ローマの休日:てくてく編

ややヘビーな美術館や遺跡が続いたので、今日は軽くテクテクと。

ローマ散策

のろのろペースではあったけど、たくさん歩いたローマ。歩かなきゃ見えないものや感じられないものってあるんだろうね。道の真ん中に立ってみたり、横向きながら歩いたり、立ち止まって見上げたり。そんな風なので、サクサクと進まない私たちですが、私たちなりに満足した歩きっぷりだった。

ローマ散策

カバーしたエリアは、今なら地図を見たらどの道を歩いたか指さすことができる(えっへん)。

ローマ散策

ローマの街って起伏があって、道もややこしい。こうやって一つの通りのように見えるのに、1ブロックごとに道の名前が変わったりする。道の名前が建物に貼りつけてあるので、北米のような標識(ポール+道路名の札)が見当たらなくて最初はオロオロしたっけ。

ローマ散策

窓辺の飾り付けやグラフィッティや店頭の様子が、パッチワークや「ほつれた糸」みたいでね。とても楽しかった〜。

お買いものを全くと言っていいほどしなかった私たち。街にはかわいらしい物がたくさんあったんだけど、見ているだけで気持ちがいっぱいになったもんで。

ローマ散策

次回は少しはショッピングってものをしてみたいな。

きれい。

ローマ散策

なめらかな旋律のような回廊。

そうそう、ここ(↓)の大階段は、合計3階も登ったんだったー。ここを登ると「Basilica di San Pietro in Vincoli / サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会」があるんだよ。聖ペテロが獄中でつながれていたっていう鎖が祀られて(?)います。Vincoliっていうのがチェーンっていう意味なんだって。それから、ミケランジェロ作のモーゼ像もあり☆

ローマ散策

一度目と二度目は、ちょうど教会が閉まっているときにのぼってしまってさ〜。くやしくって、出直してきて登りました。でね、この階段のトンネルの辺りで、実はローマでよく耳にする「ジプシーのスリ」にバッグを半分開けられたっ。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

急な階段の途中、このトンネルの一枚を撮りたくてゆっくりと歩いていると、私たちの後ろに、ぜーぜーはーはー言いながら大きなお腹でしかも子供を抱いている女の人がいたのね。で、彼女の後ろにもう一人女の人がいてさ。私たちが邪魔になっているのかなと思って、道を開けてあげたんだけど、「いいのよ、ちょっと休んでいきますから」みたいなことを言ったのね。で、私たちが引き続き写真を撮るチャンスを待っていると、背中のほうでもぞもぞとしたわけよ。で、はっっっ!!!と見ると、ジッパーが半分開いとるやーん!!!「GET YOUR HAND OFF OF ME!!!」って怒鳴ってしまいました… ま、開かれた方のジッパーに入っていたのは、水とスカーフだけだったんだけど。私に睨みつけられ怒鳴られた二人は、そそくさと後ずさりして消え去りました(エビのように)。きっと、あの妊婦っぽい人のお腹に入っているのは枕だよ。ったく、不届き者。

相方も私もローマの街を歩きながら、ルーフトップガーデンのあるアパートに惹かれました。ガーデンとまでは言えなくても、小さなバルコニーの草花が素敵だった。

ローマ散策

上の方の窓から見える景色を想像してみたり。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

同じ色調(↑)のレンガや屋根の色が好きです。

ローマ散策

素敵だね〜。どんな人達が住んでいるのかなぁと。想像は膨らむばかり。

ローマ散策

切り取った風景が、織物のようだったり、幾何学的だったり、有機的で生きものぽかったり。なめらかだったり、ゴツゴツしていたり、穏やかなものもあればヘビメタっぽいものもあり。

ローマ散策、楽しかった〜。また、歩きたい♪

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「ローマの休日:てくてく編」への10件のフィードバック

  1. イタリアってほんとすごいですね。
    遺跡や美術館に行かなくても、街中全体が美術館や博物館並みの建物で埋め尽くされてて、、、歩くだけで楽しめちゃうんですもの!
    すごく気になった一枚が、お店やさん?の写真。
    中に飾られてるのってイヤリングかしら?
    以前買い物をしたヴィンテージショップのオーナーさんが20年以上イタリアに住んでいた、という事で扱ってる商品もイタリアものが多かったんですが、すごく気に入ったカメオのネックレスを買ったらそれもイタリアのものだ、って言ってたんです。
    そんな訳でイタリアのヴィンテージアクセサリーに興味があって、一度お買い物してみたい、、、なんて思ってたのでした。
    お散歩も楽しいし、食べ物もおいしいし、スリはちょっと怖いけど、でもそれを補って余りある有意義な滞在が出来そうで、やっぱり一度行ってみたいな、と思います。
    それにしてもほんと油断がならないですねー妊婦さん相手じゃこっちも気を許しちゃいますもんねぇ、、、

    1. Saoriさん、こんばんわ!
      普段、あまり歩かない相方でさえ、歩くことが楽しい!って言っていたほどだから〜。よっぽど楽しかったんだと思います。
      イギリスもきっとそうなんでしょうね。ロンドンのような大都市だと、きっと私たちはオロオロしちゃうんだろうけど。
      お店の窓際の写真ですよね? めざといー、Saoriさん!
      あれはヴィンテージのコスチュームジュエリーを扱うお店だったヨ♪ 窓辺に並んでいたものは、普段使えそうなものもあったけれど、中に飾られていたものの中には「舞台の上でどうぞ〜」的なものもありました。SaoriさんやSaoriさんのお母様みたいに、買い物上手だったらなぁ。きっと、ローマで素敵なものをコレクトできたんだろうな。今回はまったくショッピングできなかったー。
      スリが多いことは聞いていたから、全てジッパーのバッグにしておいたけれど、それでも開けられちゃうんだねぇ。感心してしまった。それに、あの妊婦(?)の演技。
      ジプシーに多いんだって。で、チームプレーするらしいよ。イギリスは大丈夫?ちなみに、知り合いでローマに行った人は、ジッパーに安全ピンをつけてバッグに通していたって言ってました。それも使いにくそうだよね〜。

  2. papricaさん、イタリアを満喫なさったようですね。
    夫の親戚がドイツ系イタリア人でフィレンツェに住んでいる関係で、毎年のようにイタリアに行くのですが、まだフィレンツェより南に行ったことがありません。そのうちローマも行ってみたいです。

    1. mayumiさん、こんばんわ!
      私にとっては初めてのヨーロッパだったこともあり、全てが衝撃的でした。カナダに戻って、もうすぐ一ヶ月なのに、まだ余韻が残っている感じです。
      いいなぁ〜、毎年イタリアに行けるなんてっ。羨ましい限りです。フィレンツェからは特急電車がでていて、ローマまではたったの一時間半でしたよ。
      ヨーロッパに住んでいると、気軽に隣国に行けてしまいますもんね。あぁ〜、やっぱり羨ましい〜。

  3. こんばんは^^
    歩かなくては、見えないもの。
    それは自分の住む地域でも同じですよ~
    こんなおうちが有ったんだ、花壇が綺麗だな♪とか!!
    ローマの街並みをみながらゆっくりお散歩
    これは私なんて夢で見ることも叶わないなぁ~(笑
    建物の造りが当たり前ですけど
    日本と全然違くて、色々と感動です^^
    今度は是非、papricaさんの住むビクトリアの
    街並みも拝見したいです☆

    1. フォレさん、こんばんわー。
      本当だよね。車だと見落としてしまうことってたくさんある!私は普段、車よりも自転車が多いし、家の近くはGusと散歩でたくさん歩くから、この辺りのことならすみずみまで(?)把握しております〜。
      ローマの街って本当に大きいから、私たちが見たのってほんの一部でしょ。もっと歩いてみたいところがあったんだけど、それは次回だね〜。
      日本にもまだまだ面白い街並みが残っているところがたくさんあるよね。私は東京をあまりよく知らないから、一度じっくりと散策してみたいなーって思うよ。

      え?ビクトリア? あんまり面白くないよー。家の近所はふつーの家と海だよー。見たい?

  4. papricaさん、こんばんはー!
    ローマの旅、一緒に楽しませてもらっています。
    ローマと聞くと、スリ!って思い浮かべるけれど、やっぱり遭遇したのね。
    未遂に終わってよかった!

    papricaさんのFB、わかったんだけど、メッセージも送られてるんだけどね、
    どうも「FB上でつながりがないため、その他のフォルダに送信されます」って書いてあった。

    1. Cocoさん、こんばんわ!
      お忙しいのに、訪問してくださってコメントまでどうもありがとう〜。
      そうなんよね、スリ。スリが多いっていうのは、いろんな人から聞いていたし、しっかり準備はしていたんだよ。ほーんと、何も取られなくって良かったぁ。彼女たちもガッカリだっただろうね。
      そうそう、相方の友人が、パリですられてたよっ。財布をまるごとね、美術館で。それも、着いた翌日だったらしくて、大変だったみたいですわ〜。

      FBのこと、どうもありがとう!見つけたよっ!私の方からCocoさんにメッセージを送ったら、それと同時にCocoさんが先日送って下さったものが届きました♪
      そちらの方でも、Cocoさんの素敵な生活風景を楽しませていただきますね♪ あ、CocoさんのFBの情報(?↑↑)、プライベートだと思うので消しておきますね。

  5. 前回読んだ記事の次から順に見てきたので
    >ややヘビーな美術館や遺跡
    のところで、クスりと笑いましたー
    大きな歴史的建造物には圧倒されるし素晴らしいとは思うけれど、
    目から脳に行く間で溢れちゃう…

    イタリアンカラーと言うぐらいだから、街ももっともーっとビビッドな色で
    溢れてるのかと思っていたのですが、街全体はシックなトーンなのかな。
    アスファルトや新しい金属が見えない街というだけで憧れます。

    1. a-ki_laさん、こんにちはー。
      そうなんだよね。脳が情報をプロセスするのにもリミットがある!オーバーロード!ぎりぎりまで頑張ったよー。
      ビクトリアにもどって1ヶ月、ようやく気持ちも落ち着いてきた感じ。あはは。
      うん、ビビッドなエリアもあったけれど、ローマでは色あせた淡い感じの色が多かったかな。ルッカの方が鮮やかに見えたりしたのは、光の加減かもしれない。夕焼けに照らされると、あせたオレンジが妙に鮮やかだったりしたよ。
      いつか東京の街をゆっくりと歩いてみたいよー。その時はアドバイスよろしくねん♪

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