私が仕事をしている大学(University of Victoria)の庭園。The Finnerty Gardens。
大きさにして2.6 ヘクタール(というのがどんな大きさなのか想像しにくいのですが)、合計約4000種の木々や草花であふれる。ここのネイティブプラント(この土地に本来生息する草木)の一つであるrhododendron(ツツジ科)だけでも200種、合計約1500本のツツジ・シャクナゲが植わっているらしい。私の背丈の1.5倍〜2倍にもなる西洋シャクナゲもたくさん見かける。
今日は、本当に数週間ぶりに、お昼時に雨が降っていなかった。そこで、久しぶりにこの大学のフィニティガーデンを歩いてみた。UVic のキャンパスはそれほど大きくないので、庭園まで歩いて帰ってくるのに30分あれば十分。
入り口の一つ。ここ数年、「うさぎ」と「鹿」の被害に悩み、とうとうガーデンの周り全てに金網とフェンスをはらなくてはならなくなりました。
古く朽ちた木々は自然に横たえられている。ゆっくりと土にもどっていく。木の根っこの様子がおもしろい。
ところどころにこういう小さな池もあり。
実は、このお庭の端にある小さなチャペルで、妹は結婚式をあげました。で、このあたりで記念写真もとりました。もうかれこれ… 10年になる。わー。
あ。この花、冬に黄色い花をつける「Witch Hazel」。暗い写真ですが。
色の寂しい庭で、元気な黄色が光ってた。… 錦糸卵。みたいネ。
そして、足元にはこんなのも。
きれい。
サルノコシカケの一種? ひらひらと柔らかそうですが、触ると固かったです。
数ヶ月先の春を、じっと待つ草木の様子を目にして、時間ばかりにせかされている自分に気づきました。