初・イタリアの印象や思ったこと

少々時差ぼけでぼうっとしてます。明日から仕事なんて。。。いやだー(涙)

撮った写真の数だけチェックしたら約850枚。整理するのに時間がかかりそうだな。写真だけでなく、見たことや感じたことを自分の中で消化するのにも時間がかかりそう。今はなんだかショック状態(?)で、頭の中がぐるぐるしています。昨日の夜の夢のなかでも、大きな遺跡の様な街を上を見上げながら歩いていたし。ローマの街の音やにおいも、まだ体に染み込んでいる感じがする。なので、忘れないうちに私のヨーロッパデビューの地となったローマの「General Impression」をちょこっとまとめておこう〜。

1.歴史が生きている街だ

まだ上手く言葉でまとめられないのだけど、ローマの街を歩きながら(数日滞在したルッカもだけど)ひしひしと感じたのは、過去の歴史が生きているなってこと。今までは、歴史っていうのは過去に起きた出来事の収録で、それを表現するときは過去形にとどまる、と思ってきた。今回、美術館で見たものや遺跡に残されたものが、私の中の「歴史」の定義を変えてしまった。きっとそれって、街全体が何層にも重ねられた歴史で、そこで今でも人が生活し続けているからなんだと思う。ローマの街では、2000年以上も前に実際に「ひと」が創りだしたものが今でもそこに建ちそびえていてる。紀元前に生み出されたものに手に触れると、畏怖の様なものを感じずにはいられない。500年以上も前に栄えた美しい街並みに、現在も人が住み続けているということ。NYの街を歩いたときにも、「富」や「力」を感じたけれど、それはもっと新しくて、ローマの街と比べると真っ白なキャンバスに描かれた設計図の様だった。このローマの街には、時空性があるというか、樹齢数約年の大木が根を下ろしているような存在感があった。

2.食べものが美味しいぞ!

何を食べても美味しかった〜♪ プロセスされているものよりも、食材そのもののおいしさを楽しめるトコロだと思った。チーズの種類が… 多すぎてよく分かんなかったけれど、モッツァレラの新鮮さには驚き。今まで食べてきたモッツァレラは一体なんだったんだろ。一つ一つが美味しいから、チーズとパンとサラミとワインで十分満足できてしまう。ワインが安くて美味しいので、ごくごく飲んでしまった。

3.車やベスパやバスが入り交じりながら編みを編むようにぐにゃぐにゃ走っている。

初日は道を横断するのにたじろいでしまった。ビクトリアでは、立って待っていたら止まってくれるドライバーさんが多いけど、そんな調子で待っていたらいつまでも道の向こう側に渡れないことに気づいた。道に方向を区切る真ん中の線はあるけれど、それ以外の線はあってもなくても意味はなし。みんなぐにゃぐにゃと…わずかなスペースを目がけて車を「滑らせて」いた。北米の運転免許はローマの仮免許の様なもんだな、って思いましたー。マシモ(お友達)の運転もとってもスリリングだった。

5.並行駐車のプロ

前後15cm残して「一発で」パラレル駐車してしまうローマの人たち。すっげー。「ここ、本当に駐車してもいいの?」ってトコロにも、車が前後ごちゃごちゃに駐車されていたりする。フランチェスカの話では「ローマでは駐車スペースを自分で生み出す(invent)くらいの図々しさがなきゃだめよ。」とのことでしたー。こわいなー。

4.魅力的なひとたち

ダークな肌にダークな髪、ダークな瞳。うっとり。。。相方も私も「北米の白くてペーストリーみたいな顔よりもずっと魅力的だよねぇ」と。しっかりと目の保養をさせていただきました〜。ビクトリアに住んでいても、きれいな顔の男の子や女の子を見た場合、cute とか pretty とか handsome とか思うことはある。

違いはね、ローマの街で見かけた男性女性は「hot」なんだよ。HOT。見たとたん、「はっとする」「目で追ってしまう」「話しかけたくなる」…ことが多々ありました。あはは。ま、私も相方も「ダーク」好みってのもあるんだけど、老若男女、魅力的なひとが多かったなぁ。カナダでなく、イタリアに留学していたら、何度も一目惚れをして恋に落ち、さぞ忙しくドラマチックな20代だったことだろうな〜、な〜んて思ったり(笑)。

5.言葉と体での表現が好き

イタリア語。旅の前にLearn Italian(だったかな?)を毎朝自転車通勤の時に聞いていたものの、やっぱり話せなかったねー。でも、イタリア語の音楽のような響きが好きだった!太鼓やドラムやシンバルをたたいているようで、意味がわかんなくても聞いていて楽しくなってくるのです。マシモが、両手を大きく振り回して電話越しの友人にアレコレ説明している様子もすごく楽しい。怒っているように声をあらげても、なに言ってんだかわかんないから、オペラの抑揚みたいで、「ほほぅ。。。」と感心したり(罵倒されても、私は感激してしまうかも)。街を歩きながら、相方と二人して「響きがいいねぇ」って言い合ったヨ。

ただ、やっぱり、話せたらもっともっと楽しかったと思った。次にイタリアに行くことがあったら、もう少し話せるようになりたい。今回の私は、片言(もイイところ)と勢いだけでした〜。

チケット

ただ、国境を超えて人と交流するときに、英語がどれほど大切かということも感じました〜。

まだまだあるけれど、それはまた、写真をアップしながら掘り出していこう♪

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「初・イタリアの印象や思ったこと」への12件のフィードバック

  1. 素材のおいしさを楽しむ。
    ぼくの毎日の食事でいちばん多いのがイタリアン。
    食の感想がなによりの楽しみ。

    1. だよねっ!今回の旅でひしひしと感じたよ。
      でね、素材の美味しさを生み出す大切な要素は「お日様」だって思った!トマトが…すんごい甘かった。
      ビクトリアの太陽の下では、ああいう「甘み」って生まれないのかも。。。って。
      あぁ〜、帰りたいよ〜。

  2. わかるーわかるー。
    どれも、うんうんと思いながら、読ませていただきました。
    ヨーロッパって、ほんと街自体が美術館の中みたいでね〜
    フィレンツェにいるときも、毎日すごいなーって思っていたよ。

    イタリア、何を食べても美味しいよね^^
    モッツアレッラもね、ちょーフレッシュだよね〜食べたいよーっ
    食材が美味しいから、ほんと美味しいオリーブオイルと塩があれば
    それだけでいいんだよね〜

    そして、イタリア人、hotなの分かるな〜 男子も女子もかっこいいよね〜♡
    歌うように、全身で喋ってるものね

    ↓我が家もお金があったら、スウちゃんもオッティマも連れてまた行きたいところだけれど
    もう、使い果たしたわ〜涙

    イタリア旅行記、すっごい楽しみにしています〜。

    1. kotoriさん、こんばんわ!
      わーかーるー? フィレンツェも同じような感じなんだね〜。
      私もkotoriさんたちみたいに、イタリアで生活してみたいなぁ。言葉を少し勉強しながら、6ヶ月ほど。。。あぁ〜、叶わぬ夢だよ。
      うんうん、あのモッツァレラの味。アレこそがモッツァレラなんだね。でさ、牛乳も味が違ってたヨ。
      お友達んちでも、オリーブオイルは親戚の家で収穫したオリーブから作られたものを使っていてね、私たちが家で使っているのとは味がぜんぜん違ってたー。
      美味しくって泣きそうだったよ。

      むはは。でしょ? Hotだよねっ。職場のパートの子たちにも、「ほんと、カッコイイからね、みんなイタリアに目の保養に行くべきだよ」って熱弁(?)したら笑われた。
      行ったひとならわかるよねー。あのかっこよさ。
      写真をまとめて…ぼちぼちとリポートするね〜。週末作業だな〜。

  3. おかえり~!!楽しかったんだね、旅行。よかったね~。
    私は今は8週間、(卒業したところとは別の)大学のUnder grad’s research projectにきてます。泊り込みよ!二十代の若者たちとやっていくのは結構チャレンジだし、私が話すと、皆の顔が ”無”になるので、通じてる~?ッて不安もいっぱい。ホームシックもあるし、結構内容も難しいので四苦八苦してます。
    ドーム生活ってこんなんか~って、今頃体験中。(笑)

    仕事、いやだね。。私も、これめんどくさいです。(笑)お互いがんばろう!

    1. kumasakiさーん、ただいまっ。
      うん、めっちゃくっちゃ楽しかった!
      え?8週間も泊り込みでセミナー?! なんだか内容も濃いみたいだけど… それもプログラムのお勉強? 必須なの?
      せっかくの春休みも勉強だなんてっ。8週間といえば2ヶ月でしょ? すごいなぁ。頑張るなぁ… 少し慣れたかな〜ってころに終わるんだろうね、こういうのって。
      頑張ってねっ!またどんなことしているのか、教えてくださいねー。

  4. 食べ物美味しい、運転荒い、わかりますわかります。フランスもそうでございます。歴史の中に人々が生きているっていうのも、まさにそうだなぁと思いながら記事を読みましたよ。
    850枚の写真、どんなのが厳選されて記事になるのか楽しみです。おいしいものの写真もたくさんあるんでしょうね。
    わたしもイタリアいきたいけどすぐには実現しなさそうです。6月にバカンスにいくのでそれが楽しみー。

    1. マカロンさん、こんばんわ。
      へぇ〜、おフランスでも同じようなんだ。食べものは美味しいのはわかるけど、運転がハチャメチャなのって、ローマ特有だと思ってましたー。
      ヨーロッパ、奥が深いですよね。あぁ〜、私も留学先をヨーロッパにしておけば… って今頃後悔。あはは。
      写真の数をみて、また頭がクラクラしてます。ぼちぼちと紹介していきますね〜。
      6月のバカンスはどちらですか?! 楽しみだなー♪

  5. おかえりなさい。
    イタリアに夫の親戚が住んでいるので、毎年クリスマスはその親戚の家で過ごすのですが、まだローマに行ったことがありません。写真、楽しみにしています。
    ドイツで手に入る甘いリンゴやトマトはみなイタリア産です。よくフランスは「食の国」と言われますが、イタリアもかなりレベルが高いと思います。美味しいものばかりで、みなよく食べているのに、意外と太った人が少ないというのも驚きですよね…。

    1. mayumiさん、コメントありがとうございます。
      いいですね〜、イタリアにご親戚なんて。この間のベネツィアの方でしょうか。mayumiさんは、英語もドイツ語もイタリア語も話せるのですか?
      ローマで見たことや感じたことが、今でも頭の中をぐるぐるまわっていて、消化するのに時間がかかりそうです。北米からの観光客って、みんなこんなふうに感じるのかな、って思います。
      そう!太った人が少ない! きっとそれって、本当の食材をきちんと食べているからなのでしょうね。夕食の時間が遅くても、食べる量や出てくるものが北米のレストランとは全然違ってました。
      「通りで北米にはデブが多いわけだ」って、無言で納得してしまいました。

  6. おかえりなさ〜い!
    時差ぼけ、結構大変なんですよね。私は目的地に到着したときは、わりと平気なんですが、家に帰って来たときはその何倍も大変です。これって、気持ちのせいなんでしょうか〜〜わかりません。
    初ヨーロッパのご感想、とてもよく理解できると思います。でも、なんとなくいちばんウケたのは、カナダに帰ってきたら、車がきちんと1列に走っている、とpapricaさんが感じたということでした。あはは〜〜、ほーんんと、車がちゃんとラインの間を走っているのって、案外まれな減少なんですよねーーーー(笑)

    1. ボーダさん、ただいまー。
      そうそう、私も同じです!帰ってきたときには、いつもふらふらです。一昨日は2時間しか眠れず、翌日職場ではモウロウとしてました。
      上海に住んでいた時も、車の運転はひどいな〜って思ったけれど、ローマの運転は… あれは別免許モノですよ。
      でも、あのクレイジーさに慣れてしまうと、列に並んで時速40kっていうのにイライラしてきますね(←今朝がそうでした)。
      アメリカではどうでしょう?