恵みの雨と青紫蘇おにぎり。

恵みの雨。

4週間ぶり(もっと?)の雨が降った。

朝から草木たちがしっとりと潤い、みんなが肩の力を緩めたような雰囲気だった。湿った空気も良い匂いで。

久々の雨でいつもとは違う匂いが立ち込めたのか、チューイの「くん活」も念入りだった(笑)

今年は黄色ちゃん(ラディアントパフューム)がとても大きく元気に咲いている♪

私の始めてのバラなので、特別。黄色ちゃんは、とても濃厚な黄色(オレンジに近い色)から始まって、ふわりと大きく咲き広がるにつれて色を飛ばして薄くなる。少し薄暗くなる時間帯に、黄色ちゃんは庭の真ん中で光るように咲いている。

雨が気持ちよかったよね。

足元に最低限の水やりはしてあげるのだけれど、頭から気持ちよくしっかりと潤うのとは違うもんね。

Betsy Sinclair さん。愛する奥さまを想いこの島でつくられたバラ。

チューイにサイズ14のGusのお古のレインコートを着せたら、パツンパツンになっていた。Gusはサイズ16だった。胸囲があったしモフっていたし。ちょっと前までは、サイズ16はチューイにはガボガボだった。でも、今日試してみると、ゆとりはあるもののおちんちんが隠れることもなくて着れた!良かった〜。14のは古くてすごく臭かったから。笑。

さてさて、見て!作ったよ!塩漬けの青紫蘇おにぎり♡

カリフォルニアのばあさんブログのChiblitsさんが作られていたのを見て、食べたーい!って。

今年はね、これまたいただきものの青紫蘇の種があって、簡易グリーンハウスの中でなんとか育ってくれているのです☆

発芽するまでが長かったけど、本葉が出てからはどんどん葉っぱを広げるので一気に集めて塩漬けにしてみた。

おにぎり、美味しかったー☆ おにぎりにするのが面倒なときには、ご飯の間に挟んだり上に載せたり。こんな簡素な葉っぱの塩漬けと白ごはんで、心が満たされる日本人であって良かったー!

そしてもうひとつ。以前にも紹介したけれど、スイートケールサラダをたんまりと作った。冷蔵庫でキンキンに冷やして。

このサラダには少し甘みになるものが必須。今回はドライクランベリー。りんごを入れてもいいしレーズンでも良い。あとはローストしたパンプキンシードの香ばしさなどが加わると最高。

緑をたくさん食べると気持ちいい。

さて。今夜は早めに布団に入ろう。

tamales・タマーリに挑戦☆

とっても爽やかで気持ちのいいカナダ・デーの連休だった♪

裸足日より!この夏始めて、靴を脱いでチューイと一緒に海岸を歩いた。裸足で庭で乾いた草を感じて、太陽礼拝もした。ダウンドッグのポーズやってると、下にはいってきてもぞもぞするチューイ。笑える。

チューイがいて幸せだなぁと思う。まだまだ手がかかるし「んもうっっ!」っていうこともたくさんあるのだけど、ほんっと元気をくれる。笑わしてくれる。かわいい。

さぁて。

連休だから、To-Doリストには結構色々と書き出していた。その中のひとつが「タマーリ作り」!

ブログのお友だちのボーダさんが、ちょっと前からもう何度か「タマーリ(タマーレ、tamales)」を作って紹介されていた(→記事)。タマーリは私も食べたことがある。メキシコ文化が濃い地域だと、手作りの美味しいものを手頃な値段で買えるんだろう。ここはビクトリア。めっちゃ美味しい・安いメキシカンは無い(と思う)。それでね、ボーダさんがまめに、とうもろこしの皮を干して乾かしてタマーリを作られているのを見て、うずうずしてきた。「これ、、、絶対美味しいだろうなぁ♡」って。

で、ボーダさんがその後、「わざわざとうもろこしの皮を乾かさなくても大丈夫!」って「生の皮」を使って作られているのを見て、これなら私もできる〜☆って。連休初日にとうもろこしを調達!

レシピはボーダさんと同じ様に「カリフォルニアばあさん」の「とうもろこし・タマーレ」です!

とうもろこしがねぇ。まだシーズンには少し早いのもあって小さかった。あと、ポブラノペッパーがなかったので、代わりにアナハイムペッパーで。アナハイムのほうが少し辛いらしい。

でさ。多分、ずーーーーーっと前に一度、タマーリを家で作ったんだと思う。覚えてないんだけど、パントリーに乾燥した皮があった。これを買ったときに「こんなゴミみたいなものがなんでこんな値段するん??」ってびっくりした、というのは覚えている。

茶色いのが乾燥もの。一晩水に浸した。

丁寧にとうもろこしの皮をむいていくと、どんどん薄くなり、最後の一枚はとても柔らかくてきれい。こんなふうに丁寧にむいたことがなかったので驚いた。

皮が小さいので、タマーリも小さい。ボーダさんが、小さい方がパサつかず美味しいって。包んで追って紐で結ぶ。「ちまき」だー。 ちまきを最後に食べたのはいつだろう。あぁ、食べたい。

こうして葉っぱで包んで「蒸す」っていう料理。探せばきっといろんな文化で見られるんじゃないかなぁ。

いっぱいできた。全部蒸しますよー。そして食べきれないものは冷凍!

30分蒸したよ。

とうもろこしの皮と竹の蒸籠のよい香り。

さぁ、タマーリパーティ!笑。

なんだか私のはもろっとしてる? いや、こんなもん?

とうもろこしの甘みたっぷりで、素朴に美味しい。今夜はこのタマーリとパンフライの鶏肉だったんだけど、これだけ甘みのあるタマーリとなら、少しスパイシーなチキンや豚肉やグリルした魚なんかも合いそう(誰か作ってくれ)。

ボーダさんが、蒸してしまっているので、あとは食べたいときにチンすれば良いよって教えてくださった。包むのが面倒なように思うけれど、餃子よりも時間がかからなかったよ!

*おまけ:お散歩風景

インスタのストーリーにものせたもの。チューイとの散歩模様。スマホ片手に持って、もう片方にぐいぐいくん。なかなか難しい。でもたまには、庭以外のところを記録してみるのも新鮮かなーとおもって。良かったら見てねん♪ 注:風音がごーごーすごいです。

 

スタッフド・パプリカとチキンピカタ

ピーマンの肉詰めっていうの。あれ、子供のころは好きではなかった。ピーマンの苦みが苦手だった。食べるなら、ピーマンはピーマン、肉は肉で食べたかった。

こちらではあの小さなかわいらしい、味の濃いピーマンは手に入らない。見たこともない。

代わりに「パプリカ」を使う。日本では赤・オレンジ色・黄色のあれをパプリカっていうけれど、こちらではペッパー。緑のも含めてペッパー。なので英語で検索をするときには「stuffed peppers」。

突然食べたくなった。「低炭水化物ダイエット」をしている男の人が紹介していたスタッフド・パプリカに刺激を受けて!結局このひとのレシピは使わなかったんだけど、もらったアイデアは「出来上がったスタッフド・パプリカの上にアボカドのグァカモリをどっちゃりのせる」というところ♪

自分用に覚書。

スタッフド・パプリカ

  • パプリカ 3個(縦半分に切る)
  • ひき肉 400g(鶏ミンチを使った。何でもよい)
  • 冷ご飯 1C程度
  • 玉ねぎ 半分(みじん切り)
  • ニンニク ひとかけ(みじん切り)
  • チリパウダー 小さじ11/2
  • クミン(粉) 小さじ半
  • 乾燥オレガノ 小さじ1/4
  • ケチャップ 大匙2ほど
  • チーズ (モッツアレラ使用)1Cほど
    グァカモレ用:
  • アボカド
  • レモン
  • ガーリックパウダー、塩コショウ
  1. オーブンは420F(210℃)。パプリカに大さじ1のオリーブオイルと塩少々をふりかけて約20分焼く。
  2. その間に玉ねぎを炒め(3−4分)、にんにくを加えて(1分)。そこにひき肉とスパイスを加え、火を少し強めてパラパラになるまで炒める(4−5分)
  3. ケチャップを加えてなじませたところに冷ご飯をいれて炒める(2−3分)
  4. ローストしたパプリカに詰め、チーズをのせ、あと10−15分オーブンで焼く。

簡単に言ってしまうと、「ひき肉多めのオムライスを中に詰めてチーズ載せて焼いてアボカドのせた」もの。冷蔵庫に残っているものを適当に味付けして詰めて焼けば良い。相方はペッパー・パプリカが嫌いで手を付けないので、私の好きなものを詰め込んで焼くだけ!

どさっとのっけたグァカモレが良い感じ。これはなくてもいいんだけど、アボカド好きなら味のミックスを楽しめると思う。

久しぶりに作ってひとりで楽しんだ~。晩ご飯とランチと晩ご飯。なんてエコノミカル!

オレンジと黄色のパプリカには甘みがあって中の詰め物と一緒に食べるとなかなかおいしかった☆ たまにこういう風な「久しく食べていないもの」を作ると新鮮で、自分で作ったものでもなんだかうきうきとする。

スタッフド・パプリカを食べない相方には、これまた久しぶりに「チキンピカタ」を作った。

チキンピカタって、中学か高校の時の家庭科(?)で作ったんじゃないかなー。あの頃は、家庭科は女子だけで男子は別のことをしていた。今じゃ問題扱いされそうだ。かわいい女子たちが作ったチキンピカタを食べずにとっておいて、気になる男子に食べさせてあげていたのを覚えているもん。「なんで食べへんの?わたしが食べてあげようか?」って隣に座った女の子にたずねていたのは。。。わたし(笑)

このチキンピカタが相方には妙にヒットだった!男子受けするのか?!

チキンピカタ

  • 大さじ1の醤油と酒に鶏もも肉を30分ほどつける。薄力粉(普通の小麦粉で)をまぶす。
  • 卵1,マヨ小さじ1、粉チーズ大さじ1、牛乳小さじ1をよく混ぜておく。粉をまぶした鶏肉をくぐらせる。フライパンでじっくりと焼く。
  • 残った卵液もフライパンの端に流し込んで焼いてしまう。

二人してそれぞれのものを二夜連続+ランチに食べた。

台所好きな子。「どーいーてっ!」って言われっぱなしだけど、ぜんっぜん気にしない。