Goodies#162: 終わりの美

あじさいは、好きな花のひとつ。

淡いツボミも、咲き始めの色合いも、葉の瑞々しさも、好き。

咲き終わって、秋も深まった今頃の、かすれた色合いと質感も好きです。

先終わりのあじさい

相方も好きなもんで、家の中に持ち込んだりしている。この、水で溶いた様な色と、ぱりぱり感を見ると、小さなチョウチョウを思い浮かべる。

帰宅後、空腹でバナナの房をもちあげると、「老いたりんご」がでてきた。

老いたリンゴ

カビが生えてるわけでもなく。そろりとくしゃりと崩れているリンゴでした。

その、しわくちゃさが、かわいらしく。

老いたものふたつ

終わりかけのあじさいと、忘れられて年老いたりんごは、なんだか友達のようでしたので。

ふたつ並べて記念写真をとりました。

自然のものは、終わりの終わりまで美しい「ひかり」をもっている、と思うことがある。

「Goodies#162: 終わりの美」への6件のフィードバック

  1. とっても同感・・・
    わかります。
    朽ちる寸前、美しいですよね。

    1. 秋は特に、朽ちるものの美しさに敏感になりますね。

      ペットショップにカフェがあるのにはびっくり。面白い組み合わせです。
      あ。あの床屋さんのしましまも。そちらのものは赤だけのシマなのですねー。
      と、こんなところで感想を...

  2. また私です。お邪魔させていただいてます。
    うるる~感想うれしいですありがとうございます!
    私のブログたいしたことない内容なのでコメントいただくのもったいないな~と思ってコメント欄空けていなかったのですが(笑)うれしいです。

    1. どんぐりさん、来て頂いて嬉しいです。ありがと〜!
      コメント欄、開いて下さいませ。ひとこと残したいな〜って思っている方がたくさんいると思います。(←わたしも〜)
      あけてあけて〜、二日に一度でも☆

  3. 薄紫が少し残って、ホントにキレイだね。
    最後の一行、じんとします。
    ワタシ、モノや植物をすぐ「人」に置き換えたくなるんだけど、
    自分が歳をとってしわくちゃになっても、
    どこか品のある婆さんでいたいなーと思います。

    強制ドライあじさい作りにチャレンジしたことあるの。難しくて上手くいかなかった。
    日当たりのあまりよくないところに咲くあじさいが自然に立ち枯れるのが、
    結局は一番キレイなの。
    でも今年は酷暑のせいで、天然ドライあじさいになる前に茶変してしまって、
    写真に撮ることもできなかったな。

    1. ほーんと、しわくちゃになっても、終わりかけのあじさいの様でいられたら幸せだな。
      (終わりかけのリンゴは...どうかと思うけど)
      a-ki_laさんは、しっかりと自分のスタイルや信じるところをもって、素敵なおばあちゃんになりますよ☆
      お写真と文章から、伝わってきます。

      ドライあじさいって、作れるの??? 
      ほんと、外でゆっくりと枯れていくあじさいが一番だっていうの、同感デス。
      家の中で枯れるのは、ただただ茶色になってしまうもん。自然のプロセスって、ほんと、不思議ですよね。

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