on the routine route

平日の夕方の散歩は、海の方に行くか丘に登るかのどちらか。大抵、Gusが決める。

丘の方に登ると、西日がさんさんと降り注ぐ海に臨んだ素敵な家がある。鹿がいっぱい出てきそうな緑の奥に静かにたたずんでいる家もある。一軒一軒が個性的で、中はどんなふうなのだろうなぁって、歩きながら想像する。一つの通りで只今、二件売りに出ている。そのうちの一つ。

真っ白なパネルの家。

whitehouse

白いパネルと窓のシマシマが好き。

売りに出ると、北米の物件リスト(mls.caっていうサイト)で調べて家の中の様子チェックしたりする。こんな機会でもないと絶対に中を見ることなんてできないもんね。そのリストによるとこの家は1939年築、約1億3000万円でござ〜い。うひゃぁ。

さて。Gusとこの「丘の上コース」を散歩するようになってずいぶんになるんだけれど、夕方、この同じルートを地区の新聞を配って歩く少年がいる。最初に少年を見かけたのは4〜5年ほど前かな。その当時、彼はまだお母さんかお父さんと一緒に新聞を配っていたから、多分、7、8歳だったんじゃないかな。ほっぺがピンク色でぽちちゃぽちゃで、すんごく可愛らしくて、すれ違う度にお母さんと一緒に挨拶をしてくれた。

この少年、今でも同じ配達を続けている。そしてたまにすれ違うと、必ず笑顔で「ハロー!」って挨拶をする。Gusがまだ小さかったのを覚えていたのか、この間は「Your dog’s grown up. … but he’s still cute.(大きくなったね。でも今でもかわいい。)」と言ってくれた。

少年も、少し見ない間にすらっと背が高くなり肩幅もぐぐっと広くなり、青年の輝きを放っていた。まさか「写真をとらせて」とはいえないけれど、かっこ良くなったなぁ〜と、うっとりとしてしまった。

boy

いい子だもんなぁ。将来有望だなぁ。いつまでこのルートで新聞配達するのかなぁ。

変な意味なしで、美しいものを見るといい気分になるのは自然な反応なのですね。ね?

instagramlogo

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ今日もご訪問どうもありがとう。
←ぽちっと One Click嬉しいな♪