まだまだ寒い庭に出て

朝は凍りついていたけれど、日向に出るとぽかぽかと気持ちの良かった午後、嬉しくなってクリッパーもって庭に出た。

秋の終わりに片付け忘れた草花を引っこ抜いちゃおうかな… と頑張ってみたところ、土が凍っていて抜けなかった。うちの裏庭は冬場は本当に日当たりが悪くて寒いからなぁ。丘の上のお日さまがあたっているところなんかは、土も溶けてぐちょぐちょしてたのになぁ。で、引っこ抜くのは諦めて、びょんびょんと伸びた藤のツルなどを短くした。バラやリンゴのシュートも剪定したいなぁ。。。とムズムズする私。2月になるまで待つことにした。

秋の終わりに元気に目を出していたカモミールやビオラの芽は、この冬を越せなかったみたい。また春が来たら出てくるかな。土を眺めながら、春になったら新芽がふくらんで若葉が鮮やかになって。。。って思い浮かべるとたまらなく楽しくなってきた。あぁ、はやく温かくなって春がこないかなぁー。

Gusも私にくっついて庭でごそごそ。良くわからないけど、苔の生えた地面を掘り返してその下の土を舐めたりしていた。手足も口の周りもどろどろ〜。何やってんのっ! 土のミネラルを体が求めているのでしょうか。お腹壊さないでよね。

ふふっ。おっさんみたいで笑える↑↑

週末の捏ねないパンも焼けました。

時間はかかるけど手間いらずなので、最近はこればかり。本当はね、上手くサワードゥの種を作ってそれで試してみたいんだけど、種作りが上手くいかなくて失敗ばかり。もうちょっと温かくなったら気を取り直して再チャレンジしてみようかなー。

さてと、また一週間が始まる! しっかり風邪予防して、元気にがんばろー。良い一週間を!

 

無添加ビーツチップスと久々にこねないパン

この間お友達が「コレ、美味しいよ」って持ってきてくれた「ビーツチップス」。

Drop'n Mad Beets

Hardbite っていうカナダのブリティッシュコロンビア州のブランドの様です♪ HardbiteのポテトチップスはLifeStileっていうオーガニックのお店で見たことがあったけど、ビーツははじめて! ビーツの他にもニンジンとパースニップが新製品で出ているらしい。

Drop'n Mad Beets

材料は、ビーツ、キャノーラオイル、サンフラワーオイル、塩。 ビーツの甘みが生きている。

Drop'n Mad Beets

きれいなビーツ色。

畑にまだビーツ眠ってるんだけどな。こういうビーツチップ、自分で作れたらいいのになー。どうやったらこんなふうにからっと揚がるのだろう。まったく油っこくなくて香ばしい。ビーツ独特の土臭さ(?)もない。コレは美味しいぞ。

18時間ねかせて、とっても久しぶりにこねないパンを焼いたよ。らくちんっ!

こねないパン

焼き上がりにはぱちぱちという「天使のささやき」(?)が聞こえてきた♪

私の朝ごはんは、ココ数ヶ月はずっと果物(今はリンゴとバナナ)とヨーグルトと少しのメープルシロップ。なので、パンを食べるということが殆どないんだけど、焼きたてのパンはやっぱり美味しいネ。バターだけを付けてぺろりと二切れ食べましたー。

毎日テレビやネットのニュースはパリで起きたテロ事件の報道であふれている。その数日前にベイルートで起きたテロ事件についてはほとんど聞かない。空爆に寄って廃墟となってしまったシリアの様子は探さないと見当たらない。難民を今後どのようにして受け入れていくのかが討論されている。遠くカナダの平和な島に住んでいても、今起きていることを冷静に客観的に見つめて、意見するということがとても難しい。ダライ・ラマは「Stop just praying. Work for peace, and don’t expect help from God and governments. …Solve it yourself because you created it in the first place.」と言っていた。本当だ。

自分がムスリムだったらどんなに複雑な立場におかれることだろうと思う。道を歩くのも不安になるんじゃないか、自分がしたことではないのに常に罪悪感を感じてしまうんじゃないかって。「私はムスリムです。でもテロリストではありません。信じてくれますか?」というメッセージをかかげ、目隠しをして通り過ぎる人に問いかけている彼。

暴力に対する暴力や思想に対する思想をなしにして、Hugすることができたら、認め合い許しあえるんじゃないかなって、そんな気持ちにさせてくれたシーンです。

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Goodies#219: No-Knead Bread / こねないパン

相方がパンを控えるようになってから、パンを焼くこともほとんどなくなったワタシ。パンがあると、どうしても、ピーナッツバターをたんまりと塗りたくって夜食にしてしまう相方なので。

色んなパンは作れないけれど、パン焼きは、混ぜたりこねたりする作業も、焼き上がりを待っているのも大好き。メディテイティブ。

休み中、久々に焼いてみた。いつものマルチグレイン(八穀?)ブレッドではなく、「No-Knead Bread=こねない(練らなくてもよい)パン」を作ってみた。No Need to Knead. その通り、こねなくてもいいのです。 これ、数年前に、New York Times なんかのメジャーなウェブでも紹介されて、ちょっとしたブームになり、「4歳児にも作れるパン!(←ココ)」なんていうのもあったり。No Knead Bread / こねないパンは、時間はかかるけど誰にでも作れて、焼き上がりもかっこいいヨ。

ノーニードブレッド / こねないパン

  • 強力粉 3 カップ
  • インスタントイースト 小さじ 1/4
  • 塩 大さじ 3/4
  • ぬるま湯 1 1/2 カップ

材料を全部混ぜます。かなりべちょべちょする。

こねないパン

これにラップ(ホイル)をかぶせて暖かいところに12時間〜18時間(冬)おいておく。

朝起きてみると、こんな感じでした。

こねないパン

これをゴムベラでまとめるようにして空気を抜き。小麦粉とコーンミールを多めにふりかけたボードの上にどすんとひっくり返す。粉をしっかりと手に付けて、半分に折り畳む。それをまた半分に折り畳み、くるくると回して適当に形を整える。

こねないパン

折り畳んだつなぎ目(?見栄えの悪い方)を「下」にして、粉をふりかけた布巾の上におく。布巾をもう一枚上にかぶせて、2時間放置。

オーブンを約230度に暖め、その中にキャストアイロン、エナメルのお鍋、セラミック、またはパイレックスなどのお鍋(蓋付きのものが好ましい)を約30分入れておく。アツアツにしておきます。

こねないパン

私はキャストアイロンのシチュー鍋を使いました。全作業の中で、ここは4歳児にはできないところ(だと思う)。集中して、今度はつなぎ目が「上」になるように、醗酵したパン生地を鍋に放り込む。ぱ〜んと思い切って入れてしまいましょう。

蓋をして約30分。蓋をとって約15〜20分焼く。

じゃじゃ〜ん。

こねないパン

ね、それなりにかっこいいパンになるでしょー?

切り口はこんな風でござ〜い。

こねないパン

粉と塩だけだから、複雑な味のしない、ストレートなバゲット風。外はカリカリで、なかはしっとり。粉の分量を半分全粒粉にしたり、別の材料を混ぜてアレンジしても良いようです。形も、ドーム型ではなく、長いスリッパの形にすると「チアバッタ」風にもなるよーん。

でね、「焼き上がりのパンの声」って聞いたことありますか? コレ↓ 耳をすませて...

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パンの音ではなく、表面についたコーンミールの「あちち」の声かも。あはは。

*参考までに*
捏ねないパンの生みの親「Jim Lahey」の「My Bread」。捏ねないパンの基本とバリエーションが、きれいな写真と一緒に紹介されてるよ♪

by カエレバ

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