初めてのレシピに挑戦してみたヨ♪ 参考にしたのは「Cook’s Illustrated」。
以前にもちらりと紹介しましたが、この雑誌は2ヶ月に一度、購読してます(が、今月号が最後でした。。。)相方が2年前(だったかな?)のクリスマスに2年分の購読を申し込んでくれたのでした。この雑誌のことを一度きちんと紹介したいなーと思ってます。お台所で「お料理」というより「実験」をしている私にとっては、なかなかオモシロイ。それはまた今度にして、えっと、9月・10月号で紹介されていた「Indian-Style Spinach with Fresh Cheese」っていうのを試してみたー。
Cook’s Illustratedには、こうしてイラストの図解があります。きれいなカラー写真もいいけれど、イラストで手順を説明してくれるとありがたい♪
どうやって訳せばいいかよくわからないので、「フレッシュチーズ入りのインド風ほうれん草カレー」と呼んでおこう。これは、インド料理では「saag paneer」って呼ばれていて、直訳すると「ほうれん草チーズ・spinach cheese」って感じかな。
私を惹きつけたのは、「フレッシュチーズ」♪ ほうれん草ベースのカレーというかシチューというかソースに、手作りの即席チーズが入ってる、ベジな一品。むふっ。
めんどくさくってややこしいかな、と思ったけれど、材料はいたってシンプル。レシピは3〜4人分に減らしたものです。
フレッシュチーズ入りのインド風ほうれん草カレー
チーズの材料:
- 牛乳 1L
- バターミルク 250cc
- 塩 大さじ1/3
ほうれん草のソース・カレー
- ほうれん草 大1束
- バター 大さじ1
- クミンシード 小さじ 半
- 粉コリアンダー 小さじ 半
- パプリカ 小さじ 半
- カルダモン(粉) 小さじ 1/4
- シナモン(粉) 少々
- 玉ねぎ 半分(みじん切り)
- ニンニク 1個半かけ(みじん切り)
- 生姜のすりおろし 大さじ半分
- ハラピーニョチリ 半分(種をとってみじん切り)
- トマト 3つ(大きく切る)
- カシューナッツ 1/3 C
- 水 半カップ
- バターミルク 2/3 C
さてっ。チーズ作り!チーズは前日に作っておくと楽です。材料は見ての通り、牛乳とバターミルクと塩。
チーズマジックの種はこのバターミルクにあり。牛乳を沸騰させ、一度火からおろし、バターミルクと塩を入れてかき混ぜる。しばらくかき混ぜているとモロモロとかたまりができてくるよ。
それをチーズクロス(ガーゼや布巾)でこします。
約15分、そのままにしておいて、水気をきる。分離した水分はWhey(ホエー)だと思うので、とっておいてスムージーに混ぜてもGoodかな。チーズクロスをしっかりと絞って、チーズのカタマリにする~。
それをお皿の間にはさんで重しを置き、常温で平たくつぶします。
冷蔵庫で3日ほどもつらしいので、先にチーズの部分だけ作っておくと便利です。
で、ほうれん草ソース・カレーはというと。
材料を計って、切って、全部用意しておくと、やりやすい。あ、この写真にはのっていないけど、トマトもざくっと大き目に切っておきます。
- ほうれん草を細かく切り、レンジで2〜3分チンして柔らかくする。しんなりとする程度でストップ。1/3 Cだけとっておいて、残りをブレンダーにいれる。
- フライパンにバターを入れて溶かし、クミン、コリアンダー、パプリカ、カルダモン、シナモンのスパイスを30秒ほど炒める。いい香りがでてくるよ。
- その中にたまねぎと小さじ半分の塩をいれ、柔らかくなるまで炒める(約3分)
- ニンニク、生姜、ハラピニョペッパーも加えてよくかき混ぜながら炒める
- トマトを加え、十分に水分がなくなるまで炒める(約3〜4分)。フライパンをひから下ろす。
- 炒めたものの半分をブレンダーに加え、水を半カップとカシューナッツを加えてピューレ状にする!これをフライパンにもどし、バターミルクを加える。
- 中火にかけ、ふつふつとしてきたら火を弱めて蓋をする。5分煮こむ。
- その中に、手作りチーズをそっと入れてかき混ぜ、1〜2分温める♪
できたぞー!
感想:どんな味になるのか、うまく想像ができなかったけど、意外に美味しかった!カレーのように辛くはなく、スパイスの風味とほうれん草とトマトの新鮮さとのバランスが良し。カシューナッツとバターミルクでクリーミーさを出しているので、ココナッツミルクよりも軽いです。相方も喜んでた。けど、「ボクは別にこのチーズ無しでもいいよ。代わりにチキンってのはどう?」。。。と。。。ったく、彼らしい一言を残しておりました。私は、ほろっとしたクセのない手作りチーズ入り、気に入ったけどなー。
物好きさん、お試しアレ〜。