷たい。どうしてなんだろう。

midApr2
カマスの花

子連れでショッピング

ま、春休みであったこともあるけれど、とにかく「子連れでショッピング・外食」するパパママが多い!少子化を思わせない子供の多さ!と思ったけれど、子どもが少ないからこうして一緒に出歩くことが多いのかな。仕事をしているママもたくさんいる一方、北米に比べると専業主婦も多いのかなぁ。お母さんと一緒に過ごせる子供たちっていいなぁ、と思いながら眺めていました。

省エネグッズ

日本の省エネグッズ、すっげー!昔からすごいなぁとは思っていたけれど、今回初めて気づいたのは、車が信号待ちの時にぴたっと静かになってしまうこと。母に「あれ?いちいちエンジン切るの?」と聞くと「完全には切れ無いけど、以前のようにアイドリングしながら待つことはないよ」とのこと。すっげー!渋滞の多い日本ならではのアイデア・技術なのかな。これって、アメリカなんかの車にも着いてるの?ちなみにうちのボルボには着いてないよー。それから、家庭電気機器も省エネモード全開。洗濯機、冷蔵庫、電気ポット、天井のランプ… これくらい徹底していないとダメだよね。なんでこういうものがカナダで手に入らないんだろ。

midApr3
八重桜が満開 in Victoria

看板が多い

日本語だからか、看板がやったら目についた。多すぎんじゃないの?って思った。父に言わせれば「日本語は看板には向いていない言語で、景観を損ねるんだ」って。とにかく、ビルボード、旗、店前の置物など、ありすぎて個々の効果がゼロ、って気がした。プラス、それぞれの配色も奇抜で視覚的にとても「やかましい」と思うものがほとんどだった。

歩道を逆走する自転車

これには驚いた〜。コチラでは、まずヘルメットをかぶっていなかったら罰金。車道を車と同じ方向に走るのが普通です。なので、ある日道を歩いていて、前方から(ヘルメット無しは当たり前)、前の籠に野菜をたくさん積んだおばさんが自転車で突っ走ってきたときは、本当に驚いた!しかも、「ほらっ、ほらっ、ちょっとどいてや〜っ」チリンチリンッ。ま〜じ〜で〜。

midApr4
Gus in the grass

空が青くない

空が晴れていてもぼんやりとしていた。なんでくすんでいるの?と父に聞くと「ああ、あれは春霞ってものだろう」と。最近では黄砂などの影響もあるみたいだけど、すかっとした青ではなかったのが気になった。夏や秋、冬の空はもっと透き通っているのかな。だといいな。

カラスの鳴き声が違う

どうでもいいことなのでしょうが、カラスの鳴き声が違っていた。カナダのこの辺りのカラスの声は、日本のカラスよりも甲高い。見た目では大きさは同じくらいなんだけど、国が違うとカラスの鳴き声も違うんだね〜。あ!そうそう、日本にいる間に「うぐいす」のホーホケキョをなんども耳にして嬉しくなった。うぐいすはカナダでは聞かないから。

小さなスケールでは安心して暮らせる

今、日本全体を大きな目で見て何が起きているのか、近隣諸国との関係は…と大きなスケールで見てみると、不安材料はたくさん出てくる。でも、日々の小さなレベルで見てみると、日本ってとても安全で安心して一日をおくれる国だと思った。バスや電車で居眠ったり、相当の現金を持って歩いて買い物にでかけたり、子供を学校や習い事から一人で帰らせたり、そういう事がまだ普通にできてしまうんだもんね。

漂うように歩くひとたち

上手く言えないんだけど、人の歩き方が「酔っ払ったミツバチ」みたいだと思った。特に、人ごみの多い駅前とかモールとか地下街とか、歩き方(方向とスピード)が一定でないので、何度もぶつかりました。家からそれほど遠くないところにコストコがあるんだけど、そこではカートに引かれそうになりました〜。妹いわく、大阪の地下を歩くときは、目的方向を見据えてただただ歩くといい、そうです。人を避けて歩こうとすると、余計にぶつかってしまうんだって。あれは一体なんなんだろう。

midApr5
ラッパスイセンもそろそろ終わり

。。。と、まぁ、書きだすと本当にキリがなくって。あ、それから、やっぱり、日本人って細くて小さいっ!自分がやたら健康的でたくましく感じた。あ、そうそう、それから、言うまでもなく、日本の商品の選択肢の豊富さには感心感心。サイズ、バラエティ、色、クオリティレベルなど、一つの物をとっても選択肢がものすごくたくさんあって困ってしまう。化粧品なんかもすっごいねっ。日本に帰るといつも「私ももうちょっときちんと肌の手入れをするべきなんだろうな。。。」と思わされる。 カウンターカルチャーショックっていうのかな。

日本、たまに帰ると本当におもしろいっ!

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