先週末、Wannawafel のワッフルを試食してから、相方の作るホームメードワッフルが食べたくて仕方がなかった。
今日は土曜日。遅めの朝食にワッフル。Good Idea。 相方に「ワッフル、作ってよー」とリクエスト。
一般によく知られている人気のワッフルは、「Belgian Waffle / ベルジャン・ワッフル」。でも、ワッフルにも実は色々とあるらしい。
ベルジャンワッフルは、普通、ワッフルの穴/くぼみが大きくて深い(約2.5cm)。ベルギーの東にある街、LiègeのLiège waffle(リエージュワッフル)が、本場の「ベルジャンワッフル」といわれるもの。デザートワッフルなので、とても甘く、その上にパウダーシュガーやフルーツ、生クリームをのせたりする(らしい。実際にベルギー売られているワッフルもそうなのかな)。それに、ワッフル生地にイーストを使うため、できあがりが中はもちもちっとして、外側はぱりっとしている。(←知らなかった)どうりでWannawafel のワッフルが甘かったわけだ。
アメリカンスタイルのワッフルは、普通、イーストの変わりにベーキングパウダーを使う。デザートというよりも、朝ご飯に食べることが多い。ま、のせるものは、フルーツであったりシロップをかけたり、のせたければ生クリームもOK。この他にも、ベーコンを刻んだものを入れたりして、甘くない「おかずワッフル」にすることもある。らしい。
我が家で作るワッフルは、おなじみ料理本のバイブル「Joy of Cooking」(古い方)のレシピをひねったもの。ジョイのワッフルのページに挿絵がのっていて、かわいらしいので紹介しましょう。
ページ、汚いでしょ? 使い込んでます。
このページではワッフルの作り方・焼き方の基本も説明されている。挿絵は、ベーコンを焼いて、ワッフルでサンドイッチもできますよ、という例。
私たちの「愛用のワッフルアイロン」が、これ。
昔のスタイルです。相方の親友がガレージセールで見つけてきて、その電源部分を修理して、相方にプレゼントしてくれたもの。昔ながらのワッフルアイロンのずっと探していた相方は、この贈り物を受け取ったときは涙したそうな。
店頭に並んでいる今どきのワッフルアイロンは、ベルジャンワッフルと同じようにくぼみが深く「テフロン加工」してあるものがほとんどですが。
オリジナルのアメリカンスタイルのワッフルアイロンは、くぼみが浅く(1.5cm弱)キャストアイロン製です。何年も使ってきたので、油がキャストアイロンにしみ込んで、いい感じです。焼くときに油をひく必要はありません。
温度計(?)もこんなにシンプルで愛らしい。針が「HOT」の辺りにくると、生地を流し入れる。
ほーら、焼けてる焼けてる。じゅーー。
焼き上がりに色々とのせることもできるのだろうけど、私たちはいつもシンプルに「バター&メープルシロップ」。
なので、使うメープルシロップは良いものを選びましょう。
っと、まあ、こんな感じです。(心持ち、もう少し焼いた方がよかった)
うまいっ! 個人的にあんまり甘くないこのワッフルの方が好き。朝ご飯に食べるなら、絶対こっち。くぼみが小さいのも好きです。
アメリカンスタイルおうちワッフルに興味のある方へ。
バターミルクワッフル:
材料とつくりかた(北米計量カップ):
- 小麦粉 2カップ
- ベーキングソーダ 小さじ 1/4
- ベーキングパウダー 小さじ 1 1/3
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 卵 2個(黄みと白みを分ける)
- バターミルク(変わりにプレーンヨーグルト)1 1/2カップ
- バター(溶かす)大さじ6
- 粉、ベーキングソーダ、ベーキングパウダー、砂糖、塩をふるいにかける。
- 別のボールに黄みを入れてよく混ぜる。ここにバターミルク(又はヨーグルト)と溶けたバターを入れてよく混ぜる。
- 2のボールに1の粉ミックスをさくさくと混ぜ合わせる(混ぜすぎないこと)
- 別のボールで卵白を角が立つまで泡立てる。
- 4の卵白を畳み込むように3に混ぜあわせる。
※バターミルクやヨーグルトを使うと、ちょっと酸味がかっておいしいよん