やってきましたっ☆ サーモンの季節!
解禁になったのは、1ヶ月ほど前だったかな。今の時期に捕れるのは「Pink Salmon」とよばれるもの。これは日本語では「カラフトマス」っていうんだそうな。へぇ〜。で、もう少しすると、身がもっと赤い「Sokeye Salmon」が捕れるようになる。私の一番好きなのは、このSockeye サーモン。一般に「紅鮭」って言われる鮭です。鮭にも色々とあるみたいで、もう一種類、カナダの西海岸で捕れるのは「Coho」。Wiki に分かりやすい図表がのってたので紹介☆
何度かセーリングに連れて行ってくれた、お友達のGuyが、休みを利用してバンクーバー島の北の方まで釣りの遠征に行ってきたそうです。で、おみやげだといって、「ピンクサーモン」を一匹届けてくれました!うれしぃ〜♥
重さにして約10kgの鮭。「すぐにさばいて、冷蔵庫に入れないとだめだよ」とのことだったので、早速。外のピクニックテーブルの上にビニールでくるんだ板を置き、その上でさばくことに。(Guy、ついでにさばいてきてくれるともっと嬉しいよ…)
魚をさばくのに抵抗があるわけではないんだけど、とにかくデカイので、台所ではその辺りが魚の鱗と血だらけになってしまう。ツルツルすべるし。それに。うちには「フィレ(さばく・おろす用)のナイフ」がない。今年こそは買いたいアイテム。
とにかく、ないものは仕方が無いので。相方と Youtube のシェフなんとやらの「サーモンの美しいさばき方」というのを2回予習して… 今年、初のサーモンをレッツさばこう!
どどーん。とこんな感じです。Guyの話では、今回の釣り遠征のロッジに泊まっていたのは「オトコばかり」。真剣にサーモン釣りをやってる男どもなんだそうです。で、彼らの追い求めるのは「20kg級」。私たちのもらったコレ(↑)は、そういう彼らにしてみれば、お子様サイズなので、釣り上げてすぐに放すんだって。私にしてみれば、小さめのほうが若くっておいしいだろうに、って思うんだけどネ。やっぱり、40kgを引き上げたときの快感を一度味わうと、やみつきになるみたい。漁師の血が騒ぐんだろうなぁ。
フィレ用のナイフの代わりに、相方は万能ナイフ「Buck knife」を使い、私は「果物ナイフ」で勝負。やっぱりねー、「刃」の長さが短いと、この大きさの魚をさばくのは厳しい。二人でビデオを思い出しながら、頑張った。フィレはアートだ、と、シェフなんとやらは言ってた。私たちのは… あまり美しくないか。
コレ(↑)は背骨の付いていない方の半分。白い部分はお腹の骨で、この下に「フィレナイフ」を滑らせると、綺麗に全部とれるのです。が、無いので、果物ナイフでゆっくりと…こそぎ落とすようにとりました。
ピンクサーモンだけど、身がとても赤かったのにはびっくりした。きれいでしょう?
で。ある程度、ナイフで骨をはがしても、深く入っている背中の方の骨は、特別なプライヤーでひっこぬく。この道具も持っていないので… 毛抜き(?)で代用。
これはなかなかうまくいった♪ うまく抜け出すと、骨を抜く作業はちょっと楽しい。
写真をとるためにいちいち手を洗わなきゃいけなかったので、まともなステップの写真がとれなかった。鮭をさばくのは、いつも二人して必死になってしまうし。
この(↓)頭やらヒレやら。
まだ、少し身がついているんだけど、それをこそぎ落として袋に分けるのも面倒だったので(ごめんなさい。もったいないね)、今日はスキップ。頭も骨も全部まとめて、畑に埋めました。タヌキに掘り起こされるのを避けるため、結構ふかーい穴を掘らないといけないので、これも一仕事なのです。でも、とてもいい肥料になるヨ。
夜ご飯に、ハニーガーリックのソースに少し浸してから、ブロイラーで焼きました。おいしかった〜☆
さてと。連休も終わりです。8月だ。元気にガンバロー。