はじめての巻けてないロールケーキ

週末、戸棚の整理をしていてかぼちゃのピューレ(缶)を見つけた。カナダの感謝祭のパンプキンパイ用に買って余ったもの。「あ!あれを作ろー☆」と、先日チェックしていたカリフォルニアばあさんのブログの「かぼちゃのロールケーキ」のレシピを書きだした。とってもわかり易く説明されているレシピなので、私にもできそう〜って思ったのでした。

が。

ありゃ。

rollcake2

ぺちゃんこになってしまった。。。

「ロール」してへんやんっ。

それがね、焼きあがったケーキをどっち向きに巻けばいいのかよくわかんなくって。短い方の辺を手前にして巻くべきだったんよね、きっと。「よくわかんな〜〜〜い!」と、長い方の辺を手前にして巻き始めたらあっという間に巻き終わってしまって「しまった(汗)」。と。クリームはむちゅぅっとはみ出てくるし。。。やっぱりこういうお菓子作りって私には向いてないなと思った。

くるくる巻いているロールケーキって、なぁ〜んか見ているだけでもうれしくなる焼き菓子で、一度作ってみたいなぁって思っていたんだけど… やたら手がかかるっ。危うくスポンジ部分を焼きすぎてしまいそうになったし、クリームもホイップがどうも上手く泡立たず… やっぱり私には、一つのボールに材料を全部どっかーんといれて混ぜて焼く、のがむいているみたいです。

でも、味はとっても美味しかった。ケーキ生地もパンプキン風味だし、スパイスが効いていてクリームは軽いし。相方も「すごく美味しい。でさ、真ん中だけじゃなくて、あともうひと巻きしてクリームがくるんとはいっているといいねぇ」というコメント。「Ya, I know.」と私。 それ以上、何と答えられましょうか。

もう一回作ってみようかな。冬休みになったら。

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真ん中にしかクリームがはいっていないロールケーキもどき

ビクトリアはもう冬景色。木々の葉っぱはすっかり落ちてしまい、最近はずっとグレーなお天気。この冬は冬らしい冬になるらしいよ。ココ数年はずっと暖冬だったから。

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気を抜いたのか、風邪をひいてしまいもう一日休みをもらった。頭ががんがんして鼻水がとまらない。壊れた水道の蛇口のようです。

そうだ、この巻けなかったぺちゃんこロールケーキで余ったホイップクリーム。濃い目のコーヒーを入れて豆乳をたっぷり入れて、ウィンナーミルクコーヒーを作ってみた。 みんな子供の頃はコーヒーに「ウィンナー(ソーセージ)」がはいってんのか?って思った、あれあれ。ウィーンのコーヒーっていう意味らしいけど、ウィーンのひとって本当にホイップクリームのせて飲むのかな。

whipcoffee

コーヒーが熱すぎたのか、すぐに溶けてしまった。あったかい飲み物が嬉しい季節。

ふと、吉本ばななさんの本を読み返したくなり、大学の図書館で検索すると数冊日本語のものがあった☆ 「うたかた」を読みはじめた。最初に読んだのってもう20年ほど前で、当時こちらでも彼女の作品は話題になっていて、誰かに借りてざざぁっと読んで終わったっていう記憶しかない。40代になってから読むと20代の自分が感じなかった感情がじわりとわきあがってくるものなのかな。彼女の心の描写がとてもきれいだと思う。以前の自分にはしっくりこなかったり、さらっと読み流していたところも、一休みして感情を心に描いてしまったり。淋しさとか嬉しさの表現がすてきだなぁって思う。

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「まっさらの感情」「自分が生物だと思える」って、いいな。誰かと一緒にいてそんな風に感じられるってすてきだろうな。

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