Goodies#124: おうちワッフル

先週末、Wannawafel のワッフルを試食してから、相方の作るホームメードワッフルが食べたくて仕方がなかった。

今日は土曜日。遅めの朝食にワッフル。Good Idea。 相方に「ワッフル、作ってよー」とリクエスト。

一般によく知られている人気のワッフルは、「Belgian Waffle / ベルジャン・ワッフル」。でも、ワッフルにも実は色々とあるらしい。

ベルジャンワッフルは、普通、ワッフルの穴/くぼみが大きくて深い(約2.5cm)。ベルギーの東にある街、LiègeのLiège waffle(リエージュワッフルが、本場の「ベルジャンワッフル」といわれるもの。デザートワッフルなので、とても甘く、その上にパウダーシュガーやフルーツ、生クリームをのせたりする(らしい。実際にベルギー売られているワッフルもそうなのかな)。それに、ワッフル生地にイーストを使うため、できあがりが中はもちもちっとして、外側はぱりっとしている。(←知らなかった)どうりでWannawafel のワッフルが甘かったわけだ。

アメリカンスタイルのワッフルは、普通、イーストの変わりにベーキングパウダーを使う。デザートというよりも、朝ご飯に食べることが多い。ま、のせるものは、フルーツであったりシロップをかけたり、のせたければ生クリームもOK。この他にも、ベーコンを刻んだものを入れたりして、甘くない「おかずワッフル」にすることもある。らしい。

我が家で作るワッフルは、おなじみ料理本のバイブル「Joy of Cooking(古い方)のレシピをひねったもの。ジョイのワッフルのページに挿絵がのっていて、かわいらしいので紹介しましょう。

ワッフル

ページ、汚いでしょ? 使い込んでます。
このページではワッフルの作り方・焼き方の基本も説明されている。挿絵は、ベーコンを焼いて、ワッフルでサンドイッチもできますよ、という例。

私たちの「愛用のワッフルアイロン」が、これ。

ワッフルアイロン

昔のスタイルです。相方の親友がガレージセールで見つけてきて、その電源部分を修理して、相方にプレゼントしてくれたもの。昔ながらのワッフルアイロンのずっと探していた相方は、この贈り物を受け取ったときは涙したそうな。

店頭に並んでいる今どきのワッフルアイロンは、ベルジャンワッフルと同じようにくぼみが深く「テフロン加工」してあるものがほとんどですが。

ワッフル

オリジナルのアメリカンスタイルのワッフルアイロンは、くぼみが浅く(1.5cm弱)キャストアイロン製です。何年も使ってきたので、油がキャストアイロンにしみ込んで、いい感じです。焼くときに油をひく必要はありません。

ワッフル

温度計(?)もこんなにシンプルで愛らしい。針が「HOT」の辺りにくると、生地を流し入れる。

ワッフル

ほーら、焼けてる焼けてる。じゅーー。

焼き上がりに色々とのせることもできるのだろうけど、私たちはいつもシンプルに「バター&メープルシロップ」。

メープルシロップ

なので、使うメープルシロップは良いものを選びましょう。

ワッフル

っと、まあ、こんな感じです。(心持ち、もう少し焼いた方がよかった)

うまいっ! 個人的にあんまり甘くないこのワッフルの方が好き。朝ご飯に食べるなら、絶対こっち。くぼみが小さいのも好きです。

アメリカンスタイルおうちワッフルに興味のある方へ。

バターミルクワッフル:
材料とつくりかた(北米計量カップ)

  • 小麦粉 2カップ
  • ベーキングソーダ 小さじ 1/4
  • ベーキングパウダー 小さじ 1 1/3
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 卵 2個(黄みと白みを分ける)
  • バターミルク(変わりにプレーンヨーグルト)1 1/2カップ
  • バター(溶かす)大さじ6
  1. 粉、ベーキングソーダ、ベーキングパウダー、砂糖、塩をふるいにかける。
  2. 別のボールに黄みを入れてよく混ぜる。ここにバターミルク(又はヨーグルト)と溶けたバターを入れてよく混ぜる。
  3. 2のボールに1の粉ミックスをさくさくと混ぜ合わせる(混ぜすぎないこと)
  4. 別のボールで卵白を角が立つまで泡立てる。
  5. 4の卵白を畳み込むように3に混ぜあわせる。

※バターミルクやヨーグルトを使うと、ちょっと酸味がかっておいしいよん

にほんブログ村:
にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へクリック、どうもありがとう。

「Goodies#124: おうちワッフル」への8件のフィードバック

  1. はぁあ・・・・
    ほんとうにおいしそ!
    絶対に香ばしくて!いいな~。

    1. はい。焼きたてはやっぱり、おいしいです♪

  2. わぉ☆ステキ☆☆
    修理して使えるなんて、さすがです。
    ものすごくシンプルな構造をしてそうな熱源、使い込んだ傷もかえって箔が付いた感じ。
    大雑把な温度計もいいね^m^

    アメリカンワッフルはイーストや天然酵母じゃないんだね。
    確かに、これならサッと焼けて朝食に間に合うし、甘過ぎないから、
    ハムエッグのお供にしても全然おかしくないね。
    美味しそう♪

    1. ははっ。シンプルさでは最近のワッフルアイロンには負けませんねー。そうなの、あのシンプルな温度計。あれはあれなりにきちんと機能しているみたいです。

      今度、イーストを使ったワッフル生地を作ってみようと思ってます。nene_coさんは粉人さんだから、試されたことあるでしょ? やっぱり時間かかりますよねぇ。
      そうそう、ハムエッグとか、ブレックファストソーセージにも一緒にメープルシロップをかけて食べるのです。
      おいしいよん!

  3. こんなレトロでかっこいいワッフルアイロン(って呼び方も
    かわいい。)でこんがり焼きあがったワッフル、
    想像しただけで、タラリ~っとよだれが・・・・・・・・
    しかも、「質のよいメープルシロップを選びましょう」ってー
    やっぱり、イタリアでいうオリーブオイルみたいに
    ピンキリなのですね。
    質の良い、メイプルシロップ・・・味わってみたいなぁ~。

    1. そうなのです、古いでしょう?それでもちゃんと焼けるんだもん。
      メープルシロップは、ほんとピンキリだけど、最近はこのへんでも値段が高いです。そちらでも手に入りますか?
      オリーブオイルにも色々とあるんだろうなぁ。たまにイタリアンなデリカテッセンにいって、きれいなボトルに入ったオリーブオイルを眺めます。
      バゲットをちょこっと浸して食べたらおいしいんだろうなー、と想像しながら。

      イタリアにはたっくさんおいしいものがあるでしょう? ワインも♡。うらやましい限りです!

  4. このワッフルアイロン、かっこいいデス!
    私もブロカントで出会ったら、買っちゃうかもしれません。
    あ、でも持っていました、、

    同じく(といっても毎回発酵ワッフルですけど)バター&メープルシロップで頂きたいです!
    ちなみに、パンケーキはいつもそちら派です♪
    そして、クレープもお砂糖のみのシンプルな食べ方が好きでーす。

    1. ブロカントって何だろう...と早速調べてしまいましたー。
      アンティークやコレクティブルのアイテムばかりの蚤の市、みたいな感じですか? たのしそー!
      日本の古いもの市も大好きです。 
      chanchan さんのワッフルアイロンも古いのかなぁ。毎回、発酵ワッフルを作られているとは、すばらしい。私も次はイーストを使うワッフルを試してみようと思ってます!
      もちもちっとしておいしそう...
      シンプルが一番 :-) 素材や焼き具合のお味を楽しめますもん★

コメントは承認後に表示されます。