ロブスターでお祝い

土曜の夜、二人でささやかにお祝いをした。

主役はこの方々。

lobster dinner

4月はGusと相方の誕生日、数週間後に私の誕生日なので、春を感じながら新しくペンキを塗った部屋で、ロブスターとシャンペンでお祝いしようと前から決めていた。

朝、スーパーに行って、生きているのを生きたまま夕方までリザーブしてもらった。生きているものをこうして料理するの(茹でるの)は、キレイごとを言うわけではないけれど、心が痛む。実際に動いているものをお湯に入れることに罪を感じるのだけど。ごめんなさい、ありがとう、いただきます。といってポトリ。

とてもシンプルな夕食。サラダは木のボールにニンニクをそのままこすりつけ、レタスをいれ、オリーブオイルをたらして絡ませる。食べるときにほんの少しバルサミコを加えて。コレがとっても美味しい。

lobster dinner

出たばかりのNew Potato。小さな新じゃがですね。スチームしてバターを絡め、パセリとチャイブを加えただけ。

そして主役のロブスターさんたち。

lobster dinner

前回、こうしてロブスターを食べたのって、多分、2年か3年前の大晦日だった。ただ湯がいただけのものです。溶かしたバターをディップにして。何も付けなくても十分甘くて、本当においしかった。日本のように色んな魚は手に入らないし、お刺身なんて食べることめったにないので、こうしてついさっきまで生きていたものを口にすると、私の日本人の味覚が震えるように喜んでいるのがわかる。

lobster dinner

そして、久しぶりのシャンペンも、とっても美味しかった。ドライで、とても爽やかで、香りが良い。ロブスターの濃厚な海の甘みにとても良く合う。春の丘の上で、かすかな春の甘い香りを楽しみながら、まだ少し冷たい風が肌に心地いい、そんな感じの夕食だった。

もちろん。このあとには、相方リクエストの「超甘ったるい北米特有の」ケーキをたべましたヨ。白いスポンジに、白いバタークリーム。3層仕立てで、間に挟まっているのも一つはバタークリーム、一つはカスタードクリーム(←この部分だけ好きです、私)。相方は嬉しそうだった。コレこそ、Taste of Nostalgia、なんだって。

食べきれず、残ったロブスターの身を使って、朝ごはんにスクランブルエッグを作ってくれた。これもとっても美味しかったよー。

lobster breakfast

ロブスターとカニだったら、私はカニ派だ。ってずっと言ってきたけれど、今回のロブスターディナーでロブスター派に乗り移りそうだった。相方はロブスター派。ロブスターの強みは、身をちみちみとほぐしだすのに専念する必要がないこと。しっぽのところだって、ハサミのところだって、大きな身がぷるんととれるから、ゆっくり味わって食べながら、会話だってできる。カニを食べていると皆「しーーーん」とするもんね。

お天気も最高で、日向での草むしりでは汗もかいた。初夏を感じるビクトリアの週末だった♪

さてさて、また一週間!美味しいもの食べたし、がんばろ〜!

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「ロブスターでお祝い」への22件のフィードバック

  1. いいね、静かでリラックスした感じのお祝い。美味しいそうな写真から、心地よい感じが伝わってくる感じ。北米の超甘いケーキ、小さなく切ったものを1個だけ食べたいな。春がギュッと詰まった明るい楽しい1週間でありますように!Gusちゃんによろしく 🙂

    1. Sachieさん、いつもコメントをありがとうね♪
      お天気がとっても良くってね、それだけで気持ちがのほほ~んとしたよ~。
      手の込んだお料理じゃないけれど、特別なごちそうでした☆ 甘ったるいケーキね、コレも慣れると食べれるようになるんだってば。それが怖いよ。
      日本ではいまどき、バタークリームのケーキなんて売ってないんじゃない? そちらはど~お? 
      今日も快晴!ぽっかぽか。みんなニコニコしてるよ~。Sachieさんも良い一週間を!

  2. シャンペンにロブスター♪♪
    なんてオシャレなディナー。
    とっても美味しかったんだろうなぁ。
    いいなぁー、お料理上手、羨ましいです。
    ロブスター、食べたことないんだけど、読み進めるうちに、生唾出てきてゴクリ。
    食べてみたーい♪♪

    ともあれ、お誕生日をゆっくりお祝い出来て良かったねー。
    明日からまた頑張ろうねー。

    1. chamjamちゃん、こんにちわー。
      そうやねぇ、聞こえは良いね、オシャレなディナーって感じ。
      でもね、お料理ってよべるものではないんだよ。沸騰したお湯にロブスターを入れただけだもん。
      生魚を食べて育ってきた日本人にとっては、新鮮な素材を味わうと味覚がぷるぷる震えるんよねー。ほら、美味しい鯖の塩焼きもさ、身に染みこむような美味しさだったでしょ? いいなー、塩さば。

      うん。ゆっくりがいいわー。ただ怠惰なだけなんだろうけど、気をはらずにのんびりがいいどす。
      学校、がんばってねーん。

  3. Gusくんと相方さん、お誕生日おめでと~です。
    シンプルなものこそ、ご馳走な気がします。
    でも私はロブスターよりカニ派だなぁ。ロブスターとか
    オマールエビとか伊勢海老とかザリガニとか苦手です。

    お中元で活き車海老をもらい、親の目を盗んでこっそり
    エサやって飼ってたのはン十年前のこと。途中でバレて
    茹で釜の刑に処せられました・・・食べられなかった、
    さすがに。名前まで付けていたのに!!

    1. 真木さん、どうもありがとう~。
      ふふっ。真木さんはカニ派でしたか。私もどっちかを選べと言われたら、やっぱりカニに手が伸びるなぁ。
      エビは新鮮なものは大好きだけど、ほら、おせちに入っている海老とか、あれを見て「わーい海老だっ!」って喜んだことないし。お寿司屋さんの握りの上に載ってる開いた海老もいまいちだし。ザリガニなんていやだー!コレこそペットだったよ(昔、ザリガニ学校を開設しておりました)

      お中元の車海老… 生きてたの?! それをペットにしちゃう真木さん、すごすぎー! よっぽど新鮮だったのね。
      そりゃ、食べられないよ… 車海老を見るたびに思い出す「彼」。。。なのかな。

  4. マカロン より: 返信

    papricaさん、お久しぶりです。相方さんとGUSくん誕生日おめでとうございます。papricaさんも来月なんですね。シャンパンはオレンジラベルがみえるのでどこのだろう?と想像してました。
    ロブスターは豪華~。生きたままリザーブっていいですね。ブルターニュの方では青いロブスターが名物で、でも遠い場所なのでいつか食べてみたいものです。
    私は今までたことしらすの踊り食いをしたことがあるので、papricaさんにはひかれてしまいそうだなぁ。日本人の味覚を揺り動かすものに海外で出会えるとうれしいですよね。

    1. マカロンさん、こんにちわ!
      どうもありがとうございます。春は誕生日が多いです~。知り合いにも多いし、家族の中でも春生まれが多くって。
      目ざとい、マカロンさんっ! このシャンペンはね、ヴーヴ・クリコだよー♪ そちらで買ったらずっとずぅっと安いのでしょうけれど、カナダでは高い方のシャンペンの域にはいってます。ちなみに$75くらいです。なので普段しょっちゅうは飲めないです。美味しかった~。

      青いロブスター?! へぇ~! でも湯がいたらそれも赤くなるのかなぁ。
      あ。。。踊り食い。私はまだ試したことがないです。でも、昔、知り合いが韓国で生きたタコの足を食べて大変だった!って言ってました。吸盤が口の周りにへばりついたーっ!って。しらすは試してみたいけれど、タコはちょっとこわいかなぁ。
      マカロンさん、お料理楽しんでいますか?

      1. マカロン より: 返信

        ふっふっふ、やっぱりヴーヴクリコでしたか。そこではたらいたことがあるので、私のお気に入りのシャンパンです。こちらでは33ユーロくらいで手に入るのでかなり違いますね(75ドルはカナダドルですか?)。

        青いロブスターは体の一部が青いんですよ。茹でると赤くなっちゃいますけどね。
        タコは私も大変な思いをしました。これ飲み込んだら喉にへばりつかれてしぬ?とも思いましたよ。しらすも喉をぴちぴちしながら流れてくので新鮮な気分ですよ。

        仕事でテニス肘悪化して今月でやめることにしました。療養するため家でも料理を少し控えめにするのですが、痛くない範囲で楽しみます。こねないパンの生地でピザをつくろうと考えてます。これなら手も痛くない!

        1. マカロンさん、おはようございまーす!
          あ、おわかりでした? あのラベルでわかっちゃったかな。とてもドライで爽やかで大好きです。(がやっぱり高いのでたまーにしか飲めませんね)
          75ドルはカナダドルです。そちらでは33ユーロ… 換算したらやはり2000円ほど安いですよねぇ。いいなぁ。

          いーやーだーっ!タコの吸盤が喉の奥にへばりつくなんてっ。うーむ。色んな物を食べてみたい好奇心はありますが、口の中で動くものを噛んだりするの。。。抵抗ありますね。

          テニス肘?! 検索してしまいました。 繰り返しの作業も続くと良くないのですよね。
          どうかゆっくりと療養してくださいね。早く痛みがとれますように。あ、こねないパン、いいですね!私も今週末に作ってみまーす!

  5. わ~美味しそう!刺身はなくてもこんなに新鮮なロブスターが食べれるなんて・・・日本じゃほぼ無理ですからね。カナダまで食べに行きたくなるほど、羨ましい!
    新ジャガのサラダもよだれが出そう。ジャガイモ大好きですから。他にシャンペンもケーキもですか・・・ご一緒したかった(笑)
    ところでGus君はどんな御馳走に与ったのかな?

    1. ヤングさん、こんにちわ!
      ロブスターはやっぱり東海岸のほうが安くて大きくて新鮮なものが手に入るそうですよ! この日食べたロブスターも東から送られてきたものらしいです。
      私は日本の魚介類の豊富さが恋しいです。小魚とか背の青い魚とか、こちらでは手に入らないから。
      ヤングさんが夕食に参加してくださったら、色んなお話を聞けて盛り上がるだろうな~! 
      でも、ケーキの甘さにはびっくりされますよ。強烈なバタークリームです。相方にとっては、アノ味が子供の頃のお祝い事の味なんだそうです。
      Gusはパンのはしきれをもらってました(笑) それでも少し参加できたので嬉しそうでしたよ~。

  6. もうすぐやってくる日のために
    ハッピー・バースデー

    1. asoboさん、どうもありがとう!
      私の誕生日も晴れるといいなー。それだけで十分です。

  7. papricaさん家のみなさん、お誕生日おめでとうございます!
    おめでたいことが続くんですね。
    今月はとってもハッピィな月ですね♪

    ロブスターとってもおいしそうです!
    カニですらもう何年も食べていないので、とっても羨ましい、、、
    生きたままのロブスターをさっと調理してだなんて、すごい新鮮ですね。
    食べてみたい、、、

    旦那様のお好きなケーキ、写真見たかったなあ(笑)
    すごく甘そうだけど、子供のころの思い出が詰まったケーキ、私もぺろりと食べられそうな気がします。(バタークリームが好きなんです~!)

    1. Saoriさん、どうもありがとうございます!
      そうなんです~、春は誕生日が多くって。誕生日もだけれど、おばあちゃんや義母さんの命日などもあり、複雑な気持ちになったりしますよー。

      コチラには色んな魚の種類はないので、カニとロブスターは特別な日の夕食チョイスですね♪ 今の時期、一匹のロブスターが$17で、決して安い買い物ではないのですが、レストランで同じものを同じ量たべて、シャンペン頼んで…って思うと、家でこうして食べるほうがずっと経済的だし、飲んだあとソファーに寝転んでうだうだできるし♪ お家でレイジーレストラン気分(?)でした。
      あ。。。ケーキの写真、見たかったですか?名前がでーんとのっていたのでパスしたんです。
      えーーーっ、Saoriさん、バタークリームお好きなのー? 意外な一面… とにかくまったりねっとりしつこい甘さ。でもそれがいいんだそうです。バタークリーム派に言わせると、そんなものなのでしょうか?

  8. Gusと相方さまの お誕生日おめでとうございます~(^-^)/
    papricaさんも もうすぐなのですね。

    ロブスターもカニも どちらも好物です。
    私も生きているエビなどを調理するのが苦手ですよ。
    活けエビだと 静まるまで待たないと 料理できません(笑)

    画像から おいしさが伝わってきますよ~

    1. nonさん、こんにちわ!
      どうもありがとうございます。私ももうすぐまた歳をかさねます~。
      ロブスターの身の食感はぷるぷるして歯ごたえもあっていいですね!甘みもあるし。どちらかを選べといわれたら、私はやっぱりカニかなぁ。
      コチラでは日本で言う甘エビのような海老が採れるのですが、それは採ってすぐに頭を捻ってちぎり落とすんです。最初はびびりましたが、最近では慣れました。。。
      年に一度あるかないかのロブスターの夕食だったので、覚書にアップしてみました♪ 次はいつ食べれるかなー。

  9. harubocchan より: 返信

    おめでとうございます〜〜♪
    このお祝いディナー、すごく憧れる。
    シンプルなようでこだわりがところどころに感じられる。
    塗り立てのペンキのお部屋もいいね。
    すごく素敵な雰囲気が伝わってくるよ〜。

    1. harubocchanさん、こんばんわ!
      どうもありがとうねー。
      えへえへ。。。シンプルな様で、シンプルなんだよ。でもさ、新鮮な素材をこうして味わうことができるのって、贅沢よね〜。
      ほんと、ありがたいなぁって思ったよ。おじゃがも出たばかりの新じゃが(小さいの)だったので、蒸かしただけなのに甘かった。
      ずいぶんかかったけれど、ようやく部屋も落ち着いてねー。気持ちもスッキリ。やっぱり家が散らかっていると、気持ちも落ち着かないんだね。
      はる坊ちゃん、二年生生活、頑張ってる?

  10. おいわいおめでとー!!!!
    ロブスター、本当に美味しそう。むかし池田満寿夫さんとパートナーさんが、これが一番のご馳走と言って、巨大なロブスターを活きたまま大きな鍋に入れ、レモンをかけてシャンパンで食べてたのがほんとうに印象に残って、それ以来憧れてるのーーー。まだそういう食べ方にありついてない。。。。いいな。ポテトもサラダも美味しそう。素材がいいとシンプルな食べ方が一番よね。

    1. tomさん、どうもありがとう!
      ローマ、ヴェネツィアの旅のお話、もっと聞かせてねー。いいなぁ、ヴェネツィア。でも、この時期でも人が多いのねー。
      おおぅ。ロブスターにレモンをかけて! それGood Idea!! 次回(何時のことになるかわかんないけど)はレモンで試してみるっ。
      ここには色んな種類の魚がないし、こういう生きたものを調理していただけるのって何よりの贅沢です。魚の種類というと、tomさんのシチリアの旅のことを思い出すよ。豊富だったよねー。
      カナダのお野菜の旬っていうの、イマイチよくわかんないけど、春に出る新じゃがは確かに甘くて美味しい!