deep in the fog. first real morning fog.

深い深い霧にどっぷりとつかっていた朝でした。

今シーズン最初の本格的な霧の朝。この朝の霧に包まれると、そろそろ冬へ公式にバトンタッチかな、と思う。

霧の朝の自転車通勤、大好き。普段の景色が全く違って見えるから。数分早く家を出た分、大学近くで自転車をとめてしばらくドッグフィールドを眺めていた。

髪も、短いまつ毛もぬれてしまった。

いつもよりもマイルドな朝で、自転車から降りて小休止するとじわりと汗がにじみ出たほど。また寒くなるらしいけれど、今日の午後は上着を来なくても散歩ができるほど温かかった。変ねぇ。

この原っぱ(?)の横を通ると、いつもワンコが駆けまわっているのをみかけるんだけど。今朝は一匹もいなかった。

余計にひっそり。

仕事がなかったら、ぶらりと歩いてみるのになー。

好きだなぁ。この朝の景色を見ることができて嬉しいなぁ。ありがたいなぁ。この道をゆっくりと通りすぎている時に、いつもすれ違うおじいさんが向こうからやってきた。「今朝はとびきり気持ちいいね」ってにっこり。ほんと、「とびきり」だったな。

あまりにもきれいだったので、今朝はイヤホンも外して自転車をこいだ。

霧に包まれていると、海の底を歩いているような気分になるのはどうしてでしょう。海の底を歩いたことなんてないのに、そんな気分になる。

こんな道みていると、ほら、そんな気分になりませんか?

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ミシン掛けとビーン・ベアー

12月に職場の各部署(?)で、「私たちこんなことしているんですよ〜」って展示やゲームなどをして紹介するイベントがある。そのゲーム用アイテムを手作りするお手伝いで。。。ミシン掛けを引き受けた。

年に数回、使うか使わないか…というミシン。引っ張り出して。

えーっと。。。ボビンに糸巻くのってどーやるんだったっけ。。。(汗)

お裁縫苦手なのでミシンなんていらない、ってずっと思っていた。家に、相方のふる〜〜いSINGERのミシンがあったのだけど、本当に古くて下糸がすぐにゴウゴウとジャングルのようにからまり、イライラするだけのマシーンだった。ちょっとした裾直しなど簡単な修繕をするのにミシンがあるとやっぱり便利です。で、2年程前に買ってもらった♪ これ(↑↑)はJANOMEミシン。そう!ジャノメミシンっ!

でも、こっちの人たちは「ジェノーム」と呼ぶ(笑)。中にはジェイノーミって発音するひともいる。

私に与えられたタスクは「魚の形の淵を縫う」こと。えへへ。それくらいならできますっ!とかってでた。

久しぶりにカタカタカタカタとミシンをかけて、ちょっと楽しかった♪ もっと縫うものないのー?と、「直線だけなら縫いますよ」の勢いで縫えるものを探してしまった。あはは。

で、端切れの袋の中に、ずーっとずーーーーーっと前に「ビーン・ベア」の型紙にそって切った布が、切りっぱなしになっていたのを見つけた〜♪

魚を縫うよりも時間がかかってしまったけど。

できたよ☆

中にはレンティルを詰めました。

頭の形が… おかしい。一時期、このビーンベアーにはまっていて、手縫いでチクチクやっていたころがある。20年ほど前のことだけど。昔のことを思い出してちょっと懐かしくなった。

このゆる〜くだらしない感じが好きで。 これね、お豆を中に入れるので、救急のときに食べものがなくなったら破って食べれるのですヨ。

今日もお天気が悪かったので、お裁縫日和、だったかな。

良い1週間を!

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草原のなかから始まって【夢】

久々に夢の話。長いので軽くスルーしてくださーい。
(*画像はクリックすると少し大きくなるよー)

***

長く続く一本道の両側には広い草原が広がっていた。私はその道を歩かず、草むらの中を歩いていた。私の顎のあたりまで伸びた柔らかい草。名前はわからず。葉っぱが滑らかで気持ちよく、両腕を草になぞるように広げて歩いていた。

すると。

一本道の遠く向こうの方に黒い点が見えた。点がどんどん大きくなり、それがこちらに向かって走ってくる人たちだと気づいた。数人どころではない。後から後から血相を変えた人たちがこちらに向かって走ってくる。足がもつれて転げてしまう人もいた。一体なにごとか。そしてみんな走りすぎていく。私は草むらから抜け出し、人の流れの中に立ち「一体どうしてみんな走っているのだろう?何かに追われているのか、こんな風に必死にどこかに向かう必要があるのか、なんで??」と、人が走ってくる方角を見つめていた。

すると。

ヒトの黒い点々よりもずっと大きな黒い点がひとつ、こちらに向かってくるではないか。
私は一本の糸杉の影に隠れた。

黒い点は黒いカタマリになり、近づいてくるに連れてそのカタマリからは何本かの毛むくじゃらの腕が伸びているのが見えた。

蜘蛛だった。

3階建の建物くらいの大きさの蜘蛛は、逃げるヒトを捕まえ、抱きしめ、口のところに持っていき、その後草むらに放り投げていた。

「食べはしないのか」と気づく。

糸杉の影に隠れている私には気づかない。蜘蛛はヒトの流れに沿って進んでいった。私はヒトと蜘蛛の流れに逆らって歩いていった。もともとそちらの方に行くつもりだった。建物があるのだ。妹たちがそこで待っているはずだから。

建物にはいると広々とした明るいリビングルームがあり、一面がガラス窓になっていて向こう側の景色を一望できた。パノラミックだ。スライドさせて窓を開けると、少し段差があるもののそのままテラスに出られるようになっていた。

そのテラスは奥行き1.5m程。人工芝のような不自然な緑の芝が短く刈りこんである。そして柵も何もなく、1.5mの向こう側は崖っぷちになっていた。すっとんと、いきなり90度。高さは30mくらいはあるんじゃないか。崖の向こうに広がるのは先程の草原。そんな急な崖があることを考慮にいれると、この1.5mの奥行きは狭い。

そのテラスで5〜6人の若者が踊っていた。ビール瓶を片手にタコの様に体をうねらせて踊っていた。酔っ払っているのだろうか。そのうち誰かが足を踏み外して落ちてしまうんじゃないか。でもなにやら楽しそうだし、落ちても彼らなら大した怪我もしないような気がしたので、私が一声注意する必要はないと思った。

しばらくリビングから踊る若者たちを眺めていた。と、左側に目をやったとき、そのテラスと崖の下の草原の中間の辺りに天然石でできたプールがあることに気づく。一つの大きな岩をくりぬいて作られたもので、とても素敵だ。プールにはられた水は泉から湧き出たもので、みるからに柔らかく甘みがありそうだった。

ただ、そのプール、長さが2.5m程しかない。平泳ぎでひとかきしたら頭をぶつけてしまうだろう。

黄色いワンピースの水着をきた女性がプールサイドに立っていた。飛び込んだ。浮かんだ。ただ顔を下にして浮かんでいる。

その様子(黄色い水着姿の女性が石のプールに浮かぶ様子)が、とてもきれいだった。私はポケットからiPhoneを取り出し写真を一枚撮ろうとする。片手をリビングの窓にかけ、もう片方の手でスマホを外にだす。

iPhoneを握ったその手は、何故か水の中にあった。(窓の外がプールの湧き水になっていた、or プールまで手が伸びた)確かにひんやりとした水を感じた。そのまま片手でシャッターを押す。

すると。

私のiPhoneから、黒いプラスチックでできたハートがポンと飛び出てきた。

最初に飛び出てきたのは厚みが2cm程、大きさは5cm程。真ん中にハート型の穴が開いていた。そして次に出てきたのは厚みが1cm程で二回りほど小さなソリッドな(穴の空いていない)黒いハート。一度に4〜5個、ぽぽぽぽぽんっと飛び出た。それらが水中でゆらゆらと浮遊した。

「面白い。」

もう一度シャッターを押してみた。

すると今度はクローバーのような人の形または鍵穴にも似た形が飛び出た。緑色だった。

そのとき、iPhoneがただのプラスチックの白いケースになり、ヘッドホンジャックの穴から薄い茶色の水が流れ込んでいくのが見えた。

「あ。これ、もしかして、やばい?」

そのとき。手の中のiPhoneが P—- P—–P—- P—– P———– という電子音を放った。そして画面一面に:

「わたしたちしんじゃうかもしれないよ」

という文字が現れた。

***

ここで目覚ましがなったのでした。

ふぅ〜。これだけの挿絵を描くのに随分時間がかかってしまった。見えたように描きだすのは難しいな。

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