アップルバター・インスタントポット編

雨ばかりが続いているビクトリアでーす。

なので雨が少しでもきれて陽が差すと、していることをほっぽりだして野良仕事ウェア(笑)に着替えて外に出る。

熟して風に吹かれて草の上に落ちたりんごたちを…今日も集めます。

木に残っているのはあと20個ほど。今朝はりんごを入れたりんごパンケーキを焼いた。明日はりんごのクランブルを作ろうかな。

週の初めの「初・痙攣」を経験してから、後ろ足がフラフラしているように見える。でもご飯はちゃんと食べている。数分のことだったとはいえ、体は大きなショックを受けたんじゃないかな。月曜日に獣医さんに相談しにいってきます。

あしがふらふらするんですが、おなかはすきますよ。

連日の雨ですっっかり潤って緑に変わった裏庭。地面が乾いたらもう一回だけ草刈りをしたいんだけど。。。この季節乾くことなんてないだろうなぁ。草刈りの代わりに今日も落ち葉かきをして一汗かいた。

気温が下がり地面が冷たい雨でぬれている中、こぼれ種が凄まじく発芽していたり、ナスタチウムが小さく花を咲かせていたり。

そんな様子をみると自然と来年の春のことを思う。楽しみだな〜。

さてさて、本題の「アップルバター」。以前にここでも紹介したことがあるよ(→☆初・アップルバター)。アップルバターはアップルソースとは違い、砂糖やスパイスが入りしっかりとした味付けになる。トーストして薄くバターをぬったパンにアップルバターを付けて食べるのが美味しい☆

ただ、アップルソースよりも煮詰めて水分を飛ばすのに時間がかかるし、手間がかかるのが面倒で去年はバターの方は作らなかった。

それがですね。例のインスタントポットを使うとかなり簡単に作れるのですー!

インスタントポットの便利なところは、入れてしまってスイッチオンにすると、お任せできること。お鍋で作るときはその場から離れられないし、水分が飛んでねっとりしてくるとバターがあちこちに飛び散ったりもした。そういうこともなくてストレスフリー。

アップルバター【インスタントポット編】

材料(1カップ=250cc)

  • りんご(皮付き、芯を取る) 2kg
  • ブラウンシュガー 半カップ
  • シナモン(粉)小さじ1
  • クローブ(粉)小さじ1
  • 塩 小さじ1
  • アップルサイダー(or 100%ジュース or 水)半カップ
  1. 材料を全部インスタントポットにいれる。りんごは皮をむかなくて良し。芯の部分を取り除き、砂糖、スパイス、アップルサイダー(ジュースでも良し)と一緒に、イン。
  2. Manual High pressureで15分
  3. Natural releaseで20分(圧力ピンが下に下がるまでそのまんま)
  4. ハンドミキサーでがががーーーっとしてなめらかにする
  5. 水っぽい場合は少し煮詰める(飛び散るのでスクリーンなどを被せたほうが良し)
  6. ワイヤーのざるで漉して皮を取り除く

ほ〜ら☆ こんなに濃い色に出来上がったよ〜。

約2kgのりんごを使って250ccの小瓶5つと半分。

とろ〜んとしたテクスチャです。

果物でジャムを作るときには「ゆるくなる」ことがよくあるんだけど(私はそれが好きなんだけど)、アップルバターはペクチンなどなしでもこのとろみがでる。

りんごの皮もすべて詰まっていると思うと、嬉しいな。むふふ。

あ。余談ですが。

裏口のところに立ってガーデン手袋を外して靴の泥を落としていると。

手の上にぺたっと。

???

フルーティなうんちが〜!!!

運をキャッチ、じゃないけど、笑えてきた。見上げるとまだそこには小鳥がいて、ぴーぴー言ってた。あの高さから私の手の上に落ちてきたの、ま、偶然なんだけど、すごい命中率。秋は実りの季節なので、鳥たちも晴れ間にせっせと木の実を食べて冬に備えているんよねぇ。うんちはほんのりと生温かくて(笑)、いのちを感じてしまった。

アップルバターに初挑戦

先週末に収穫した庭のりんご!友達にもらってもらったりしたけど、まだたくさんある〜。そこで、このりんごが熟したら試してみようと思っていた「アップルバター」に初挑戦することにした☆ 今日は午前中、うちの台所はすっかり「アップルバター工房」状態。

庭のりんご スターキング

小さめのものばかりを24個。これで約2kg=1バッチ分

アップルバターの作り方

材料:

  • りんご 約2kg
  • アップルサイダービネガー(リンゴ酢)1C
  • 水 2C
  • 砂糖 アップルソースの約半分の量
  • シナモン 小さじ2
  • クローブ(粉) 小さじ半
  • オールスパイス(粉) 小さじ半
  • 塩少々
  • レモン1個分の皮を削ったものとレモン汁

手順は大きく分けて二つ。アップルバターっていうのは、基本的には「アップルソース」を砂糖とスパイスで煮詰めてカラメル状にしたもの(バター=butter とは何の関係もないよ)。なので、まずはアップルソース・ピューレを作ります。

りんごはよく洗って、傷んでいるところなどを切りとり、あとは4等分に切るだけ。皮を向いたり芯を取り除く必要もなし♪ リンゴの皮はりんご独特のフレーバーを含んでいて、芯には自然のペクチンが含まれているからだそうな。4等分に切ったリンゴを、大鍋に入れ、水とリンゴ酢を加える。

アップルバター

いったん沸騰させて、その後火を弱め、りんごが柔らかくなるまで煮詰める(約20分)。

アップルバター

煮詰めているうちにリンゴの皮の色が薄くなった。

さて、水気を切ったリンゴをつぶします。Foodmillっていう道具がベストみたいだけど、うちにはない。そこで、メッシュのざる+スリコギで代用した。

アップルバター

要は皮や種を取り除いて、リンゴのピューレを作ればいいわけです。この作業に時間がかかったかな。ブレンダーにかけてしまうと、皮も入ってしまうから、無心になってゴリゴリとピューレを作ろう〜。

できたアップルピューレの量を大体でいいので測っておく。私の場合、250cc のカップで5カップできたよ。この量の半分の砂糖を準備します。私は2カップいれることにした。お鍋の底の面積が大きいほど、煮詰める時間が短くてすむので、大きめのフライパンを使いましたー。りんごのピューレとスパイスと砂糖、レモンの皮と汁を混ぜあわせ、ゆ〜っくりと煮詰めていく。

アップルバター

↑約2時間後。リンゴの種類にもよるけど、スプーンですくって、ぽっとりぽっとりと落ちるくらいの硬さになればGoodらしい。

この、ピューレをバターにしていく作業、ずいぶん時間がかかるけど、家の中がリンゴとスパイスの匂いにあふれて幸せデス。

見てっ!私の初アップルバター☆

アップルバター

とっても美味しい… トーストしたパンにバターをぬって、その上にアップルバターをぬったら美味しかろう。ヨーグルトやバニラアイスにもぴったりだ。とにかく、リンゴの風味がぎゅぎゅっとつまっていて、スパイスとのバランスも最高だし、それでいてしつこくない!庭のりんご、あまり期待はしていなかったけど、これがとってもおいしくって、お料理向きなりんごみたいです。

今日はこのレシピで2回作った!小さくてブサイクな林檎たちが安く手に入ったら、週末を利用してのんびりとお試しあれ〜♪ 時間がかかるだけでややこしくはないからねっ!

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