鼻呼吸の瞑想週間

Happy Friday☆

今日は「瞑想」の話を少し。

今週は月曜日から5日続けて毎日15分の瞑想をしてみた。朝にはどうしても時間がとれないので、夜に。「毎日」というのがなかなか難しくて、今までは週に一度のランチタイム瞑想だけだった。「毎日やってみるぞ!」という意気込みがあったわけではなく、二日、三日続けたら何か感じるのかなぁ、という興味から。そんな風に思っていたときに、相方が見つけた「鼻から息をすること」についての記事を読んだ。それもなかなか興味深くて。

その記事は少しサイエンス系のもので、鼻呼吸が脳にもたらす影響:脳の「記憶」と「感情」を司っているエリアと密接に関係している、というようなことを説明していた。鼻呼吸は、脳の感情を呼び起こすエリアと記憶を納めるエリアの間の電気信号をコーディネートしているんだそうよ。ほら、何かの匂いを嗅いだときに、昔懐かしい記憶が鮮明に蘇ってくることあるでしょ?これも鼻から息を吸うという作業(?)が匂いとそのときの感情や記憶を強く結びつけるからなんだそうな。で、たとえそのときに特別な匂いや香りがなかったとしても、鼻呼吸は感情と記憶に大きな影響を及ぼすんだって。息を吸い込んでいるときに見たものや聞いたことや感じたことは、記憶に残りやすいんだって〜。でね、鼻呼吸ってオーケストラの指揮者のようなもので、「脳の匂いを感じ取る部分にゆったりとした流れを作りながら、同時に感情と記憶のエリアに速くリズミカルな音色を編みこんでいる」そうよ。抽象的だけれど、なんとなく想像できることない?

ゆっくりと鼻から息を吸い込むときには、脳のシグナルが操られて感情と記憶のプロセスが研ぎすまされるんだって。そして鼻から息を吐くときには、神経系がすぅっと落ち着いて、自然と心拍数が下がり不安で落ち着かない感情が溶けていくそうですよ。

そんな話を読んだ日に、テレビのニュースで朝の10分間「Mindful Meditation」を試している黒人の子どもたちが大半の小中学校の話を見た。ありきたりの話に聞こえるかもしれないけれど、その学校では子どもたちの間の喧嘩や暴力沙汰が激減(またはゼロ)になったんだって。「かぁっとしたときに、その場を離れて呼吸に集中した瞑想をすることで、むかむかしていた相手への怒りが消えちゃうんだ」って言ってた子もいた。リポーターが「瞑想とかいって逃げてんじゃないのか、ってからかわれたりしたら?」って聞くと、「そのときにはもうどうでも良くなってるの。」って。

前置きがずいぶん長くなったけど。

それで私も呼吸に集中してする瞑想を5日間やってみた。

はっきりと気づいた変化がひとつ:眠りの質がよくなった

瞑想しながら寝てしまうことも(特にランチタイムのは)しょっちゅうですが。夜の眠りが深くなった気がする。

あと、私の場合、瞑想中にランダムな「イメージ」が浮かんでくることが良くある。そういうときも、鼻呼吸に意識をもどして空気が鼻から通って体の中に流れていく感覚に集中する。

15分。最初の5分ほどは体が「もぞもぞ」する。頭に色んな想いがよぎるだけでなくて、体中の細胞が動いているのがわかるくらいもぞもぞする。皮膚とか筋肉とか。ところが、15分が終わる数分前、不思議な感覚に包まれる。体が重たくなって床に接している太ももがそのまま床にへばりつきそうな感じになる。膝においている手の平が温かくなり、溶けて膝の一部になったような錯覚をおこす。体がひとつの「ただの塊」みたいになる。なのに、肩から上はなんとなくすぅっと軽い。ここちの良い重力と意識の軽さが同時にそこにある、みたいな感じかな。上手く言えないけど。

それで、昨夜のDoodleは、目に浮かんできた「心地良い重みがあり空に浮かんでしまいそうなカタマリ」でした(↓↓)。

今夜は相方も誘って一緒に15分。Gusも私の膝の前にやってきた。最初はそばにある相方のエナジーなんかも感じて少し落ち着かなかったけれど、そのうち慣れたよ。

もう少し続けてみようかな。さてさて週末! 庭に出て枝を切るぞー!
皆さんも気持ちのいいゆったりとした週末を☆

*参考に:

「ご〜〜ん」という鐘の音がなるシンプルなメディテーションアプリを使ってマス。
Ensō | Meditation Timer & Bell

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