行き先が決まっていると、私の場合、それこそ闘牛の様に「前しか」見ず、ずんずんと歩く。名前を呼ばれていても、気づかずに必死で歩き続けることがよくある。
ただのんびり歩くときは、どちらかというと注意散漫でよこっちょを向いて歩いたりする。
前に一度、Gus に「ほら、Gus、こっち向いてー、こっち向いてー、Watch Me… Watch Me…」と、Gusの方を見ながら歩いていて、顔の側面から電柱にぶつかったこともある。この歳になってまで、と笑けた。小さいときから電柱にはよくぶつかっていました。
今日、ミーティングが終わって建物から出たとき、「頭の上をみあげて歩くことってあまりないなあ」と思い、空を見上げてみたところ、
空の高いところをたくさんのカモメが飛んでいた。
見えるかなー。黒くて小さい点。カモメです。
これって、普通なのか、今日は特別なのか。
こうして思い切り空をみあげると、気持ちがいいことにも気がついた。