久しぶりに変な夢より。
私は一時帰国をしていて、友人とお寺めぐりをしていた。最後に訪れたのが「目隠し寺」というところ。
お寺のお堂の中に入るときに幅が10cmほどの「帯」を渡される。靴を揃えたら皆、目隠しをしなければいけない。廊下は一本で途中に大きな部屋があるらしい。ただただまっすぐゆっくりと歩けばいいので目隠しをしても大丈夫です、と説明があった。
お寺の本堂が大抵そうであるように、この目隠し寺の本堂もひんやりとしていて、遠くでお線香が焚かれているにおいがした。
はちまきを巻くように帯で目を隠し、友だちとゆっくりと歩き始めた。目の前はもちろん真っ暗で、そろりそろりと前を行く人の足音について私も歩いた。
目隠し寺の本堂をこうして歩くと、「本当に見るべきものだけが見える」そうな。その時の自分が見るべきものがあれば、目隠しをしていても見えるんだって。
鮮やかな色だけが見えました。
この後、「お澄まし」をいただいた。黒いすりごまが大さじ2ほどはいっているお澄ましで、これがなかなか美味しかった。