日曜日のんびりいろいろと

3月17日の今日は「Saint Patrick’s Day」(聖パトリックの祝日)。だけど、祝日ではないんよね。アイルランドにキリスト教をひろめた聖パトリックさんの命日で、アイルランドの祝祭日。らしい。カナダでもHappy Saint Patrick’s Day☆って言い交わしたりするけれど、ただ「緑色の服」を着たり緑のフェイスペインティングなどをして、ビールを沢山の飲んで盛り上がる日、って理解している人が多い。私もその一人です。

平日だったら緑のシャツを着たりするんだけど、今日は日曜だったので、普段と変わらず… でも、相方はまた「New York Times」のレシピコーナーで、Saint Patrick’s Dayにちなんだ(?)レシピを探してきて張り切っていた。いつものオーガニックの肉屋で珍しく「Chuck(肩の上部の肉)」が売っていたので、それをゆっくりと煮込んだシチュー。Chuckには程良く脂身や筋が含まれていて、味わい深いんだけど部位の中では一番エコノミカルなんだって。このChuck meatをダークなギネスで煮込んでたヨ。

chuckmeat_stew

濃厚でまったりなギネス。好きですか?レシピではこのギネスビールとビーフストックとお野菜(にんじん、玉ねぎ、たくさんのリーク、ニンニク)の中で、お肉を3時間ほどオーブンに入れてゆっくりと煮込む。とありました。相方の買ってきたお肉が少し小さめだったので、このギネス1本とストックをほんの少しで足りてしまった。すんごいいい匂いがするよ〜♪

chuckmeat_stew

約3時間後(↑)。フォークを突き刺すと、ほろりと崩れてしまうくらいに柔らかい。

chuckmeat_stew

こんなお肉料理ときたら、マッシュポテトやね。肉汁をかけていただき〜☆ うまいっ!野菜とギネスビールだけなのに、こんな風な旨みが出るってすごいな。こういうシンプルな北米料理も好きです。

で、私の今日のトライはというと。

なかましほさんのゆべし

「ゆべし」に初挑戦♪ レシピは「なかましほさんの小さなレシピを1ダース」より→☆

なかましほさんのレシピシリーズ、一回分(二人分くらい)の簡単なレシピがあって、気に入ったものを書き留めて試してまーす♪ ゆべしって、初めて聞いたし、ホンモノを食べたことがないから、こんなのでいいのかわかんないけど。やさしい〜味だった〜。ちゃぶ台の前に正座して、お茶をすすりながら頂きたい。そんな味。くるみがはいっているから食べないだろう、と思っていた相方も、「美味しいね」といって食べていたのにはビックリした。

あ!先日、「梅を見に散歩〜」と、写真ものせてみたんだけどね、実はアレ、「梅」ではないみたい〜。可愛らしい梅の姿を粋に演出されていた a-ki_laさん(「春服」)が、「ひょっとすると梅じゃなくてベニスモモかも」って教えてくれた〜☆

「確かに。。。梅の花って枝に転がるように直接つぼみが付いているけど、私が写真にとったのには茎があって花がある。。。」ふむ。早咲きの桜のようにもみえるけど、木の幹は明らかに桜ではない。調べてみるとね「Cherry Plum」(学名はPrunus Pissardii Nigra)って言うらしい。直訳すると「桜梅?」(ややこしー)。ベニスモモで調べると、葉っぱが赤紫っぽいものばかりが出てくるけど、こんなのも咲いてるよ(↓)

Prunus Pissardii Nigra

白くって、ガクは黄緑色。

Prunus Pissardii Nigra

冷たい風がびゅんびゅん吹くなかで、寒さを感じさせない軽やかな可愛さのある「Cherry Plum」。梅ではないよ〜。桜*梅♪ でも… さくらんぼも梅もできないよ。

良い一週間になりますように☆

今日もご訪問どうもありがとう。↓↓ぽちっと One Click嬉しいな♪
にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

色とりどりの秋の葉っぱも落ちてしまって、雨ばかりの寒い日が続く日々です。この時期になると、無性に食べたくなるのが「ラム肉とブラックオリーブのシチュー」。相方のイタリアおばあちゃんのレシピ。素朴な家庭の味なので、体も心もあたたまるのです。

春に子羊の半分の量のお肉をオーガニックブッチャーで買ったんだけど、ちょうどシチューに使える部位がまだ冷凍庫に残っていました♪ うほうほ。

このシチュー、一度作ると二人で食べるには多すぎる量になるので、私たちにしては珍しく、久々にヒトを招待しました。お友達二人です。二日前にいきなり誘ったのにもかかわらず、快く来てくれるって言ってくれたので嬉しかった。

さて、このラム肉とブラックオリーブのシチューですが、基本はシンプルなトマトソースを作り、その中にラム肉とブラックオリーブを入れて煮込む。それだけ〜。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

シチューものって、やっぱり二日目がおいしいので、トマトソースの部分は前日に作っておいた。あれこれ入れずに、野菜は、玉ねぎ+リーク+にんにく+にんじんのみ。ハーブはオレガノ。これに赤ワインを…半カップ強。ことことと煮こんだあと、一晩おきました。

で、翌朝、適当な大きさに切ったラム肉を、大きめなフライパンを強めの火にかけて、茶色く表面を色づける。それをトマトソースの中に放り込む。肉汁も忘れずに。

ことことと2時間ほど煮詰めたところにブラックオリーブを加えます。私たちはいつもイタリアンデリーで「サン・ドライド・ブラックオリーブ」を買ってくる。少しだけ苦味があって、塩気もある。このフレーバーが、トマトソースで煮込んだラム肉ととてもよく合うのです♪ オリーブには塩気があるので、ソースには最後まで塩を加えません。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

さて。このラム肉とブラックオリーブのシチューを作るときにはいつも、「ポレンタ」も一緒に作る☆

ポレンタは、トウモロコシの粉で作る…「おじや」みたいなもの。本来はなが〜〜い時間をかけて、なが〜いスティックでぐるぐると混ぜ続けて作るそうです。時間がかかる割には、結局は「トウモロコシのおじや」でしかないという、なんともめんどくさいものです。私たちにはそんな時間も根気もないので、いつも「インスタントポレンタ」を使う。イタリアンデリーの兄ちゃんに「これって邪道?」って聞いたら、「僕もいっつもそれ使うし、言わなかったら誰もインスタントだってわかんないよ」ってさ。そんなもんみたい。

インスタントは、ほんっとうに「インスタント」。沸騰したお湯に、ポレンタの粉をざざーっといれて、ぐわああ〜っと混ぜて、2〜3分もしないうちに出来上がる。なので、全てを準備しておいて「せぇのっ」と勢い良く粉を入れて仕上げます。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

混ぜて混ぜて、調度良い硬さになったら火から下ろす。私たちは、この直前にバターとたっぷりのパルメザンチーズを混ぜ入れます。コレを20cmの丸いケーキの型にいれておく。ポレンタはどろどろの状態で食べるのが好きっていうヒトもいるけれど、私たちは少し固めに作って型に入れ、食卓に出す直前にオーブンで温め直してチーズを振りかけます。

えーっと、デザートは、この間紹介した「フリースタイルのアップルペアータルト」をリピート。

フリースタイルのアップルペアータルト

今回はりんごと洋なしが交互になるように並べてみた。このタルト、本当に簡単なんだけど、「受け」がとても良い。4人できれいさっぱり平らげたヨ。

シチューを盛り付ける前に、相方がパルメザンチーズと「黒いトリュフ」をスライスしていた。

http://wp.me/pWlo6-26Y

本場の新鮮なトリュフに比べたら、まったくちっぽけなのだけど、気持ちだけ。これをポレンタの上にのっけました。

ラム肉とブラックオリーブのシチュー

こんな感じです☆ 。。。ったく、私たちって盛り付けのセンスゼロ。ま、家庭料理だからね、どさっと盛ってもりもり食べればいいのです。

ひさびさのシチュー、本当においしかった♪ ヒトと一緒に食べると、また一段とおいしいね。

*おまけ*

台所の角に居座って、なにか落ちてこないかと待ち続けていたGus。

Gus

G:ちーず、ください。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
今日もどうもありがとう♪ ↑One Click、嬉しいな♪