先週、日本の家族のところにニューフェイスが加わった。
5ヶ月になったばかりのブルドッグの女の子。ももちゃんです。
ごっつい。
ももちゃん、というより…「はなこさん」とか「Betty-Boop」って名前が浮かんでくるけど。ももちゃんだそうです。
私の家族はここ10年ほどずっと、2匹のワンコと暮らしている。2ヶ月ほど前、私たちみんなが愛した「メメ」が17歳で家族の元から去ってしまった。「美美(メイメイ)」と書いてメメと呼んでいたメメちゃんは、家族が上海に住んでいたときに我が家にやって来た中国犬。真っ白で、ぺちゃんこの顔で受け口で、目がきゅるきゅるで、愛嬌があって。会う人みんなに可愛がられた。
メメが10歳くらいのころ、母の友人のところで生まれた柴犬のパピーを見にいった母と妹が、余りにも可愛いからと連れて帰ってきたのが「ごんた」。血統書付きでイケメンなゴンタは、あまり賢くない。とても繊細で、おバカさんです。メメのことが大好きで、いつも一緒だったんだって。
メメがいなくなって、寂しさからか食欲がなくなってしまったらしい。犬だから「食べなさい」と言ったところで通じることでもなし。そんなゴンタのこともあり、心配した両親がゴンタの妹分に選んだのが「ももちゃん」です。
妹いわく、ももちゃんは優しい性格っぽいけれど、とにかく豪快でオテンバなんだって。水を飲むのも、ぺろぺろとかチャプチャプではなく、じゃぶじゃぶ〜だそうな。夜にふと「何の音?」とみんなが顔を見合わせると、ももちゃんのいびきだったり。
メメがいなくなってから、私の母も妹もずいぶん気を落としていたので、オテンバももちゃんがやって来て、雰囲気が明るくなったよ、と妹も言ってます。そういうところ、パピーって子供と一緒だね。
このももちゃんに思い切り体当たりされて、デリケートなゴンタは少々びびっているらしいけど、気になる存在なようです。仲良くなれるといいなぁ〜。
パピーはかわいい〜。ももちゃんでした。