英語の生活をし始めてもうずいぶんになるというのに、未だに「L」と「R」の使い分けがきちんとできないことがある。
たかが発音、ではすまされない場合もある。ときどき、自分で単語を発音しながら「スペルはLだったっけ? Rだったっけ?」とわからなくなる時もあり、そういうときは「LともRとも聞こえるような曖昧な発音」をして濁す。
今日の帰りに近所のベーカリー&プラントショップ(?)的なお店に立ち寄り、クロワッサンを買ったついでに並んでいる植木を見ていた。お店のフレンドリーなお姉さんが顔を出して、何か探しているの?と聞くので、この間ちらっと見かけた「つるバラ」を見てみたいとたずねたかった。
つるバラ=Climbing Rose (Lの例)
一瞬、LだかRだかわからなくなって、とりあえずL寄りの発音でクライミングローズ、と言ってみたら通じた。話の内容で大体想像がつくから、間違っていても大したことはない。のだけれど、あとあとLとRの違いを並べて、それを直訳してみるとかなり恥ずかしい。
- 正:Climing Rose=登っていくバラ=つるバラ
- 誤:Criming Rose (crimeは動詞にはならないけど)=犯罪のバラ
同じような怖い・恥ずかしい間違いになるもので、私が今までにやったことのあるものの例をあげると。。。
- 正:Freshman = 新しい人=新入生
- 誤:Fleshman = 生身のひと
- 正:Stirfried rice = 混ぜて炒めたご飯=チャーハン
- 誤:Stirflied rice = (fly=ハエ)=混ぜたハエご飯(?)
- もっと誤:Stirflied lice=混ぜたハエ シラミ…
怖いのである。
ESLの学生だった時にはこういう間違いをしょっちゅうやっていた(今でも「はて?どっちだったっけな」と思うことはあるけど、ごまかせるようになった)。一度、ホストマザーに捻挫した「膝が痛い(=sore)」といいたいのを
「My knee is Sour!!」=「私の膝酸っぱいのっ!」と力強く訴えたことがある。あの時の彼女の戸惑った顔といったら。今でもハッキリと目に浮かびます。
LとR、日本人には難しいよねー。