秋めいてくると。でぶトリオ【夢】

雨がやみ霧がはれて秋の陽がさすと、気持ちがとろける。

朝晩ずいぶん冷えるようになり、今夜は暖房解禁。去年、友達に「冷えはよくないよ」と教えてもらったので、今年は早くもごっつい靴下を出してきてはいている。冷えは厳禁!でも、日本の実家のあたりの気温を見ると…週末はなんと30度!三十度?! えええっ? こちらは今朝は7度だよ。自転車通勤中の手が凍えてしまうほど。

ひんやりしてくると食べたいものも変わってくる。スープが美味しい季節です。日曜にはフレンチオニオンスープを作った。ココでも何度か紹介したことのあるジュリア・チャイルドのストレートなレシピ(→過去記事レシピ)。間違いなく美味しい。

週末、相方のカメラを借りて使う練習をした(最後の2枚以外は彼のカメラで)。SONYのRX100 IIというコンデジ。コンパクトなわりに使いこなせば幅広い写真が撮れるらしい。私の古いLumixGF2よりも小さいし軽い。携帯性があるから僕のを持っていけば?とすすめられることがあっても、使い方がよくわからなくて避けていた。土曜の朝、私がいつも朝ごはんの時に座るテーブルの上に、何気なく相方のカメラが置いてあった。で、手にとって外に出てリンゴを撮ってみた。彼が「練習しなさい」とそこに置いたらしい(笑)。フォーカスの仕方がよくわからない。もうちょっと練習してみようと思う。

冷凍庫に都合よく残っていたバゲットが半分♪ 解答してもカチコチだったけれど、チーズを載せてオーブンでトーストし、スープに浸すと柔らかくなって美味しかった〜。チーズはエマンタールです。

焼き果物が食べたくて。夏の間にせっせと冷凍したブルーベリーと、今スーパーに並んでいるネクタリンを一緒に焼いてみた。ラベンダーシュガーがまだ残っていたので、少しふりかけて、クイックタピオカを大さじ1半程入れてふやかして。40分ほど。

このコンビ、美味しい。

話は変わるけれど、Gusと歩いていたりすると、先日読み終わったマイケル・オンダーチェの『ディビザデロ通り』のシーンがふと蘇ってくる。ユニークな構成でストーリーそのものにも断片的な要素があったからか、ある1シーンやそこで感じた余韻がふと浮かび上がる。彼の小説はあの有名なEnglish Patientしか知らなくて、これが二冊目だった。文体が好きです。がつがつとしていなくて。そして、美しくて切ない。とても切なかった。読む人の心の目に、こんなにもハッキリと(Vividに)ある場面をを浮かび上がらせ、その場所・そのときに引き込んでしまう文章の力。すごいなぁ。

そして夜寝る前にはキンドルでフィンランドの作家のミステリー(というか、ちょっぴりサスペンス、かな?)をぼちぼちと。こちらは軽いし、眠たくなるまでの数ページ。こういうのを寝る前に読んでいるからか、最近何かに追いかけられる夢を見るのかもしれない。

そうだ、先日は3人の男たちに追いかけられていた。追われることから恐怖心は感じていなかったものの、とてもイライラとして悔しかった。というのも。その3人の男が、ものすごくものすごーく「デブ」で、見るからに「おバカ」だった。というのに!何故か、私よりも走るのが早くて、私の行動パターンを読んで常に一歩先に回りこんで待っていた。息が切れるほど思い切り走って、絶対にもう大丈夫だろうと思って角を曲がったら、デブその一がそこでヘラヘラ笑って待っている。。。という。何でっ?!

秋は色々とものを思う季節なのかもしれないねー。 季節の変わり目。風邪にはご用心!

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フレンチ・オニオンスープ by Julia Child

シチューやスープがおいしい季節。数少ない我が家のレパートリーの中で、「フレンチ・オニオンスープ」は、シーズン中に何度か作る大好きなスープ。ときどき無性に食べたくなる。空が重く、じとっと寒い夜、カウチに座ってこのスープを1ボール。満たされます。

初めて相方がこのスープを作ってくれたとき、本当にびっくりした。味がというよりも、使っている材料が「玉ねぎ」だけだから。玉ねぎだけでなんでこんなにおいしいんだよーっ!って叫んじゃうよ。

レシピは Julia Childさんの「Mastering the Art of French Cooking」より。いいかげんな私も、このレシピ本で何かを作るときは、忠実にレシピに従います〜。そうすると間違いなく美味しいものが出来上がる☆

フレンチ・オニオンスープ

材料:

  • 薄くスライスした玉ねぎ 750g
  • バター 42g
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • 砂糖 小さじ 1/4
  • 小麦粉 42g
  • ビーフストック又はブイヨン(お湯に溶かす)1.5L
  • 白ワイン(ドライ) 125CC
  • 塩コショウ 適宜
  • コニャック 大さじ3
  • フレンチバゲット
  • パルメザンチーズ、or スイスチーズ

フレンチオニオンスープ

今回、どうしても庭で採れた「平べったい玉ねぎ」を使って作りたくって。全部で5つスライスした。

厚てのお鍋にバターとオイルを温め、スライスした玉ねぎを入れて蓋をする。焦がしてはいけないので、中火よりも弱めで約15分。

そのあと蓋をとって中火にし、塩と砂糖を加える。少し砂糖を加えることで、玉ねぎがキャラメライズ(飴色にする)される。ここで、焦らず、ゆっくりと頻繁にかき混ぜながら約30分〜40分。

フレンチオニオンスープ

そうすると、だんだんとカサが減っていき、飴色に変わっていくヨ。あんなにたくさんあった玉ねぎが、ぺとっとした飴色のペーストの様になる。

フレンチオニオンスープ

ここまで色づいたら、小麦粉を振り入れ、約3分よく混ぜる。

ビーフストック、又は同量の水にブイヨンを加えたものを沸騰させておきます。私は大抵作りおきのビーフストックを使う。玉ねぎのお鍋を火からおろし、温まっているストックを加える。続いて白ワインを加える。

少しずらせて蓋をし、30分〜40分くつくつと煮込む。アクが出てきたらすくいとる。

食べる直前に温め直し、大さじ3のコニャックを加える。

ここで、どうしても忘れてはいけないのは、軽くトーストしたバゲットとチーズをボールに入れて用意すること!私たちはいつも、オーブンで軽くトーストし、チーズはスイスチーズ(エマンタール)を少しとろけさせておく〜。

フレンチオニオンスープ

そこにオニオンスープを注ぎます☆

じゃじゃんっ♪

フレンチオニオンスープ

見栄えはいまいちだけど、コレは私の盛り付けが下手くそだからでして。カリッとトーストしたバゲットととろけたチーズに、甘みのあるオニオンスープがしみこんでね、それを一緒に食べるのー。とっても美味しいよん♪ 材料だってややこしくないし、根気よくのんびりと玉ねぎを炒められれば、絶対に美味しくできあがるよ〜。オススメです♪

*今日の霧模様 on the hill *

今日もまた深い霧の一日。

victoria fog P1140323.2ちっちゃく写るGus、見えますか?

 

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