ローマでの最終日

ローマの休日、最終リポートっ。
ちょうど1ヶ月前の今日が、私たちのローマ滞在の最終日でした。まるまる1ヶ月かけてリポート書いてる私って…んもうぅ。 長々と付き合ってくださって、どうもありがとー。

最終日は土曜日で、フランチェスカはカテリナちゃんの学校行事で忙しかったので、マシモが車で眺めの良いところ巡りに連れて行ってくれた♪ マシモのスリリングな運転にもすっかり慣れてしまって、Go!Go!!!と遊園地のアトラクションを楽しんでいるかのような私達でした。

アヴェんティーノの丘

「アヴェンティーノの丘」はローマの七丘の一つ。一番南にある丘で、「アヴェンティーノ」という名の通りオレンジの木にあふれた公園があり、素晴らしい眺めを見ることができるよ。

アヴェんティーノの丘

結局行かなかったサン・ピエトロ大聖堂のクーポラもきれいに見えた。こうして見ていると、ローマって緑が多い。うまく写真に取れなかったけれど、↓の写真の左のほうに写っているのは、背の高い「マリタイム・パイン」っていう松の木。ひょろ〜っと背が高くて、上の方にモコモコとブロッコリのように緑がしげる松の木の形が面白くて、とても気になりました。

アヴェんティーノの丘

急な傾斜の丘のふもとにを流れるテヴェレ川も見えたし。

アヴェンティーノ

ぐるっと見回して、残り6つの丘があることを確認し、ローマの街は盆地にあるんだな、と納得。

アヴェンティーノの丘の辺りは二世紀頃から裕福な人達の住むリッチなエリアだったんだって。一時期廃れたものの、19世紀に裕福な人達が舞い戻ってきて、今もローマの高級住宅地の一つだそうな。立派な庭のある一戸建てが丘の斜面に建ち並んでいたよー。

公園を出たところでヒタヒタと水を溢れさせていた噴水。私が見た中で一番貫禄のある「噴水おじさん」だった。カッコイイでしょ。鳩ではありませんが、ざばざば顔をあらいたくなるほどきれいな水。

アヴェンティーノの丘の噴水

アヴェンティーノの丘には5世紀に建てられた「サンタ・サビーナ聖堂」がある。形的(?)にはピサの大聖堂やサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂に似ているんだけど、サンタ・サビーナは中に入るととても簡素で明るい。明かり窓はガラスではなくて「透明石膏」だそうです。へぇ~。なんだか清々しい気分になれる聖堂でした。

サンタ・サビーナ聖堂

この聖堂の木製の扉は18枚のパネルからできていて、聖書の各場面が描かれているんだって。

サンタ・サビーナ聖堂

その中の一枚「キリストの磔刑(たっけい)」を描いたもの(左の一番上)は現存する最古の図像の一つとして有名なんだってー(Wikiより)。

この後、もうひとつの丘「ジャニコロの丘」にも連れて行ってもらった。

パウルスの泉

丘の上にはローマの街を見下ろすように立ちそびえる「パウルスの泉」。「トレヴィの泉」と同じく水道の終点を表すものだそうです。両脇には「ボルゲーゼ家」のシンボルであるドラゴンと鷹のデザインもあり。トレヴィの泉とは違って、ひっそりとしていたよ。しっかし、こんな高い丘の上まで水を引いてくるなんて…しかも、今でも水が流れ続けているなんてね。

丘を降りた後、マシモもまだ行ったことがない「Campo Cestio」という墓地に行きましたー。

カンポチェスティオ

横断するのも怖い様な大通りの裏側、こんなところに?!というところに入り口があり。門をくぐると、都会の中のオアシスのようにひっそりとしていたよ。

カンポチェスティオ

この墓地には、カトリック教徒ではない人のみが眠ることができるんだって。墓地を囲っている大きな塀の一部は、過去の城壁。不思議なくらいひっそりとしていて、壁の向こうのクレイジーさを忘れさせるほどでした。

カンポチェスティオ

相方とマシモが探していたのが「アントニオ・グラムシ」のお墓。イタリアのマルクス主義思想家、イタリア共産党創設者の一人。獄中で書いた30冊以上の「ノート」がその後の思想家に大きな影響を及ぼしたんだって。

実は、この知る人ぞ知る様な小さな墓地に、トラベルガイドやテレビ番組で有名な「Rick Steves」がいた!びっくりしたー。何を隠そう、私もリック・スティーブズのガイドブック持ってるもん。テレビで見るよりも背が高くて、よく日に焼けていて、太って見えた。あはは。

ローマの道

コレほどまでに五感を芯から揺さぶられたのって、今までになかった!って感じた旅だった。街を歩きながら、これだけの歴史建造物を維持していかなきゃいけないローマって、言ってみれば「ハイメインテナンスな街」だな、と思った。噴水を見るたびに、たくさんの泉の水が、いつまでも流れ続けますようにと願った。

そうそう、今朝のニュースで、ローマの地方選ではべルスコーニ派が惨敗したそうな。マシモとフランチェスカも喜んでた♪ 良かったねっ。

ローマ

また、近いうちに会いましょう、ローマ♪ Bacci!!!!!

おしまいっ!(わーい!終わったー。どうもありがとー!)

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“ローマでの最終日” への6件の返信

  1. 旅行記どうも有り難うございました〜。
    自分が歩いた道、まったく存在すら知らなかった場所、行きたかったけれど行けなかったところ、いろいろなローマの姿をPapricaさんの写真と解説で楽しめました。
    いろいろ勉強にもなりましたよ。
    私もローマの街の木に目が行きました。ローマはヨーロッパなのに、サバンナのような木がある・・・と思ったのですよね。
    素敵な思い出ができてよかったですね♪

    • Kanaさん、コメントありがとうございます!
      解説だなんて… そんなそんな。行く前にきちんと予習をしていかなかったので、帰ってきて写真を見ながら復習しました。あはは。
      かじりだけの逸話を読んだりしながらも、ローマの歴史についてもっと知りたいって思いました!文化史や美術史も、もっと色々と知っていたらもーーーっと楽しめたのにって、少し悔しかったので、少しずつ訪れたところの歴史だけでも読んでみようと思ってます。
      そうそう!kanaさんも、あの背の高い松の木、目についたでしょ?不思議だよねー。トスカーナの海岸沿いにもね、あの松の木がいっぱいあって、パインナッツもたくさんとれるんだって。
      刺激をたくさんもらったので、また近いうちに遊びに行けるように頑張らなきゃー。

  2. もう終わりなんですねT_T
    毎回更新されるたびにすごーく楽しく読ませてもらっていたので、とっても寂しい気持ちです。
    きっと実際に行かれていたpapricaさんは最終日もっと寂しかっただろうなぁ、、、
    こんな楽しい滞在だったのも、親しいお友達がいたからこそですよね。とっても羨ましいです。
    ローマのあちこち、しかも普通の観光では行かないような穴場までじっくり見せてもらって、記事を読んだ私も一緒に観光した気分になりました。
    ああ、やっぱりいつか行きたい!これを生で見たい!
    papricaさん、楽しい旅行記ありがとうございました♪

    • Saoriさんっ、毎回コメントまで残してくださって、本当にありがとうございました〜。
      長かったよね… 最後までお付き合いくださって… しかも寂しいだなんて、嬉しいなぁ。
      私の最終日は「寂しさ」は確かにあったけれど、幸せで胸がいっぱいっていう感じでした。それに、Gusのことも気になっていたので、そろそろ帰らなきゃ行けないなっていう気持ちもあったよ。
      帰ってきてから、イタリアのことを思って放心状態だったけどねー(笑)。マシモとフランチェスカには、本当に良くしてもらって。彼らがいたから、こんなに素敵な思い出ができました。
      イギリスからイタリアは、そんなに遠くないよっ。お子ちゃまがもう少し大きくなったら、是非是非!!
      ああ〜、私もヨーロッパに住みたいです。うえぇ〜ん。

      ほんと、Saoriさん、こちらこそ最後までどうもありがとうございました!!!

  3. 自分ではきっと行かれないであろうヨーロッパ。<ヒコーキがこわい
    堪能しました。
    サンタ・サビーナ聖堂!これが簡素に見えるほど、
    他がゴージャス&デコラティブだったね。その「濃い」モチーフもみな
    歴史や宗教に基づくんだから凄い街だわ、ローマ。
    ↓ お友達ご夫婦のショット、じーんとしました。

    • 飛行機そんなにこわいの? 全然だめ? 恐ろしい経験をしたわけでもないのにだめ?  
      国内線で練習して、徐々に距離を伸ばしてみるとか〜。どうでしょ。なんだかもったいないな。
      という私も飛行機はあまり好きじゃないけど。お尻がいたくってー。
      今回の旅では、教会の数とバラエティとそのひとつひとつに注がれた「富」に感服しました。
      キリスト教の歴史をよくわかっていない私がみても、楽しめたよ!
      ツーショット、いいよね。とても魅力的な二人です。

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