おうちで作るGyro・イロ、おいしいぞ!

しとしと雨降りの日曜日。昨日庭仕事しておいて良かったー。

今日は「確定申告」(めんどくせー)をし始めまして、あんまりにもドライでつまらないので、その後は台所で粉いじりをしたり、犬飯作ったり、平日のお弁当のことを考えたりしていた。この間作ってとってもおいしかった「ブロッコリーのサラダ」をたんまりと作ってにんまり。

で、冷凍庫にラムのひき肉が700g程あったので、それを使って「Gyro・イロ」を作ってみることにした☆ この辺りでも「ギロ」とか、ひどいときは「ジャイロ」ってよばれがちな「Gyro」は、ギリシャ料理の一つ。簡単に言うと子羊のひき肉を垂直なローテサリーにくっつけて、ジリジリとローストされたもの。それを外側からスライスして、ピタブレッドなんかに挟んで食べる。よく似たものでは、ラム肉と玉ねぎとトマトに「Tzatziki・ザジキ」ソースを欠けて食べる「ラムのスブラキ」。おいしいね〜。

ローテサリーなんてものを家に持っている人はあまりいないので、おうち Gyro を作るときは、ミートローフを作るのと同じ要領でオーブン焼き。良さそうなレシピを一つ見つけたので初挑戦〜。 オリジナルレシピはココ→☆ 私は少々、分量をちょうせつしました。

おうちで作るイロ・Gyro

  • ラムのひき肉 700g
  • 塩 小さじ2
  • コショウ 小さじ半
  • オレガノ(ドライ) 小さじ半
  • 玉ねぎ 半分(みじん切り)
  • ニンニク 人かけ
  • ベーコン 3枚(無かったのでベーコンの油を味付けにつかっただけ)

ラムのひき肉に塩コショウ+オレガノを加え、手でよく混ぜる。ラップを被せて冷蔵庫で約1じかん休ませる。玉ねぎとニンニクは細かくみじん切りにしておく。

ベーコンを使う場合は、ベーコン、玉ねぎ、ニンニクをフープロに入れ、その中にねかせたひき肉も加えて約1分、混ぜあわせる。私はベーコン無しで、ただ玉ねぎとニンニクとベーコンファットを大さじ1だけ加えた。

高さ約2〜3cm、幅12cm、長さ30cm位のローフにし、アルミホイルを敷いたクッキーシートの上に載せる。

ホームメードのGyro

これを175度で約30分焼きます〜。↓焼き上がり。

ホームメードのGyro

15分ほど冷ます。この状態で冷蔵庫で1週間ほどは保存できるらしいよ。Gyroはここでちょっと休憩。

さて、Gyroを焼いている間に「Tzatziki・ザジキ」を作る。

Tzatziki・ザジキ

  • プレーンヨーグルト 3/4 C
  • マヨネーズ 1/4 C
  • ニンニク 1かけ(マッシュ)
  • レモンの絞り汁 小さじ2
  • パセリ 大さじ2

ザジキソースには、普通きゅうりの刻んだものがはいってるんだけど、相方はきゅうり嫌いなので、きゅうりを使わないレシピで。

Tzatziki・ザジキ

ヨーグルトは1時間ほどガーゼでこして水切りしておいたもの(上の写真)。これだけでおいしそう〜。私はパセリを使ったけど、ミントでもいいそうな。材料を全部混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れておく。

Tzatziki・ザジキ

思ったよりも濃厚で美味しい。

さてっ!Gyro の準備も整い、ザジキソースもできたところで。というか、同時進行で、ピタブレッドも作る〜!フラットブレッドは、こちらのレシピを参考にさせてもらいました♪ →フラットブレッド万能パン

とても詳しく作り方が書かれているので、そのまんまで。ただ、うちにはブレッドメーカーがないので、手捏ねでね。混ぜて2時間休ませて、捏ねて6等分して30分。伸ばして、パーチメントペーパーを間に挟んで積み上げて30分。上から固く絞ったフキンをかぶせておいたよ。最後の30分のベンチタイムに、犬の散歩に言ったり掃除をしてしまったので、1時間半くらい伸ばして重ねたままねかせてしまった… でも大丈夫だったよ〜。

ふらっとブレッド

ちょっと焦げた。でも大丈夫。焼きあがったものも重ねてフキンをかけておいた。

さて。Gyro の仕上げ。網かグリッドに並べ、オーブンのブロイラー(上部からだけの高温)で約2分。両面を焼き付ける。

ホームメードのGyro

↑焼き上がりの感じはこんな風。いい匂いだ。

やったー!全部材料がそろったところで、あとは挟んで巻くだけっ!

ホームメードのGyro

ザジキを下にぬって、その上にGyro。トマトとレタスを挟みまして。。。

ホームメードのGyro

ほ〜〜ら、できたっ☆

美味しかったぞー!おうちで作るフラットブレッドって、やっぱり焼きたてだからかな、柔らかくってふかふか。Gyroもたくさんはさめるし、うれしい〜。ザジキの酸味と爽やかさって、ちょっと癖のあるラム肉の風味によく合うね〜。手順がややこしいように見えるかもしれないけど、一つ一つはとてもシンプルなので、のんびりとした日に作るのにはイイ♪ たくさん作れたので、残りのGyroで翌日のサンドイッチもできるし、サラダと一緒に食べてもいいかも。

満足なり☆

良い一週間になりますように。

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ラム肉とブラックオリーブのシチュー

色とりどりの秋の葉っぱも落ちてしまって、雨ばかりの寒い日が続く日々です。この時期になると、無性に食べたくなるのが「ラム肉とブラックオリーブのシチュー」。相方のイタリアおばあちゃんのレシピ。素朴な家庭の味なので、体も心もあたたまるのです。

春に子羊の半分の量のお肉をオーガニックブッチャーで買ったんだけど、ちょうどシチューに使える部位がまだ冷凍庫に残っていました♪ うほうほ。

このシチュー、一度作ると二人で食べるには多すぎる量になるので、私たちにしては珍しく、久々にヒトを招待しました。お友達二人です。二日前にいきなり誘ったのにもかかわらず、快く来てくれるって言ってくれたので嬉しかった。

さて、このラム肉とブラックオリーブのシチューですが、基本はシンプルなトマトソースを作り、その中にラム肉とブラックオリーブを入れて煮込む。それだけ〜。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

シチューものって、やっぱり二日目がおいしいので、トマトソースの部分は前日に作っておいた。あれこれ入れずに、野菜は、玉ねぎ+リーク+にんにく+にんじんのみ。ハーブはオレガノ。これに赤ワインを…半カップ強。ことことと煮こんだあと、一晩おきました。

で、翌朝、適当な大きさに切ったラム肉を、大きめなフライパンを強めの火にかけて、茶色く表面を色づける。それをトマトソースの中に放り込む。肉汁も忘れずに。

ことことと2時間ほど煮詰めたところにブラックオリーブを加えます。私たちはいつもイタリアンデリーで「サン・ドライド・ブラックオリーブ」を買ってくる。少しだけ苦味があって、塩気もある。このフレーバーが、トマトソースで煮込んだラム肉ととてもよく合うのです♪ オリーブには塩気があるので、ソースには最後まで塩を加えません。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

さて。このラム肉とブラックオリーブのシチューを作るときにはいつも、「ポレンタ」も一緒に作る☆

ポレンタは、トウモロコシの粉で作る…「おじや」みたいなもの。本来はなが〜〜い時間をかけて、なが〜いスティックでぐるぐると混ぜ続けて作るそうです。時間がかかる割には、結局は「トウモロコシのおじや」でしかないという、なんともめんどくさいものです。私たちにはそんな時間も根気もないので、いつも「インスタントポレンタ」を使う。イタリアンデリーの兄ちゃんに「これって邪道?」って聞いたら、「僕もいっつもそれ使うし、言わなかったら誰もインスタントだってわかんないよ」ってさ。そんなもんみたい。

インスタントは、ほんっとうに「インスタント」。沸騰したお湯に、ポレンタの粉をざざーっといれて、ぐわああ〜っと混ぜて、2〜3分もしないうちに出来上がる。なので、全てを準備しておいて「せぇのっ」と勢い良く粉を入れて仕上げます。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

混ぜて混ぜて、調度良い硬さになったら火から下ろす。私たちは、この直前にバターとたっぷりのパルメザンチーズを混ぜ入れます。コレを20cmの丸いケーキの型にいれておく。ポレンタはどろどろの状態で食べるのが好きっていうヒトもいるけれど、私たちは少し固めに作って型に入れ、食卓に出す直前にオーブンで温め直してチーズを振りかけます。

えーっと、デザートは、この間紹介した「フリースタイルのアップルペアータルト」をリピート。

フリースタイルのアップルペアータルト

今回はりんごと洋なしが交互になるように並べてみた。このタルト、本当に簡単なんだけど、「受け」がとても良い。4人できれいさっぱり平らげたヨ。

シチューを盛り付ける前に、相方がパルメザンチーズと「黒いトリュフ」をスライスしていた。

http://wp.me/pWlo6-26Y

本場の新鮮なトリュフに比べたら、まったくちっぽけなのだけど、気持ちだけ。これをポレンタの上にのっけました。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

こんな感じです☆ 。。。ったく、私たちって盛り付けのセンスゼロ。ま、家庭料理だからね、どさっと盛ってもりもり食べればいいのです。

ひさびさのシチュー、本当においしかった♪ ヒトと一緒に食べると、また一段とおいしいね。

*おまけ*

台所の角に居座って、なにか落ちてこないかと待ち続けていたGus。

Gus

G:ちーず、ください。

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