コロラドリバー【夢】と最近のペーパーバック:ダン・ブラウンとアンデシュ・デ・ラ・モッツ

今朝は雨の音で4時45分に目が覚めて、貴重なあと45分を眠れずに無駄にしてしまった。まだ休みボケが抜けきっていないのか、数日続けて「ディストピア」なテーマの夢を見てしまい、起きた後もシーンが蘇ってきて戸惑ってしまったり。私の怖い夢というのはいつもよく似たテーマで、社会の秩序や人間性が周りの自然環境と共に崩壊していく。とは言え、そういう雰囲気だけが漂っていて、実際に起きていることはそれほど大げさなことではなかったりもする。

数日前の夢:

私はコロラドリバーにかかる大きなナバホ橋(←実際にあるのー!)の上にたっていて、そこから下を見下ろしていた。その年は過去に例を見ない干ばつでコロラドリバーの水位も恐ろしく低かった。その水位の下がった川に5〜6つの救助隊ボートが浮かんでいた。救助隊がそこにいたからというわけではないが、橋の上から飛び降りてみようかと考えた。上手く飛び込めば助かるかもしれない。

そして、飛び降りないという選択肢はないように思い、足から先に落ちていった。水面までかなりの距離があり、肌に風を感じ、人はある程度の高さから落ちるときに初めて重力というものを感じるのだなぁと思った。途中、私の落ちる位置は十分に深いだろうかと考えた。手足を動かしたらもっと右や左に移動できるものか。次の瞬間、衝撃とともに足の先から頭の天辺までひんやりとする。二の腕の辺りが特に冷たかった。

夢はそこで終わらず、その後もとても奇妙だった。同僚F君が私のオフィスにアフリカ人の家族をかくまい、「この人達を援助するんだ」と言い張っていた。女の子に話を聞くと、どうやらそれは昔パートで働いていたボツワナ出身のキヨ君の両親と妹らしかった。私の小さなオフィスに6人がぎゅうぎゅうづめになり、キヨ君がやってくるのを待ち続けていた。どんどん空気が薄くなり、私は気を失う。目が覚めた時にはF君達はいなくなっていて、オフィスにろうそくがともされていた。電気がつかない。

その後も夢は続いたのだけど。今日はこれくらいでいいや。

頭のなかで色々と処理をしているしるしかな。

話を変えて。私はキンドルを持っていて、夜布団に入ってぬくぬくしながら軽いペーパーバック(ミステリーやサスペンスの軽いもの)を少し読むのが楽しみです(だから妙に切羽詰まった夢をみたりするのかも!)。冬休み中には、ダン・ブラウンの「インフェルノ」と「オリジン」を読んだよ〜。インフェルノはまずまずだったけど、オリジンの方は楽しかった♪ スペインのビルバオやマドリッドが舞台になり、サグラダ・ファミリアを始めとするガウディの建築物も取り上げられていて、グーグルでロケーションやアートや建築物、歴史を検索するのも楽しかった〜。今読んでいるのは、スウェーデンのミステリー(クライム)作家「アンデシュ・デ・ラ・モッツ」の「Memorandom」。

なかなか良いペースでストーリーが展開し、こういうペーパーバックは面白いテレビドラマを見ているようで(時にはテレビよりずっと面白い)楽しい。洋書を読むスピードがとても遅い私でも、こういう読み物はさくさくと読めるのでキンドル向きです。

さてと、歯を磨いて続きを読も〜っと。変な夢を見ませんように〜。

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海外でKindleを使って和書と洋書を読んでます

日本のアマゾンでキンドルストアーがオープンし、私も嬉しくなって「Kindle Paperwhite」を買っちゃいましたが。Kindleの端末を使って和書と洋書を読み始めて、まる3ヶ月が経った。問題なくすんなり使えてるよ♪「海外でKindleを使って和書と洋書を読む」っていうトピックで、以前にも紹介しました〜
→→その1その2

最近になって、「設定はどうしていますか」「アカウントはどうやって作ってますか」「変なエラーメッセージは出ませんか」というような質問をいただいた。私は気づかなかったけど、和書をアマゾンジャパンから購入するには、日本の住所でアカウントを作っておかないとエラーがでるみたい。3ヶ月使ってみた感想と一緒に、ちょこっとまとめておきまーす。

海外で1つのKindleを使って和書と洋書を読む:私の設定

  • 一つのKindle端末には一つのアマゾンのアカウントしか登録できないので、私はアマゾンジャパンAmazon.co.jp)のアカウントを登録している。
  • アマゾンジャパンのアカウントを作ったときに登録した住所は、日本の実家の住所
  • 支払い方法のクレジットカードは、カナダで作ったVisaカード
  • 登録しているメールアドレスはカナダのもの
  • 洋書は「Amazon.com」の方で購入することが多い(※時々、アマゾンジャパンで同じ洋書がAmazon.comよりも安く売っていたりするのでチェックを忘れずに☆)
  • 和書はアマゾンジャパンで購入。購入したあとKindleのWiFiをオンにするとライブラリーに並んでいる
  • Amazon.comで買った洋書は、コンピューターの「Kindle App(無料)」で開きダウンロードし、それをCalibre.appを使ってロックを外してEPUBかMOBIに変換する(方法はこちら)。

キンドルの端末がなくっても、iPhoneやiPadに無料のKindle アプリを入れれば同じように読書ができるネ。厄介なエラーを出さずに海外でアマゾンの和書を読むには、「居住国」を日本に設定することを忘れずに。

アマゾンで居住国を設定

  1. ブラウザーでAmazon.co.jpのページを開き、自分のアマゾンのアカウントでログインする
  2. 右上の「こんにちは、〇〇さん。アカウントサービス」のリストから「アカウントサービス」を選ぶ
    キンドル居住国を設定
  3. アカウントサービスのページの「アカウント設定」の項目の中に「アドレス帳の内容を変更する」がある。
    キンドル居住国を設定ここをクリックして、「国内の住所を登録する」のボタンをクリックし、日本の住所を登録する。
  4. 「こんにちは、〇〇さん。アカウントサービス」のリストから「My Kindle」をクリック。
    キンドルで居住国を設定

アカウントサービス> My Kindle のページが開く。左のコラムから「居住国設定」をクリックし、「変更」をクリックして、日本の住所を登録する。↑の3.で設定した日本の住所を選ぶ。
キンドルで居住国を設定

これで大丈夫!

キンドルで居住国を設定

Kindle Paperwhiteを3ヶ月使ってみて

  • 母国語で読めるものが手元にあるととても安心する。レジャー感を味わえる
  • コンパクト+E-Ink+バックライト有りなので、布団に入ってから読むのが楽。iPadやiPod Touchよりも読みやすい(目が疲れない)と思う
  • バッテリーが長持ちなのはうれしい
  • 電子書籍って「一方通行的・Linear な」読みものだと思う。ページを行ったり来たりして確認してみたい「実用書」等には向いてない気がする
  • 辞書がついているので、洋書(英語)での読書にもそれほど気合を入れなくても良くなった!コレはとっても嬉しいことです。わからない単語はいつもバシバシ飛ばして読んでたけど、Kindleを使い出してからは、その時にちらっと調べられる。とても嬉しい機能です
  • Kindle Paperwhiteのカバーは、開くと勝手にKindleがOnになり、閉じると電源が切れる。シンプルで気に入ってますが、これをつけるのとつけないのでは重さがずいぶん違う。

と、こんな感じかな。あとは、早くどんどんと和書の数が増えてくれればな〜って願ってます♪

海外でKindle Paperwhiteを使う:洋書と和書を一つのKindleで読む その2

一つのKindle Paperwhiteで、複数のアマゾンのアカウントで購入した本を読む方法(我流です)を紹介するネ。あ、でも、これはあくまで「自分で買ったキンドル本を自分で読むため」、という目的です。人にシェアしたりすると違法になるので、注意してね♪

一つ前の記事にも書いたけれど、アマゾンのキンドルの場合、一つの端末(Kindle Paperwhite)に二つのAmazonのアカウントを登録することはできない。プラス、別のアカウントで買ったキンドル本(例えば、相方が買ったキンドル本)を、私のキンドルにダウンロードしてもDRMがかかっていて読めません。DRM=Digital Right Management。これがかかっていると別の端末では開くことができないの。

何をしたいか、を簡単に言うと:Amazon.comで購入したキンドル本のDRMを取り外して、Amazon.co.jpのアカウント一つで読めるようにする。

私の場合:

  • 和書:Kindle Paperwhiteで直接購入、又はAmazon.co.jpで購入
  • 洋書:Amazon.comで購入(安いし種類が多いから)

必要なツール・アプリ:

  • iOS 端末(Kindleアプリの使える端末ならOK):私は iPodTouch 4G
  • Calibre(電子書籍管理ソフト:無料)→ダウンロード
  • Calibre用のDRM Remover →ダウンロード
  • Kindle Paperwhite(キンドル端末、何でもいい)

注:私のコンピューターはMacなので、PCで同じことをする場合、少し違うかもしれません。

複数のアマゾンアカウントで購入したキンドル本を一つのキンドルで読む方法

  1. Calibre用のDRM Removerをダウンロードして解凍しておく
  2. Calibreを開く。
  3. Calibre >> Preferencesにいき、左下のPluginsのアイコンをクリック
  4. 右下の「Load plugin from file」ボタン をクリックし、解凍したDRMツールのフォルダーを探す。Calibre_Pluginsのフォルダーの中の「K4MobiDRM_v04.5_plugin.zip」を選ぶ。
    CALIBRE
  5. Customize the plug-in」ボタン(先程の「Load plugin from file」ボタンの左上)をクリックする。するとPID(パーソナルID)を記入するウィンドウが開く。このまま開けておく
  6. iPodTouch/iPhone/iPad をコンピューターに接続し、iTune を開く。
  7. View>>Show Side Bar(サイドバーを表示させる)
  8. サイドバーのリストの中から端末を選ぶ(例: iPhone)
  9. Summaryタブを選ぶ。
  10. 端末のアイコンのとなりにCapacitySerial Numberなどが表示される。Identifirer (UDID)が見当たらない場合は、Serial Number(シリアルナンバー)をクリックするとUDIDに変わります♪ この40桁をコピーしておく。後で必要になります。
  11. このUDIDを、ここにペースト:http://kindletools.prestonlee.com/
  12. Calculateボタンをクリック
  13. そうすると「KindleのPID(パーソナルID)」が取得できる。これも後で必要になります。
  14. Calibreにもどって、(5.)で開けておいたウィンドウに「UDID」と「キンドルのPID」をペーストする。
  15. Calibreを再起動する

これでCalibreは準備OK!!

あとは、洋書を購入して、Calibreを使ってDRMを外す!もう少し!

  1. Amazon.comで洋書を買う
  2. Mac用のKindle.app(→ダウンロード:Kindle for Mac)をコンピューターにダウンロードし、開く。
  3. Amazon.comのアカウントを登録して、洋書を読める状態にする。
    (その他のKindle アプリはココにあり→Kindle App
  4. 「All Items」をサイドバーで選ぶと、私の購入したキンドル本が表示された♪この状態ではまだ「クラウド(バーチャルスペース)」に保存されているだけなので、アイコンをダブルクリックし、コンピューター上にダウンロードする。
    キンドルマック用
  5. ダブルクリックしてダウンロードしたキンドル本(洋書)は、コンピューターのユーザーアカウントの「Kindle」フォルダーに保存されます。
  6. Calibreを開き「Add Books」ボタンをクリック。ダウンロードしたキンドル本(洋書)を探して選ぶ。「.azw」と付いているファイルがキンドル本のファイルです。
    Calibre
  7. 選んだ洋書がリストに加わるので、それをハイライトして、次は「Convert Books」ボタンをクリック。別ウィンドウの右上の「Output format」でMOBI(又はEPUB)を選んで変換。
  8. Kindle Paperwhiteをコンピューターに接続
  9. Calibre にもどり、Send to DeviceをクリックするとKindle Paperwhiteに選んだ洋書がアップロードされる!
    もし上手くアップロードされなかったら、マニュアルでコンピューター上のKindleフォルダーから、Kindle Paperwhiteの「documents」フォルダーにコピペしても良し(↓参照)だと思うヨ。
    kindle本の保存

ぜーぜーはーはー。。。
できた。洋書と和書が仲良く並んでるでしょー?

kindle本の保存

すんごいメンドクサソウで、実際面倒なんだけど…Calibre やキンドルアプリは、一度設定してしまうとそれっきり。二回目からは上の手順の「(4.)洋書をダブルクリックしてダウンロード」のトコロから繰り返すだけだよ。

キンドル本についてはレモンジャーナルのレモンさんが、私の質問にとっても詳しく回答してくださっていて、参考にさせてもらいましたー☆(→ココ

同じようなことをしてみたいな、っていう人のお役に立てればいいな。あ、あくまでも「自分で買ったKindle本を自分で読む場合」において、だよーん。

※キンドル使って和書と洋書を読む:私の設定」はココ→★

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