庭のちっち三兄弟

BC州の過去に例を見ない山火事の影響で、ビクトリア上空もうっすらと煙に覆われている日々が続いている。今日で。。。5日目かな。朝日もお月さまも怪しげなオレンジ色をしている。青空が恋しいな。先週末は青空が広がり暑いほどのお天気だった。そのときに撮っておいた「ちっち三兄弟」を紹介しちゃおう♪
(クリックで少し大きくなります)

ちょっと前にここでも紹介した小鳥の「ちっちたち」。すっかり大きくなったよ~。

あのときはまだ羽毛がフサフサで、飛ぶというよりも枝と枝の間をちょんちょんと飛び跳ねて飛行練習していた感じだった。チチチチチチっていう歌声がポピーシードのようでかわいらしくて、いつも3羽一緒にいるので「チッチ三兄弟」って呼んで眺めている。

巣立ちをしたのだろうけれど、うちの裏庭がメインの遊び場なのか、庭にいると木々の間を飛び回っているのをよく見かける。…と、私は勝手に「あの同じ3羽だ」と信じている。そのほうが親しみがわいて楽しい♪

体の大きさとパターンで調べてみるとどうやらチカディー種(Chickadee)で、「Black-capped chickadee 」または「Chestnut-backed chickadee」みたい。頭の色が黒か栗色かで見分けるらしい。どちらも体は12cmほどの大きさで習性や生息地もとても良く似ている。

この子たちは多分、栗色チカディー。チカディー種の中でも一番「ハンサム」っていわれているらしいヨ。

鳥のフィーダーにプラスチックの帽子をかぶせてから、リスたちがいたずらをすることもなくなった様子(…というか、今はナッツが溢れているのでそっちを食べつくすのに忙しい)。チッチたちがこのフィーダーを見つけたのは2週間ほど前のこと。楽しそうに食べる食べる。

かわいらしい♪

フィーダーをひっかけているりんごの木からチチチチチチと聞こえるので、しばらくじっと側に立っていると、ちょこんとフィーダーに飛び移ってくる。3兄弟のうちの一羽は好奇心が旺盛なのか、私がすぐそばにいてもじーーーーっとこちらを見ていたりする。野生の動物たちが自分を恐れずにいてくれてアイコンタクトをとれたりすると、とても嬉しくなるもの。ただの偶然でも、その瞬間だけは友達になれたみたいで。

チカディー種の小鳥たちは、普通、フィーダーのふちに捕まってそこで餌をつつくことはないんだって。一粒拾って近くの枝に飛び移り、上手に足で抑えてゆっくりと食べる。くちばしを枝にこすりつけてきれいにする。で、また拾いに来る。実際にそんな風にして餌をつついている。
↓↓のビデオでそうやって食べているところが写ってます♪

なんだけど、最近はフィーダーにやってきて、そこでしばらく餌をツンツンしていることがある。慣れてきたからかな。チッチたち、あんまり油断しすぎちゃだめよ~。

 

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ハニーサックル(スイカズラ)の挿し木とチチチチチ親子

何年も前から「ハニーサックル(スイカズラ)が庭にあったらハチドリたちが喜ぶだろうなぁ」って思っていた。

散歩道でも生い茂り、高いトンネルのようになっているのをよく見かける。よく目にするのはオレンジ色のやピンクが混じっているもの。

このハニーサックルの「黄色いの」が同僚のグレッグの庭にわさわさと花を咲かせている(!!)ということを、今年初めて知った! それで彼に、「挿し木にしたいから枝を2本ほどちょうだい」と頼んだ。

すると。

翌朝、かばんからジップロックにつめたハニーサックルをとても嬉しそうに取り出したグレッグ。こんなにもたくさん。。。

ジッパーを開けるととってもとっても良い香り!花がまだきれいについている枝を短く切り分けて、職場のカウンターに飾ってみた。ハニーサックルの香りは知っていると思っていたけれど、こんなにさわやかな甘い香りなんだね〜。薄い黄色がまたかわいい。

早速、挿し木にしてみたよー。ゼラニウムなどと同じ方法で。余計な葉っぱを取り除き(2〜3枚だけ残して)、5〜10cmに切り、切り口に発根促進剤を付ける。それをバーミキュライトに挿してたっぷりと水を上げた。普通の土よりも栄養分のないバーミキュライトのようなモノのほうがばい菌が入らないので発根には向いているらしい。

乾燥を防ぐためにビニールなどをかぶせ、日陰に数週間おいておきます。乾き切らないように毎日チェックして。

上手く根っこが出てきますように〜。来年、花はつかなくても30cmくらいに育てば嬉しいな♪

こんな風に庭でちょっと作業したり、ゴロゴロしながら本を読んでいた間、ずーーーーーーっと、ずーーーーーーっと、庭の一番奥から「チチチチチチチチチ」という小鳥の声が聞こえていた。本当に、ずぅ〜〜〜〜〜〜っと。あまりにも長い間チチチチチチと歌っているので、一体どんな子たちなんだろうと見に行ってみた。

見えるかなぁ〜。

↑↑ このビデオに映っている様子を最初に見た時は、仲良し3兄弟が遊んでいるのだと思った。ちょうど巣立ちの時期で、ブラックベリーの茂みのあたりをちょんちょんと飛び跳ねながら遊んでるの、見えるかな? まだ自信がないのか、とても短い距離を行ったり来たり。その間もずぅ〜〜〜〜〜〜っと、チチチチチチって騒がしいのです。

翌日も、チチチチチチが聞こえたので行ってみると、その日はちょっと冒険して木の上にいた〜。

↑↑このシーンをみて気づいたのです。兄弟たちだけで遊んでるのかと思ってたら、違う!お母さんらしき親鳥が、遊んでいるヒナたちに葉っぱについている虫(?)を子供に与えてた〜。よーく見るとね、子供たちはずーっとチチチって言いながら小枝の上で羽を細かく震わせて待っていて、お母さん鳥は軽やかに飛び回ってエサを集めてたよ。

エサをささっとあげているお母さんの様子、見えるかな〜。影になって見にくいね…

もう少ししたらもっとじょうずに飛び回れるようになって、自分でごはんを集められるようにもなるね〜。

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