我が家の冬休み模様

気づいたらもう30日!日本はもう大晦日!うひゃぁ。

冬休みに入ってから、内向的でお家ぬくぬくタイプの私たちにしてはとてもめずらしく、社交的な日々を過ごしていた。クリスマスの25日から立て続けに友人を夕食に誘ったり、友人宅を訪れたり、お茶したりランチしたり。

いただきもののクリスマスブレッド(左上)とお届けもののブラックベリーパイ(夏の味!)。いつものおばあちゃんのビスコッティ。

昨日(29日)は、相方の伊語のグループを遅めのランチに呼んだ。こうしよう!という強い思いがあったわけではないけれど、この休み中、気づいたらJulia Childのフレンチ・クックブックばかりを開いて準備をしていた。伊語のグループの皆さんが帰ってから、「Good Job!!!」と相方と二人で手をぱちんと合わせてHigh Five。 あー、終わった終わった!楽しかったけど終わってホッ。残りの4日間の休日はなーんにもしない予定!

というわけで、まとめて覚書きに冬休模様を連ねます〜。

クリスマスの朝の恒例。Gusは今年も一つキューキュー鳴るぬいぐるみをもらって大はしゃぎ。今年のクリスマスの犠牲はショッキングピンクのブタ。顔の部分にキューキューが入っていたので、まずそこからアタック。

ボーダーテリアの本能だと思っているんだけど、同じテリアでもこんな風に乱暴にぬいぐるみをボロボロにしたりはしないイヌもいるらしい。昨夜、映画「Never Cry Wolf」(1983年・キャロル・バラード)を見ていて、その中で何度も狼の遠吠えが聞こえていた。Gusは爆睡でぴくりとも動かず。なのに、野ねずみが「チュウチュウ」いうワンシーンでは、はっと飛び起きて頭を傾けるという反応ぶり。キューキューやチュウチュウにはレッドフラッグなイヌみたいです。

引っ張ったり、ブルブルと激しく振り回したり、くちゃくちゃかみくだしたり。。。このブタは今まで買ったぬいぐるみの中で一番耐久性(?)があったよー。今までなら大抵、3〜4分で手足バラバラ事件になるんだけど、このブタは今でも体が一つのままだもん♪ 顔の中の綿は全部ひっぱりだされちゃったけど。

誕生日とクリスマスの年に2回だけ、こうして思いっきりキューキューをアタックしてぬいぐるみをボロボロにさせてもらえるGus。本当に嬉しそうで、ボロボロでぐちょぐちょのブタをしっかりと抱えて悦に浸っておりましたー。

面白いもので、おもちゃ箱にいっぱいあるぬいぐるみ(全部ボロボロ)の中でも、一番新しいものがいつも一番のお気に入り。退屈して遊んで欲しい時には、大抵一番新しいものを持って走り回ってアピールする。

たのしかったよー。ぼくちんのあたらしいぶたー。

食事話。今年のクリスマスは「ダック・鴨」を選んだ。初めは二人だけでひっそりとクリスマスの予定だったんだけど、同じように「家族だけで過ごすの」っていう友人がいたので、ラストミニットで「食べにおいでよ〜」って誘ったのでした。食事はやっぱり大勢のほうが楽しくていいね☆

鴨肉は半分に切ったものをロースト。コレは簡単。大変だったのはオレンジソース。レシピはネットにもあり(→ジュリア・チャイルド 鴨肉のオレンジソース☆)。内蔵を使って前日にダックストックをとるところから始まる。オレンジ4個分の皮を細く切ってブランチ。ストック、ポート(ワイン)、アロールート粉などをタイミングよく混ぜ入れ根気よく火にかけ、ローストされる鴨肉から滴り落ちる「旨味」をスプーンで集めてこのオレンジソースに入れてしあげる。そんなステップ。 友人を呼んだので、余分に鴨の胸肉だけを焼いて加えたんだけど、こういう料理をするときにオーブンが一つしかないと大変。ローストダックの温度と胸肉を仕上げる温度は違うし、ローストポテトもオーブンに入っているし。。。んまぁ、私たち冷や汗モノで頑張ったー。なんとかかんとか。こういうディナーが終わったときにいう一言:We pulled it off!!! (やったね!)

とても美味しかったです。

そして、この夕食で余った鴨肉を使って、翌日は「Duck Ragu(鴨肉のソース)」を作ったよ〜。これはとっても簡単。ニンジン、玉ねぎ、セロリ、パセリをじっくりと炒め、鴨のストックとワイン、トマト(畑の。冷凍していたもの)と鴨肉を加えてくつくつくつ。それだけなんだけど、これがとっても美味しいパスタソースになりましたー。鴨をまるごと買わないとこういう料理はできないので、鴨肉が2日続き、パスタの夜には別の友人カップルが来てくれました♪

昨日の伊語のグループランチは、前日にほぼ全て下準備をすませていたので楽ちん。フレンチオニオンスープとスタッフドマッシュルーム、バゲットにチーズ、デザートには相方が洋なしのフランを作った。

ランチに人を呼ぶのは初めてだったんだけど、私、ランチの集いの方が好きー!って思った。外はお天気が悪かったけどまだ明るいし、明るいうちからちょっとバブリーなワイン飲んでいい気分。この伊語のグループのメンバーは、皆さん退職されているひとたちばかり。とってもいい人達で居心地が良いのです。話題も豊富でアメリカの政治からアート、旅行や食ネタなど色々と。

以前に一度、我が家で伊語の集いを開いていたときに私も顔を出したことがあるのでメンバーは知っている。一番の年配の女性Mさんは76歳。彼女の雰囲気がとっても好きです。アイルランド出身の方で退職される前にもイタリアの歴史や美術に興味があって、数ヶ月間一人でフィレンツェで勉強されたことがある。今も美術書を含めて多くの本を読んでられてふとしたときに、本からの引用やクラシカルな言い回しなどが出てくる。とってもしとやかで物静かな方なんだけど、話されるとその話がとても面白い。昨日は話の中でキリスト教の行事や子供の頃どれほど教会に通ったか、という話をしていたときに、Mさんは「もちろん、私たちはみんな教会に通いましたよ。当時のアイルランドの小さな町で教会に行かない人を見つけるほうが難しかった。子供の頃からずっとそうだったからそれが当たり前だったし、ジーザスがどうというよりも、良いひとでありたいっていう思いから教会に通ったのよ。」って。で、彼女はその話の続きで、自分は修道女になろうと思っていたって。そういう学校(?)にも行っていよいよ決断をするべきときが迫っていたある日、彼女の親友と二人で修道女として暮らす修道院(?)を訪れたんだって。とても簡素で穏やかなところで、中には花と緑のあふれるとても美しい中庭もあったんだって。でも、Mさんはそこで美しい庭のまわりを囲っている高い塀を見て「私はここでは暮らせない。外の世界が見えないところでは生きていけない。」って思い、修道女になることをあきらめたそう。

でも、その決断をした時もその後も長い間、「自分が修道女としての道を選べなかったのは、自分の非だ」って思い続けたって言ってたヨ。今、アメリカや世界のあちこちで見られるナショナリズムや排他的な右寄りな動きについて、私たちが色々と話したあと、Mさんは「それでも私たちは人の善というものを信じなければいけないわね。良い心を持つ人たちは良いことをし続けるもの。周りの人たちに優しく接することなら私たちにもできるものね。」って言っていた。

賑やかで楽しい冬休みも良いものです。食事を共にしてくれたり会いに来てくれたお友だち、どうもありがとう。

さてと。今日はクリスマスのお飾りを全部片付けるぞー!!

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鴨肉のロースト with オレンジソース

週末に、とってもひっさしぶりにお友達を夕食に誘った。いつも私たちを豪華なディナーで迎えてくれる人たちなので、一体何を作れば良いのかね〜…って困ってしまうのです。で、これまたとっても久しぶりに、鴨肉をローストすることにした!

相方も私も鴨の肉は大好きぃ♪ おいしいよね〜。うちでは鴨肉をローストするときは、相方の古い「フレンチクックブック」にのっている「Roast Duck with Orange Sauce」レシピを参考にします。
*興味のある方Julia Childのフレンチクックブック

鴨肉のロースト

この本ね、いまどきのレシピブックとは、レシピの紹介の仕方も違っていて古臭いのデス。字ばっかりだし。計量はOZ(オンス)だし。何でもかんでもカップ計量に慣れてしまっている私にとっては、めんどーでしゃーない。

鴨肉のロースト

それに。全部読まないと、ちゃんと作れないんだよ。斜め読みなんかしたら、大失敗するよ(過去に何度もやりました)。

さて、メンドクサイのは料理本だけじゃなくって、手順もとってもややこしーし時間がかかるー。んもぅ〜、コレは楽しいレシピじゃなくてサイエンスの教科書やわ〜、とブツブツ言うのは私で、この本が出たらやたら張り切るのが相方。彼がメインシェフで、私はスーシェフ。

さて。作りたいのはローストした鴨肉にリッチなオレンジソースをかけた一品。鴨肉は「ピンク色」に仕上げるべし。鴨のお肉は全てが「赤み=ダークミート」なんだけど、胸肉はもも肉に比べるとデリケートで、火が通りやすい。これをまるごとローストすると、どうしても胸肉が「ウェルダン」になっちゃう。

そこで。今回は胸を切り取った。

鴨肉のロースト

招待するのが二人だから、これで十分かな、って思ったんだけど、相方が「コレじゃ、絶対に足りないっ。」と、別に胸肉のみをあと二つ買ってきた。自分の作るオレンジソースはめちゃくちゃ美味しいから、多めにお肉がある方がいいんだ、っていうのが彼の理由でした。ほほぅ。

細かいレシピは全部書かないけど、この決め手のオレンジソースを作るために、鴨が一羽必要なのです。ソースのベースになるダックストックを作るのに、鴨の首や内臓がいるからだそうです。この首と内臓をこげ色がつくまで炒めて、お野菜と一緒に煮てストックを前日に作っておきます。ストックを作るための液は「水」ではなくて、これまたホームメイドの「チキンストック」。確かに、出来上がったダックストックは、とっても濃厚で、それだけでも十分に美味しいスープにできそうだったよ。

オレンジソースの味付けは、生のネーブルオレンジの皮。

鴨肉のロースト

んもぅ〜。スーシェフ、チミチミ作業、頑張ったよ。

コレをブランチして(お湯に通して)苦味を取り除きます。一方で、相方はバルサミコ酢と砂糖を煮詰めてカラメル状のベースを作り、その中に、前日作っておいたダックストックを加えていた。

鴨肉のロースト

レシピでは、バルサミコ酢ではなくて、赤ワイン酢でした。きれていたのでバルサミコ酢で。で、ストックを加えた後、アロールートの粉を水で溶いたものを加えてとろみをつけ、その中に、オレンジジュリアンを入れます。オレンジソースは、ココで終わりではなくって〜。最後にサービングする前に、温め直し、その中にローストした鴨肉からしたたり落ちる「旨みの汁」(油ではなくて、濃い茶色い液状のもの)とバターとコニャックを混ぜるのだー。めっちゃカロリー高いし…

さて、ローストの方はというと、手羽肉ともも肉の部分はオーブンで1時間ちょっと。胸肉はキャストアイロンのフライパンをあつあつにして、皮を下にしてじゅじゅーっと焼き色をつける。それを、低めのオーブン(120度くらい)に入れてフィニッシュ7分。

。。。という訳。スーシェフ、泣きそうでした。やって来たお料理上手のお友達も引きずり込んで、最後の仕上げをやってもらったし…

でも、でも☆ みて、この美しい焼き上がりの鴨肉のお胸〜♪

鴨肉のロースト

パーフェクトだ。

よっしゃ、切れーっ、切れーっ!今が食べごろ、切れーっ!

鴨肉のロースト

どっちゃり、胸肉。むふふ♡

もう、ここまできたら後は食べるべし。

あんなに時間をかけて作ったオレンジソースのフィニッシュの写真がありませぬ。あれ〜。

鴨肉のロースト

食卓についたら、ヘトヘトで。イモとお豆がメインやーん、の写真しかとれてないし… あれれ〜。

でも、すんごいすんごい満足なおいしさだった!レストランではこんなにたくさん、鴨のお肉食べれないし、こんなに柔らかくないもんね。相方ご自慢のオレンジソースもとっても濃厚で奥行きのあるおいしさだったよ。さすが、フレンチクッキング!

ごっちそうさまー。

*参考までに:使った料理本は「Mastering the Art of French Cooking by Julia Child
Mastering the Art of French Cooking, Volume I: 50th Anniversary

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