凍りついたビクトリア

雪景色のビクトリアって珍しい。なので記録もかねて写真を並べまーす。

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朝、バス停に向かうとき。

2日前にものすごいヒョウが降り、その後べちょべちょの湿った雪が降り、氷点下になった。翌朝、家の周りの道はスケートリンク状態。大きな道路にはすぐに「Salt」が撒かれたので大丈夫だったけれど、脇道や歩道はつるんつるん。道路から押しのけられたシャーベット状の雪と氷は、歩道やドライブウェイに小さな山状に積み上げられてとても歩きにくい。

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夕方の散歩道

外は青空で空気は凍りついている。この冬はとても寒くてまとまった雪が降るらしいよ~。本当かなぁ。1996年の大雪のときのようになるかもしれないっていう噂もあり。。。思い出すなぁ~。96年、私は学生をしていて、ちょうどクリスマスの頃にどっさりと雪が降り、ビクトリアの街全体が「機能しなくなった」。Very Much White Christmasだった。ビクトリアはカナダの中でもとても温暖なので、雪がふることなんてめったにないのね。あの冬は除雪用のトラックなんかも数えるほどしかなかったんじゃないかなぁ。街がしーーーーんと静まり返ったっけ。

とにかく、96年の大雪を教訓に、雪対策もまともになったとは思うけれど、それでも少し雪が降るとみんな大騒ぎしちゃう。そうよー。カナダ人でも、この辺りの人たちは雪慣れしていないから、降り始めるとテンションが上がりとりあえず「わぁ~♪」って騒ぐ。で、翌朝は公共の交通手段(バスだけだけど)が遅れる。当たり前なので誰も文句を言わない。脇道はすぐには除雪してもらえないので、凍りついた道の真中でベンツが斜め向いて空回りしているのをみかけた。ぶつけるなよ~。

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私も昨日はバス停で20分待った。待っているときにガリガリガリと音がしたので見てみると、ドライブウェイを雪かきシャベルできれいにしている人がいた。朝からご苦労様… と、彼の足元をみてびっくり!! なんと、裸足でビーサン!! 靴履けよー! せめて靴下は履きなさいっ! あまりにもびっくりしたので、「You are wearing the FLIP FLOPS!!! WHY?!」と、驚きが口から飛び出てしまった。「Haha… I’m a crazy Canadian…」って爽やかな笑顔。 お兄さん…顔は清々しいけど足は熱いのね。

凍りついていたものの今日は青空。夕方、そろーりそろーりと丘の上まで登ってみた。

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Blue Hour.” 陽が殆ど沈んでしまったこの少しの時間帯は、青くなる。空も雲も海も全て少しずつ違ったシェードの青になる。氷になってしまった雪が残っているので明るく見えるね。

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それにしても寒かった。スマホを握る手がかじかんだ〜。滑らぬように、落とさぬようにと気をつけて。

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裏庭も真っ白。ばりばりとした雪(一番下のレイヤーはヒョウ)の中に埋もれたテニスボールを見つけたGus。なんだか嬉しくなるんだろうね~。

ぼくちんうれしいからはしってみるよ! のビデオ。良かったら見てください(ただ走ってるだけの45秒)♪

can't help it!

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気温が上がらないみたいだから明日も冷凍庫状態かな〜。

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