FBとかぶっちゃいますが、今日はクジャクのペネロピの話。
実はこのクジャクのペネロピは、以前に一度ココにも登場しているのです→☆過去記事「ピーヘン」
ペネロピはうちの近所に住むメスのクジャク。雄のクジャクは「ピーコック」、雌は「ピーヘン」。以前にばったりと散歩道で出くわした時には、ただ「なんでこんなところにいるの〜?」って驚いただけだった。その後、何度かこの同じ道で見かけ、ある日、ご近所さんのドライブウェイで餌をもらっているのを見かけたの。そのときにそこのおばさんが、ペネロピの話を聞かせてくれた。
「飼っているのですか?」っておばさんに聞くと、「違うわよ。ただ、ここなら安心できるみたいなのよ。」って。「ペネロピ」っていうのは、このおばさんと他のご近所さんがつけた名前。
ダウンタウンの近くにある大きな公園の中に「ペッティング・ズー」っていって、小さな動物園がある。ふれあい動物園。数年前にこのミニ動物園が大雨で溢れた。そのときにペネロピと雄一羽が一緒にココに飛んできたそうな。しばらくは二羽が一緒にいたんだけど、ある日を境に雄のピーコックは姿を消してしまったんだって。その後すぐにペネロピはおばさんの庭の片隅に卵を数個産むのね。クジャクの子育て(卵を温める過程)に雄が関わるかどうかは知らない。ペネロピは一人で温めていたらしいよ。おばさんは遠目にその姿を見ていたんだって。
ある日、ペネロピが巣を離れてうろうろしているので、おばさんが卵がかえったのかと思って見に行ったら、卵は全部なくなっていたんだって。おそらく、狸に全部食べられたんだろうって。
ペネロピは、おばさんちの青いトヨタの車に映る自分の姿を眺めるのが好き。
これ、本当。私も散歩の途中にちらっとドライブウェイをのぞいたら、車体に映る自分の姿を見ながらゆっくりと行ったり来たりしているペネロピがいた。なんだか切なくなったよ。
「ペネロピの好物はマカデミアナッツなのよ。」っておばさんが言っていた。
ペネロピは、雄や他のクジャクのいるあの公園に戻ろうとは思わないのかな〜。
随分前に、まだ姪っ子が小さかった頃、一度ココに遊びに来た。そのときに一緒にこのペッティング・ズーに行ったんだけど、放し飼いにされているクジャクがとても印象的だったみたい。家に戻ってそのクジャクの絵を描いたのね。姪っ子の描いたクジャクの絵をみてインスピレーションを得た父が描いた小さな絵。
うちに飾ってあります。相方のお気に入り。
ペネロピを見かけるたびに、彼女に友だちができるといいなぁって思う。