干しぶどうのエクササイズ

パートの子の一人、ナタリアちゃんに面白いことを教わった。「Raisin Exercise・干しぶどうのエクササイズ」。ナタリアちゃんはこのエクササイズを、メディテーション(瞑想)のクラスの先生に聞いたんだって。

なんのためのエクササイズかって思うでしょ。簡単に言うと、「ものを食べる、口に入れて味わう」という動作に注意を払ってみる、というもの。私たちって、お腹がすいて目の前に食べ物があったら、ま、それを手にとって、余り何も考えず口に入れて食べてしまう。お腹がすいてなくても口が寂しくて、モノを食べてしまうこともある。もうお腹がほぼいっぱいっていう状態でも、ただワシワシとむさぼりついたりすることもある。私も思い当たるふしがあり。実際、ものすごくおなかがすくことなんてあまりないし、時間が来たから食べるっていうことも多い。

ナタリアちゃん曰く、彼女も特に注意をはらうことも味わうこともなく、口の中にチップスを放りこんでしまうこともあったそうな。あるある、そういうこと。で、メディテーションの先生が「一度、干しぶどうのエクササイズをしてみるといい。食べる、という行動・動作を見直す良い練習になるよ。」って言ってたんだって。

それでは、干しぶどうのエクササイズの方法

用意するもの:干しぶどうを一粒

1.干しぶどうを注意深く観察する

レーズンエクササイズ
干しぶどうの大きさやシワ、色や質感をじっくりと観察する。

2.干しぶどうを感じる

レーズンエクササイズ

干しぶどうをつまんで、指を動かし、その硬さや手触りやぬくもりを感じてみる。

3.干しぶどうをにおう

レーズンエクササイズ

におってみる。じっくりとにおってみる。甘さ、酸っぱさ、土の匂いやお日様のにおいがするかもしれない。

4.干しぶどうに耳をすます

4.干しぶどうに耳をすます  *  指でつまんだ干しぶどうを耳の側にもっていき、指でもんだときの干しぶどうの音に耳をすましてみる。

指でつまんだ干しぶどうを耳の側にもっていき、指でもんだときの干しぶどうの音に耳をすましてみる。

5.干しぶどうを味わう

レーズンエクササイズ

ゆっくりと、味わってみる。舌の上で感じる味、噛んだときににじみ出る味、口の中で感じる食感、を確認したらゆっくりと飲み込む。干しぶどうが喉を通って体の奥へ落ちていく様子を感じてみる。想像してみる。

面白いな、と思い、私も試してみた。上の図は、落書きプロジェクト「Doodle Marathon」の方に登場させてみた「レーズンガール」です。相方がこのレーズンガールを見て一言:あのレーズンで遊んでる女の子ってさ、レーズンみたいな顔に見えてくるね。

そうかな。このエクササイズ、やってみると不思議な気持ちになるよ。ひとつひとつのステップに最低2〜3分費やして、感じたことや発見したことを確認して次のステップに進みます。するとね、「食べる」という行動や食べものと自分との関係のようなものを再認識してしまうのかな。普段、「ただ食べられるから口に入れる」というような「食べ方」をしていた自分に、はっと気づいてしまった。

物好きさん、干しぶどうがあったら、お試しあれ♪

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