ローマの休日:食を囲んで

ローマ滞在中、夕食はほとんどフランチェスカとマシモにお世話になってしまった(モウシワケナイ)。二人とも忙しいのに、お腹好かせてかぱかぱと口を開けて待っている雛鳥(←私達)に優しくエサを与えるように(?)、夕食を作ってくれたのでした。ありがとね~!!感謝しきれないよ。

私がブログを書いてるんだっていうのを相方がマシモに言ったところ、夕食の準備になると「○○チャーン、カムヒアー!ブリングザキャメラー!」と、マシモから声がかかりまして。パパラッチしたり、お手伝いしたり。あはは。それでマシモのお料理ショットがいっぱい。

マシモのお料理

仕事から帰ってバッグを置くなり、「今日は何をしたんだ、どこに行ったんだ、ほほー、いいねっ、おお、その遺跡の逸話を聞きたいかい? えーっと、今夜はパスタだね、○○チャーン、カメラは持ってるか~い…」と、ものすごい勢いで料理し始めるマシモ。『あのさ、ちょっと座って、お茶でも…』と言いたくなったよ。一日ふらふらと遊んでいた私達よりもテンション高いし。。。

いきなり地図を引っ張り出してきて、説明し始めたマシモ。

マシモのお料理

食のあるところには人が自然と集まって騒いでしまう。だから人が来ると、キッチンっていつもワイワイする。マシモたちの小さなキッチンに、皆がぎゅうぎゅうに集まって楽しかったー。

マシモのお料理

アーティチョークが美味しい時期だったので、サラダを作ってくれました。アーティチョークを生で食べたのは、実はこれが初めてだったヨ。

マシモのお料理

オリーブオイルとバルサミコだけ。しゃりっとしていて美味しいっ。

それから、コレ(↓)も初めて食べた野菜「アグレッティ」。ささっと炒めて新鮮なオリーブオイルと塩コショウだけ〜。癖になる美味しさ!こういうの、岩場に生えていそうなんだけど。。。

マシモのお料理

料理しながらおしゃべりして、味見をしたり、ワインとチーズとパンをいただいたり。このLa Totaってワイン(↓)、まろやかで飲みやすくって、一人で一本いける、って密かに思っていた私…

マシモのお料理

Prosciutto di San Danieleっていう生ハム(プロシュットの特別な種類だって)とメロン。美味しすぎ。

私と相方が、幸せ〜と頬張っているとなりで、相方に何やら説明を始めたマシモの様子。

ましも

ね? 身振り手振りブンブンでしょ? Aww… マシモ。

外食したときはほとんどカメラを持っていなかったので、カスティリオンチェッロのレストランでの写真はなし。La Stazioneといって、駅に併設されたレストランでね、ときどきガタゴトという列車の音が聞こえるこじんまりとした素敵なトコロだったよ♪地元の海でとれるシーフードがいっぱいで、ほんっっっとうに美味しかったのです。でね、普段、魚介類に関してはとてもピッキーで好き嫌いのある相方が、このレストランではなんと「魚のラビオリ」をオーダーしたからびっくり。これがすっごく美味しくて…

私たちのローマでの最後の夕食、フランチェスカがそのラビオリを再現(?)してくれたー!

フランチェスカのラビオリ

オラータっていう魚とアーティチョークのラビオリ。オラータってヨーロッパヘダイだって。ま、北米では手に入らない魚です。

フランチェスカのラビオリ

地中海の魚介類は塩分が高いので、料理するときもほとんど塩を加える必要がないよってフランチェスカが言ってた。とてもシンプルなのに、ぷるぷるでめちゃくちゃ美味しかった。相方は感激して泣きそうに(←本当に)なってた。あははー。

この夜はシーフードいっぱいでね、ささっとボンゴレも作ってくれたよ。カテリナちゃんの大好物なんだって。

ボンゴレ

ベビーチェアーに座っていた頃、ボンゴレのお皿を見ると体を揺すって大喜びしていたそうな。かわいい。味見しだしたらとまらない~。そりゃ、とまらないよね。

ボンゴレそれから、手作りのトマトソースに炒めたイカのこの一品。

イカとトマトソース

こんなにシンプルなのに、どうしてこんなに美味しいの?「めっちゃおいしいっ」って泣きそうな顔する私を見て、マシモたちは笑ってたけど。カナダではこういう魚介類って自分たちで買って料理できないから… 感激だった。

居心地が良くて、毎日がとっても楽しかった〜。フランチェスカ、マシモ、カテリナちゃん、本当にどうもありがとう!Love You! Miss You!!!

マシモとフランチェスカ

素敵な二人♪

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「ローマの休日:食を囲んで」への8件のフィードバック

  1. こんばんは^^
    男子がお料理するのってかっこいー!!
    ワイルドですよ、料理ってシンプルで
    いいんですよねぇ~

    オラータとアーティチョークのラビオリ!!
    これも見た目シンプルですけど
    ゼッタイに美味しいんでしょうね~!
    いいなぁ-^^

    1. フォレさん、こんばんわ〜。
      だよねー、男の手料理。上手下手に関係なく、その作る姿がかっこいいね。
      マシモは料理上手だよ〜。それに手際がいいっ。感心しちゃったよ。彼はじっとできない性格だから、疲れて帰ってきてもまだまだモリモリと働くタイプ。いいなぁ〜。一家に一人欲しいタイプだよ。

      うん、このラビオリは最高だった。こんなにシンプルなのに、どうしてこんなに美味しいの?!って、何か隠し味があるんじゃないかって疑うほどだったよ。
      あぁ〜、帰りたいー。

  2. おいしそー!って画面のこちら側で絶叫(笑)
    イタリア人が作るイタリアン、ってどうしてこんなにおいしそうなんでしょう。
    シンプルなんだけど、そのシンプルさがいいんですよね。
    本場のイタリアン、ぜひ一度食べてみたい!
    どのお料理もほんっとおいしそう。
    そしてそのおいしさの一部は絶対お二人のあったかいハートの調味料ですよね♪

    1. Saoriさん、こんばんわー。
      うーん♡ おいしかったー。誰かに作ってもらえるっていうのと、みんなで一緒に食卓を囲めるっていうのが幸せでー♪
      私なんて、何を作るのもモタモタするんだけど、この二人は手際がいいのっ。それに、疲れているときは気軽に外に出てって、軽食を買ったりできるっていうのも嬉しい。うちの周りにはそういうところないし… 簡単そうに見えるペストひとつとっても、私が作るものの何倍も美味しかったし。マシモの勢いに圧倒されて、ぼーーっと立ちすくんでいると、「ほらっ、写真撮って、で、そのあと卵溶いてよっ」って指導が入りました(笑)。
      二人には感謝してもしきれないです。

  3. 最後の写真、とっても素敵!
    何だか映画のシーンみたい。

    シンプルなのに美味しいって最高だよね〜♪
    同じヨーロッパなのに、ドイツとは大違いだよ。笑
    こんなに美味しいものを食べているのに、
    スタイルが良いフランチェスカさんとマシモさん、
    カテリナちゃんが羨ましいです。

    1. Sachieさん、こんばんわ!
      でしょ? このツーショット、私も好きなんだー。この二人にHugしたくなるでしょ?
      とても魅力的な二人です。
      ドイツの食事ってどんなのなのだろう〜。お芋とソーセージとキャベツっていうイメージしかないけど、きっと他にも美味しいものがたくさんあるよね〜。
      彼らは「プロセスフード」を食べないね。シンプルでもちゃんと材料を買ってきて作ってるし、パッケージフードみたいなのには手をつけない。だから太らないのかな。
      私がイタリアにすんだら、あっという間にころころになってしまいそうだけどー。ほんと、あのペースでワイン飲んだりチーズ食べてたら… 考えるだけで恐ろしい。あはは。

  4. イタリアの家庭料理、うらやまし〜〜持つべきものは友達ですねぇ。特にイタリアに住むイタリア人友達が欲しい・・・
    素材の味を生かしたシンプルな料理、日本と繋がるところがありますよね。あのね、書いちゃいますが、相棒と去年イタリアに行ったとき、レストランで貝のパスタを頼んだ相棒が、パルメザンチーズをウェイトレスに頼んだんですよ。そしたら、断られちゃったの。貝の味を味わうにはパルメザンチーズはかけないほうがいいって。素材の味を生かすっていう感覚ってアメリカ人には少ないかも。何にでも、これでもかーーって感じでいろんなソースをかけて食べる人が多いです。

    1. ボーダさん、こんばんわ〜。
      本当に、私たちって幸せ者です。マシモは相方の長年の友達で、私は便乗して良くしてもらってるんだけど。二人ともとても魅力的で大好きです。
      本当ですね、素材の美味しさを味わうのって、日本の食文化に通じるところがありますね!
      あっははー、貝のパスタ(ボンゴレみたいなの?)にパルメザンをリクエストして断られたの、実は昨日、相方が「こんな面白い小話を読んだよ」って見せてくれたのと全く同じ!今日、相方にボーダさんの話をしたら、ホントにあるんだね、って笑ってました。ほら、この辺りではなんでもかんでもブルーチーズをのせるの流行ってるでしょ?あれもNGなのかな、って思いましたよー。