ときどきやってくる「〇〇熱」。突然、〇〇が食べたくなって、しばらく〇〇を口にしては幸せな気分にひたる、という〇〇熱。あるよね〜、そういうの。
最近の〇〇は、はちみつ。
はちみつには、色んな味がある。花の種類、とれた土地、その年の気温などによって味が全く違う。ここブリティッシュコロンビア州では「みつばち」の数が年々減少している。去年は、このバンクーバー島の9割の養蜂箱のみつばちが全滅したらしい。前年度の長すぎた夏の気温と、伝染病が原因なんだって。夏が長すぎると、その長い分だけみつばちは働き続け、それによる疲労のため冬の寒い気候を乗りきれなかったんだそうです。自然、はちみつの値段も上がってきている。
私たちの知り合いも、ミツバチを助けようと、庭に巣箱をおいてはちみつの収穫までしていた。これがまた…めっちゃくっちゃおいしかった。花の香りとその風味がそのまま口の中にふわりと広がる、という感じ。
はちみつには「精製したもの(pasteurized)」と「精製してないもの(unpasteurized)」がある。料理やお菓子に使うのなら「精製したもの」で良しとしてます。←こっちのほうが安いから。
でも、そのままスプーンですくってなめてみたり、パンやクラッカーにぬって食べるなら「精製してないもの=ローハニー」を選んでます。うまく言えないけど、味がまろやかで、ただ甘いだけでない、ような気がする。
で☆!
最近の「はちみつ熱」でハマっているのが、コレ(↓)。ロー・クリームハニー
ぎっしりつまったクリームハニー。Unpasteurized / ローハニーには、花の蜜がみっちりと凝縮されています。ミツバチたちが集めた蜜に含まれる水分は、蜂たちの羽でゆっくりと乾かされ蒸発するんだそう。人口の熱を通したものではないので、自然の酵素もみっちりと詰まっている。というわけです。
ね? 色も白っぽいでしょ? バターナイフで砕くように削り取らないといけないくらい、このロークリームハニーは「硬め」。もう少しとろりとしたものもある。
これをクラッカーにぬって。
いただきます♪ ただはちみつをぬっただけのこれ(↑)に、妙にはまってます。
はちみつの甘さを楽しむようになると、白いお砂糖の甘さは「舌にささる」ような感じがする。
… とはいえ。チョコレートの甘さはまた別で。良しですが…
みなさん、良い週末を!