Goodies#174: 相方から我が父へ

相方が私の父に贈りたいものがある。

これ(↓)。

宝物

昔、中国の南、ベトナムとの国境辺りをバックパックで旅していたときに、少数民族の村に立ち寄ったんだって。そのときにお店らしき小さな小屋のの入り口にぶら下がっていた、この飾り物を見つけたそうです。

単なる飾り物かもしれないし、お守りの様な意味合いがあるものかもしれない。詳しいことは知らないらしい。このタコのような赤玉に強く惹かれて、どうしてもホシイ、といってもらって帰ってきたんだそう。

「君の父さんは、きっと僕と同じように、コレを見て想像をふくらますと思うんだなー。」と嬉しそうな彼。

確かに。うちの父、赤玉見たら、「ほっほう」と目を輝かせそうです。

で、この小さなものを送るのに、私の目の前に持ってきたのが、これ(↓)。

ミステリーボックス

はて? 何?

相方がネットで見つけた「ミステリーボックス」なるもの。の、パーツです。

相方:「箱、作ってよ。こういうの得意でしょ? で、この箱の中に赤玉を入れてね。...むにゃむにゃ...お義父さん、開けようとするかなぁー、開けられるかなー、開けずにいつまでも見つめているかなー...むにゃむにゃ。」

私:無言(自分でつくれってバ。ったく、説明書読めないヒトだし...)

...と、ぱこぱこと組み立て、

宝箱

中に、お宝を入れて、

ミステリーボックス

じゃっじゃーんと完成。

組み立てたヒトから見ると、シンプルな仕掛けです。でも、こうやって箱を渡されたら、どのキー(スティック)から抜き始めればいいかに迷うでしょう。

お父さん、これを手に取ってどうするだろう。必死になって開けようとするか。上下に降って、音だけ確かめて、箱のままずっととっておくかも。ほっほう...と嬉しそうに目を細めることは、間違いない。

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「Goodies#174: 相方から我が父へ」への12件のフィードバック

  1. こんにちは。
    パプリカさんのご主人と、パプリカさんのおとうさん。
    なんか、通じるものがあるみたいですねっ。
    似た者同士?
    こういうものをもらって、うれしそうに眺めたり、たのしめたりするってのは、素敵です。
    赤玉をもらって、想像を膨らませ「ほっほう」と目を輝かせる人は、100人に2人くらいだと思います。こういうのは、興味がある人とそうでない人の興味度が100と0.5(最高100)くらい違うブツだと思うのですよ。
    それをこの箱に入れてですからね。
    心動かされると思います。
    すごい贈り物だ。
    ご主人もパプリカさんのとうさんも、遊び心が溢れてる人なのね。いっしょにいたら、たのしそう!

    ↓ピタパン、きれいに膨らみましたね♪
    え?かりかりに…。薄すぎたのかな。
    その辺はあたしにもわかりかねますが(おいおい)、でもおいしそうです。
    手間かかりませんでしたか?
    次も億劫にならずにできそうでしょうか。
    何回もやってると、コツもつかめてくるし、片手間に手軽な感じになってくること間違いなしです。

    1. rairik さん、コメントありがとうございますねー。
      ははは、ほんと、この赤玉をどうとらえるかって、0.5 と 100のどっちかですね。
      相方もユニーク(エキセントリック?っていうのかな、すごく「突飛」です。彼は。クセもあるし)です。
      父親はちょっとズレてますね。マイワールドにひたりがちだし、何を考えているかわからないところもあります。最近は歳のせいか、頑固でどうしようもないことが多いです。

      そーなのー。あのピタ「ナン?」ね、たぶん、薄くしすぎたと思う。それにオーブンで焼いちゃったからカリカリになったんだと思います。
      はい、おっくうにならずに、また作れそうです。次はフライパンで。油は結構ひくのかな...

  2. 写真をパッと見たときに網掛けの帽子かと思いましたが飾り物あったのですね(^^)
    きっと原住民の思いがこもったなにか特別なお守りなんでしょうね!
    ちゃんとツボを心得てる相方様、素敵です。

    ミステリーボックスはじめてみました~
    これは面白いですね♪
    相方さんのナイスチョイスにぽちっと♪

    1. どんぐりさん、こんばんは。
      ほんとねー、見ているととてもチャーミングな飾り物です。
      が、60過ぎた父親が、これをみてどんな反応をするのか、見てみたいところです。(私なら反応に困ると思う)
      ミステリーボックスのアイデアは、遊び心もアリ、面白いなと思いました☆
      が、自分で組み立てられないのが、典型的な相方でしたね。ほんっと、説明書を読めないヒトなのです。
      ぼちっと、ありがとー!

  3. パプリカさん、こんばんは!
    パプリカさんのパートナー(ご主人かな、それともフィアンセ?こちらで相方とかパートナーと聞くと、必ず失礼がない様に相手を会話をしながら、きちんと理解していくんだけど。。。失礼にあたったらごめんなさいね。)、とても可愛い人ですね。お父さんに買ったプレゼント、きっと彼にも色んな思いがあると思うのよね。
    それに秘密の箱でいきなり、笑えました。二人ともいい味出しすぎっ。さてさて、郵送後はどうなったか。。その後を楽しみにしています。お父さん絶対に喜んでくれるわよ。
    中身でなくて、気持ちなんだよね~。 P☆

    1. おごしゅさん、お忙しいでしょうに、来てくださってありがとう!
      (あの、コメントの数にいつもたまげてます)
      あ、そうです、相方は私の結婚相手です。あはは。かわいい?! 彼に言っておきます。したらね、「一体、ブログになにを書いてるんだ。そんな会ったこともない誰かさんに、かわいい、と思われるって、それは喜んでいいのか悪いのか...むにゃむにゃ...」って言いますよ。絶対。
      そうですね。彼には彼なりの「ひねり」が有り、父の遊び心をうまくとらえての贈り物ですね。
      父は、喜んで受け取ると思う。これが、母だったら...「何これ。どーやって開けるん。ほな、かなづちで割ってみよか。あれ、なに、この赤いの。この中にまた何か包まれてるんとちゃうか。ほな、切り開いてみよか...」となりますね。父宛でよかった。ほっ。

  4. フフフ。もう…タコにしか見えない(笑)。
    papricaさんのお父様は、日本にいらっしゃるんですよね?
    papricaさんのパートナー氏とは、そうちょくちょく会っていたわけではないのでしょう?
    日本的に言う「義理」の関係での贈り物ってとても悩むし、
    ミスチョイスするぐらいなら贈らない方がマシ、なんて、ワタシならついつい考えちゃうよ。

    すごく微笑ましくて、あったかいエピソードだね。
    からくり箱。ワタシ、こういうの組み立てるのは大好き。開けるのはきっとイライラして出来ないと思う(笑)。

    1. でっしょー? タコでしょー?
      はい、両親、妹、親戚はみんな日本です。相方は、実はまだ日本に行ったことがないのデス。
      いつも、向こうからこっちに遊びに来てくれるので。でも、そうだねー、9年のうちに3〜4回かな、二人が時間をともにしたのって。
      相方は、「この人にはこれが良い」と思うものに出会わない限り、変に試行錯誤してプレゼント選びをするヒトではないのです。
      ...で、数年に一回、送るものが、この「タコ」っていうのもね...ま、いいか。

      nene_coさんは手先が器用だもんねー。写真の構成も考えるお人だから、「組み立てる」ことが上手そうです。
      あ、私も開けるのはだめ。すぐにギブアップします。ひひ。

  5. こんにちは。
    すっごい面白い贈り物ですね。
    うちの両親もこういうものが大好きなので、
    意味不明な物が家にあふれています(笑)
    特にネパールにいた頃に集めたものらしい。。。
    この飾り物の赤、確かに惹かれますね。

    1. ええぇ!ネパール?ネパールに住んでらしたのー?
      どうしてですか?
      私も実は、6歳の頃、両親と一緒に旅行で連れて行ってもらいました。よく覚えています。
      そのときに拾った「石」を今でも持ってまーす。
      いいな、意味不明なものに囲まれて育ったなんて。素敵なご両親なのでしょうね。

      1. えー、連れて行ってもらったなんて羨ましい!!!
        うちの両親は若かりし頃に2人でネパールへいって、小学校を建てたんです。
        結構無謀なチャレンジですよね(笑)
        でも今になってはそんな両親は豊かな人だなと思います。

        1. 昔、バングラデッシュに住んでいたのです。そのときに、小旅行で家族でネパールに山を見に行ったのです。
          話せば長くなるのですが、ずいぶんサバイバルな(?)旅行でした。子供心ながらに覚えております。
          小学校を建てたなんて、よっぽどの志がないとできないです。ご両親が一緒にそんなプロジェクトに携わってられたなんて、素敵ですネ。
          そんなご両親をもつYuiさんも、きっと豊かな人なのだろうな☆