100枚の絵を描くプロジェクト・3枚目

ブログのお友達の umiさんが、少し前に「100枚の絵を描くプロジェクト」を紹介されていた。umiさんはまだ小さな赤ちゃんのいるお母さんで、きっと自分の時間というものを作るのもとても難しいのだろうけれど、絵を描いたり、文章を書いたり、展示にいかれたりワークショップに参加して彫刻されたり、限られた時間の中でとても積極的に、でも無理のない範囲で「想像・創造」されている。その姿勢が素晴らしくて、いつも刺激をもらっている。

umiさんが「横尾忠則さんの言葉」(下に引用)を味わい思いついたのが、100枚の絵を描くプロジェクトなんだって。

「絵は1枚描くと1枚出来る。描かなければ1枚も出来ない。もし100枚描くと、描かなかったはずの100枚の絵が見れるんだから、やっぱり描こう。陽の目を見ない絵が身体の中にいっぱいあるらしい。それが出たがっているはずだ。」

 

その通りだなぁと思う!

なぁんとなく「吐き出したいなぁ=表現したいなぁ」という思いはあっても、具体的に何を?となるとなかなか手が動かないことが多い。去年は半年ほど「一日一描」をやっていた。主に線描で。あのときはああいう気分だったんだと思う。今年に入ってからはその「気分」が薄れてしまい、ただムズムズした感覚だけがくっついてまわっていた。春先まで、このムズムズ感に焦りさえ感じていた。でも何もできずにいた。どうやってリズムを取り戻せばいいのかわからず、「sketch everyday」なんて言葉で検索してみる。するとよくあるのが、365の単語のリストにそって、とにかく列挙されているものを1から順番に毎日描くのだ!というもの。リストにあげられているのはかなりランダムで、「好きな道具」「木の葉」「感謝しているもの」「朝ごはん」などなど。提案されるのはいいのだけれど、気持ちがのらないので続かないし楽しくない。「やらなければいけないタスク」になってしまう。

瞑想をするようになってしばらくたったころ、それほど焦らなくなった。ムズムズ感も柔らかくなってきた(これが瞑想の効果かどうかはわからないけど)。で、umiさんのこのプロジェクトのお話を読んで、毎日じゃなくても、描いてみて100まで枚数を数えるのなら続くかも!と思った~。

で、これが昨日の3枚目。デジタルもありということにしたヨ。

Doodle Marathon にもアップした:experiment: japanese anemone

花を描いたのは初めて。まだまだ使いこなせていないタブレットで、デジタルだけど無機質になりすぎないように、絵の具だったらどんな風にしたいかなぁって思いながら。ほこりをかぶっているサブ・ブログ「Doodle Marathon」の方にアップしているのは、大抵、目(頭・心)に浮かんだものを描いているので、写真を参考にして描いてみたのも初めて。

ぼちぼちと。100枚描けたらいいな。100枚目に到達するまでに、「こういうのが好き」「こういう風にしたい」っていうのが見つかれば嬉しい。マイペースで数えていこう。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
今日もご訪問どうもありがとう。
←ぽちっと One Click嬉しいな♪